2
基 本 操 作
2
基 本 操 作
TFTP によるダウンロード / アップロード
1 Manager レベルでログインします。
IPモジュールを有効にして、VLANインターフェースにIPアドレスを割り当て ます。
Manger > enable ip
Manger > add ip interface=vlan1 ipaddress=192.168.10.1 mask=255.255.255.0
2 TFTP サーバーに対して PING コマンドを実行して、TFTP サーバーとの通信 が可能かを確認します。
Manager> ping 192.168.10.100
ダウンロード
3 ファイルをダウンロード(TFTPサーバー→本製品)する場合は、LOADコマン ドを使用します。
Manager > load destination=flash file=test01.cfg server=192.168.10.100
4 SHOW FILEコマンドを使用して、正常にダウンロードされたかを確認します。
ダウンロードするファイルと同じ名前のファイルがファイルシステム上に存在す ると、ファイルをダウンロードすることができません。DELETE FILEコマンド でファイルシステム上のファイルを削除してからダウンロードしてください。
アップロード
3 ファイルをアップロード(本製品→TFTPサーバー)する場合は、UPLOADコマ ンドを使用します。
Manager> upload file=test01.cfg server=192.168.10.100
TFTP サーバーによってはファイルのクリエイト(作成)ができないために、
アップロードに失敗する場合があります。このような場合、ファイルがアップ ロードされるTFTPサーバーのディレクトリに、あらかじめアップロードされ るファイルと同じ名前のファイルを作成しておいてください。
2
基 本 操 作
Zmodem
本製品は、Zmodemプロトコルを内蔵しているため、ターミナルポートに接続され ているコンソールターミナルからファイルシステムへのダウンロード、ファイルシ ステムからコンソールターミナルへのアップロードが可能です。ファームウェアファ イル、パッチファイルに関しては、ダウンロードのみが可能です。
ここでは、ターミナルソフトとして Windows 95/98/2000 のハイパーターミナル を使用する場合を説明します。
使用コマンド
LOAD [METHOD=ZMODEM] [DESTINATION={FLASH|NVS}] [FILE=filename]
[ASYN=asyn-number]
UPLOAD [METHOD=ZMODEM] [FILE=filename] [ASYN=asyn-number]
パラメーター
DESTINATION : デバイス名。
FILE : ファイル名。1 〜 8 文字のファイル名と 1 〜 3 文字の拡張子で指定 します。大文字・小文字の属性は無視されます。
SERVER : ホスト名またはIPアドレス。TFTPサーバーのIPアドレスを指定し ます。DNSサーバー参照の設定が行われている場合は、ホスト名に よる指定が可能です。
ASYN : ターミナルポート。ASYN=0 を指定します。
ダウンロード
1 ハイパーターミナルを起動し、Manager レベルでログインします。
ファイルをダウンロード(コンソールターミナル→本製品)する場合は、LOAD コマンドを使用します。
Manager > load method=zmodem asyn=0
2 画面に「・・B00000...」というような表示がされたら、ハイパーターミナルの
[転送]メニューから[ファイルの送信]を選択します。「ファイルの送信」ダ イアログボックスでファイル名を指定し、プロトコルは「Zmodem」を指定し ます。
3 [送信]ボタンをクリックして、ファイル転送を開始します。
2
基 本 操 作 アップロード
1 ハイパーターミナルを起動し、Manager レベルでログインします。
ファイルをアップロード(本製品→コンソールターミナル)する場合は、UP-LOAD コマンドを使用します。
Manager > upload method=zmodem file=test01.cfg asyn=0
2 ハイパーターミナルは自動的にファイル受信を開始します。
ファイル転送が正常に終了すると、画面に「Operation successful.」と表示さ れます。