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パフォーマンス学概論

ドキュメント内 パフォーマンス教育プログラムの詳細 (ページ 154-162)

ねらい

〇パフォーマンス教育プログラムがどのような理論的背景を持っているのか知ってもらう

〇なぜパフォーマンス学が保育者と保護者の関係構築の手伝いをすることができるのかを 知ってもらう

はじめの教示

プログラムの実施に先立って、パフォーマンス学とは何か。また、パフォーマンス学が保 育者の皆様にどのようにお役に立てるのかということを少しお話させていただきたいと思 います。レジュメを使い、10分程度でお話させていただきます。

道具

①レジュメ

方法

レジュメを使用したガイダンス

①パフォーマンス学とは

②パフォーマンス学の概念

③保育者のパフォーマンスとは

(合計10分)

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プログラム 1

降園場面でどのようにアイコンタクトを行うか ねらい

〇アイコンタクトが相手に及ぼす効果について知ってもらう

〇保護者とのコミュニケーションの工夫のひとつとしてアイコンタクトを使用するという 意識を持ってもらう

〇場面に関わらず会話全体の43%のアイコンタクト量を保てるように練習してもらう

はじめの教示

他人と話をするときの工夫として「目を見て話すことが大切である」ということはよく耳 にするのではないでしょうか。詳細は後述しますが、人と人との関わり場面では、アイコン タクトの影響はとても大きいものです。この度は、アイコンタクトの影響がどのようなもの か、体験やガイダンスを通して皆様に改めて確認していただきたいと考えています。

練習前の教示

これから、保護者とより良いコミュニケーションをとるための工夫のひとつとして、アイ コンタクトの練習を行います。練習では、主にグループワークで、映像を用いた体験やロー ルプレイを中心に行っていただきます。体験やロールプレイが終わったら、グループごとに 振り返りをしていただきます。その際、会話をしていて感じたことや、気づいたことを互い に共有してください。

準備

①メモ欄付き台本

②影像データ

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方法

A.視線の影響を体験する

① メモ用紙を配布する(1 分)

② 「相手を見すぎる話し手・相手を全く見ない話し手」の影像を見てもらう(2 分)

・「気付いたこと」「感じたこと」はメモをとってもらうことを伝える

・各影像を見て、また二つの影像を比べてみた時に「気づいたこと」「感じたこと」は メモをとるように伝える。

・視線の量が異なる会話場面の影像を 2 つ見てもらうことを伝える。

③ 影像を見て「気づいたこと」「感じたこと」を隣の人と話し合ってもらう(2 分)

・各映像を見てどうだったか、比べてどうだったかを話し合ってもらう。

④ 話し合った内容について数名に発表してもらう(1 分)

(6 分)

B.ガイダンス

① レジュメを使用して「眼差しの効果」「日本人のアイコンタクトの平均」についての説 明を行う(5 分)

② 1 分間に 43%のアイコンタクト量を体験してもらう(1 分)

(6 分)

C.会話全体の 43%のアイコンタクトをする練習

C-1 音声に合わせて会話全体の 43%アイコンタクトをする練習

① 近くの人と 3 人組でペアを組んでもらう(2 分)

・じゃんけんをしてもらい、一番初め勝った人は保育者役、2 番目に勝った人は保護 者役、負けてしまった人は観察者役になることを伝える

・トレーナーはメモ用紙を配布する

② 「日中の子どもの様子を保護者に伝える場面」について音声に合わせてアイコンタクト を行う練習をする(1 分×3 セット 計 3 分)

・保育者役はトレーナーの合図に従い、アイコンタクトを行う

・保護者役は普通に応答して良いことを伝える

・保護者役の視線は出来るだけ保育者役の目に送るように伝える

・観察者役はロールプレイの様子を見ていて気付いたことをメモするように伝える

・各自ペアを交代し、保育者役・保護者役をどちらも体験してもらう

・練習中に「気付いたこと」「感じたこと」はメモを取ってもらうように伝える

・トレーナーは会話全体の 43%になるように合図を送り、アイコンタクトを促す

③ 練習で気づいたこと、感じたことについて話合ってもらう(2 分)

④ 話合った内容について数名に発表してもらう(1 分)

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C-2 台本を使って会話全体の 43%アイコンタクトをする練習

① 「日中の子どもの様子を保護者に伝える場面」のロールプレイを、台本を使用して行う

(文に慣れる時間 2 分,1 分×3 セット計 5 分)

・保育者役は台本の指示に従いアイコンタクトを行う

・保護者役は普通に応答して良いことを伝える

・保護者役の視線は出来るだけ保育者役の目に送るように伝える

・観察者役はロールプレイの様子を見ていて気付いたことをメモするように伝える

・各自ペアを交代し、保育者役・保護者役をどちらも体験してもらう

・練習中に「気付いたこと」「感じたこと」はメモを取ってもらうように伝える

② 練習で気づいたこと、感じたことについて話合ってもらう(2 分)

③ 話合った内容について数名に発表してもらう(1 分)

C-3 保育者・保護者・子どもの 3 者関係の場面で保護者と会話全体の 43%アイコンタ クトをする練習

① レジュメを使用して、降園場面の視線についてのガイダンスを行う(2 分)

② 「日中の子どもの様子を保護者に伝える場面」のロールプレイを行う(1 分×3 セット 計 3 分)

・エピソードは C-1 及び C-2 のロールプレイと同じものとするが、台本を使用しないた め、多少内容が変わるのは許容範囲であると伝える

・保護者役は普通に応答して良いことを伝える

・保護者役の視線は出来るだけ保育者役の目に送るように伝える

・各自ペアを交代し、保育者役と保護者役をどちらも体験してもらう

・保育者役は保護者と会話全体の 43%アイコンタクトをするように努めながら、同時に 子どもにも視線を送る

・練習中に「気付いたこと」「感じたこと」はメモを取ってもらうように伝える ・ロールプレイ開始前に子ども役を設定(椅子の上にイラストを置く)する

③ 練習で気づいたこと、感じたことについて話合ってもらう(2 分)

④ 話合った内容について数名に発表してもらう(1 分)

(24 分)

(合計36分)

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プログラム 2

保護者に情報を正確に伝えるための声の工夫

ねらい

〇話す速度がもたらす効果について知ってもらう

〇わかりやすく、他者に与える印象も良いと言われる平均的な話す速度を覚えてもらう

〇自分の平均的な話す速度について知ってもらう

はじめの教示

「急いでいると早口になってしまうから落ち着いて話すように努めよう」「緊張すると早 口になってしまうから深呼吸してゆっくり話すようにしよう」など、日常生活でも話す速度 については色々な場面で話題にあがるのではないでしょうか。前回のアイコンタクトと同じ ように、話す速度も会話の相手に様々な影響を与えることが知られています。

練習前の教示

これから、保護者との関係作りに役立つ話し方の練習をはじめます。ひとことで声といっ ても速さや、高さなど、色々な要素があります。この度は声の速度に注目して練習します。

この時間も練習は 3 人組でで行います。練習の後には、また振り返りの時間がありますの で、練習で感じたこと、気づいたことがありましたら、心にとめておいてください。

準備

〇音声データ

〇台本

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声の速度

A.自分の普段の声の速度を知る

① 3 人組に分かれてもらう(2 分)

じゃんけんをしてもらい、1 番初めに勝った人が保育者役・2 番目に勝った人が保護者 役・3番目に勝った人が観察者役になることを教示する

② ロールプレイとして、「日中の子どもの様子を保護者に伝える」ロールプレイを行うこと を伝え台本を渡す(1 分)。

・266 字で作成した台本を渡し、台本通りに話をすることを伝える

③ 「日中の子どもの様子を伝える」ロールプレイを行う(読む時間 1 分,ロールプレイ 1 分×3,フィードバック合計 1 分=5 分)

・保育者役は普段通りの速度で話をするように教示する

・保護者役は普通に応答して良いことを伝える

・観察者役はストップウォッチを持ち、少し離れたところに位置取り、何分で話終わるか を測定し、話し終わったら時間を保育者役に伝える

・保育者役→保護者役→観察者役の順に役割を交換していく

(8 分)

B.ガイダンス

① レジュメを使用し、話す速度が聴き手に及ぼす影響と日本人の平均について知ってもら う

② 話す速度が速い・普通・遅いというのがどのようなものか、実際に音声を聞いて体験し てもらう

・音声を聞きながら気づいたこと・感じたことをメモにとってもらう

③ 話す速度によってどのように印象が変わったか話し合ってもらう

(10 分)

C-1 平均的な速度で話す練習

① A 自分の普段の声の速度を知ると同じ 3 人組に分かれてもらう(1 分)

② 「日中の様子を伝える」台本を読むロールプレイをしてもらう(1 分×3 セット+フィ ードバック計 1 分=4 分)

・保育者役は 266 文字の台本を 1 分で話すように伝える

・保護者役は普通に応答して良いことを伝える

・観察者はストップウォッチを使用して時間を計測し、毎回フィードバックを行う

・保育者役→保護者役→観察者役の順に役割を交換していく

・ロールプレイの途中、気づいたことや感じたことをメモにとってもらう

③ ロールプレイをしてみて気づいたこと、感じたことについて話し合ってもらう(2 分)

④ 話合った内容について数名に発表してもらう(1 分)

ドキュメント内 パフォーマンス教育プログラムの詳細 (ページ 154-162)

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