7.4.1 ブレークポイントの設定を行うには、デバッグ・ツールへの接続とプログラムのダウンロードを行った状 態で行います。
7.4.2 ブレークを設定する行の左の列をクリックして、ブレークポイントを設定します。
SFR の内容が表示されます。
クリックすると、
ブレークが設定されます。
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8 フラッシュメモリへの書き込み
Renesas Flash Programmerを使用することでフラッシュメモリへのHEXファイル書き込みが可能です。
また、セキュリティIDを忘れた場合や、フラッシュメモリに意図しない値を書き込んでしまいデバッグができなく なってしまった場合などにRenesas Flash Programmerを使用してフラッシュメモリを消去することが可能です。
フラッシュメモリを消去することによってセキュリティIDやオプションバイトを全て"FF"に設定することが出来ま す。
8.1.1 RL78/G14 Stick のジャンパを以下のように設定します。
8.1.2 RL78/G14 Stick を PC の USB へ接続します。
8.1.3 ウィンドウズのスタートメニューから、「すべてのプログラム」→「Renesas Electronics CubeSuite+」→「書 き込みツール」→「Renesas Flash Programmer Vx.xx」→「Renesas Flash Programmer Vx.xx [Basic mode]」をクリックして、「Renesas Flash Programmer」を起動します。
8.1.4 「ようこそ」画面が表示されますので、「次へ」をクリックします。
ジャンパ 設定
J6 1-2 ピン接続 J7 1-2 ピン接続 J8 1-2 ピン接続 J9 1-2 ピン接続
J3 接続
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8.1.5 「新しいワークスペースの作成」画面が表示されるので、下記のように設定を行い、 次へ をクリッ クします。
8.1.6 「通信方式の選択」画面が表示されるので、「使用ツール」タブを選択して RL78/G14 Stick が割り当て られている COM ポート番号を選択し、 次へ をクリックします。
マイクロコントローラ
→ RL78
使用するターゲット・マイクロ コントローラ
→ R5F104LE
ワークスペース名→ test (任意)
作成場所→ 初期設定 (任意)
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8.1.7 「電源設定」画面が表示されるので、「ユーザー電源の情報」の電圧値が、「5.00」V であることを確認し て、 次へ をクリックします。
8.1.8 「設定情報一覧」画面が表示されたら、 完了 をクリックします。
これでワークスペースの作成が完了しました。引き続き、書き込み設定を行います。
- 59 - 8.1.9 メイン画面の 参照 をクリックします。
8.1.10 「ファイルを開く」画面が表示されるので、
「C:\TKRL78\RL78G14Stick_Demo\programming\YRPBRL78G14_Stick_Demo_SW.mot」を開きます。
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8.1.11 メイン画面の スタート をクリックして書き込みを開始します。
8.1.12 下記のように「正常終了」が表示されれば完了です。
プログラムの書き込みが完了しました。
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8.1.13 メニューバーの「ファイル」→「終了」または をクリックして、CubeSuite+を終了します。
8.1.14 次回からの起動は、「ようこそ」画面の「前回作成したワークスペースを開く」または、「作成済みのワー クスペースを開く」を選択すれば、ワークスペースの作成の手順を省略することができます。
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9 困ったときは
本章では、トラブルに関して対処方法を説明します。