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パフォーマンスモードでのマルチプレイ

ドキュメント内 CS2X 取扱説明書 第2版 (ページ 36-41)

パフォーマンスモードで複数のパートを同時に鳴らすためには、す べてのコントロールを外部MIDIシーケンサーなどのCS2xの接続先 の機器から行う必要があります。ここでは、ヤマハが誇る本格的な MIDIシーケンスソフト、XGworks(エックスジーワークス)を使っ て、CS2xのマルチプレイに関する基本的なコントロールをしてみ ましょう。

したがって、接続先のコンピュータではMIDIシーケンスソフト XGworksが起動していて、何らかのMIDIソングデータが再生でき る状態であることを前提にお話しします。また、最初のMIDI受信チ ャンネルの設定以外は、すべてXGworks上での操作となります。

n 以下の設定はXGworksに限らず、通常のシーケンサーでも行う ことができます。以下の説明をご参照の上、具体的な操作に関し ては、それぞれのシーケンサーの取扱説明書をご参照ください。

n XGworksの操作方法は、バージョンやご使用のコンピュータシス テムによって異なってくる場合があります。したがってこの説明 中ではXGworksの細かい操作方法は省略させて頂きます。細かい 操作方法についてはXGworksの取扱説明書をご参照ください。

XGworks(エックスジーワークス)について

XGworksは、本格的なDTM(デスクトップミュージック)が手軽 に楽しめるWindows95/98用MIDIシーケンスソフトです。外 部MIDIキーボードを使ってMIDI演奏を録音したり、録音したデ ータを細かくエディットすることができるのはもちろん、ウェ ーブデータを録音したり読み込んだりして、MIDIデータと同時 に再生することもできます。また、ヤマハのXG音源をご使用の 場合は、XGエディターウィンドウを使って、簡単にエフェクト や音色のコントロールも行えます。さらに、ウェーブからMIDI データへの変換機能、伴奏やコード進行を簡単に作成できるオ ートアレンジャー機能など、音楽制作を多方面からサポートす るユニークな機能を満載しています。XGworksは曲全体を見渡 せるトラックビューウィンドウを中心に、ひとつひとつのMIDI ノートをグラフィカルにエディットできるピアノロールウィン ドウやドラムウィンドウ、楽譜表示形式のスタッフウィンドウ、

MIDIイベントごとにデータを表示するリストウィンドウやマス タートラックウィンドウ、曲を再生させながらボリュームやパ ン(定位)などをリアルタイムでコントロールできるミキサーウィ ンドウ、お持ちのXG音源のパラメーターを視覚的にエディット できるXGエディターウィンドウといったエディットウィンドウ から構成され、目的に応じて細かいエディットを行うことがで きます。また、楽譜印刷などの機能も充実しています。

基 礎 編

各パートのMIDI受信チャンネルを設定する (CS2x本体での操作)

XGworksから送信される各チャンネル別のMIDI情報を、CS2x の各パートで正しく受信できるように、各パートのMIDI受信チ ャンネルを設定します。工場出荷時には、パフォーマンスの受 信チャンネルが1チャンネル、それ以外のパート5〜16に対し てはそれぞれ受信チャンネルの5〜16チャンネルが割り当てら れています。通常はこのままで構いませんが、必要に応じてユ ーティリティモードのRCV  CH(レシーブチャンネル;P.68)で MIDI受信チャンネルを変更することができます。

n パフォーマンスとその他のパートのMIDI受信チャンネルが同じ チャンネルに設定されていると、それらの音が同時に演奏され てしまい、マルチプレイができなくなってしまいます。マルチ プレイを目的とする場合(特殊な場合を除いて)、パフォーマンス や各パートのMIDI受信チャンネルが重複しないように気を付け てください。

n CS2xをMIDIデータ入力用のキーボードとして使う場合、ユー ティリティモードのTRANS  CH(P.67)で、使いたいMIDI送信 チャンネルを設定します。CS2xの鍵盤による演奏情報は、この MIDI送信チャンネルを通じて、外部MIDI機器やコンピュータな どに送られます。

各トラックの送信チャンネルを設定する

XGworksからのコントロールが、CS2xの各パートに対して有 効となるようMIDI送信チャンネルを確認/設定します。トラック ビューウィンドウのパラメーターセクションで、各トラックの Ch(チャンネル)の欄を見てください。これは、それぞれのトラ ックのデータ(各パート演奏のためのデータ)が、表示されている MIDI送信チャンネルで外部のMIDI機器(この場合CS2x)へ送ら れることを意味します。必要に応じて、各トラックのCh(チャン ネル)の欄の数値を変え、MIDI送信チャンネルを変更することが できます。

パフォーマンス レイヤー1 レイヤー2 レイヤー3 レイヤー4 マルチ

パート5 パート6 パート7

パート14 パート15 パート16

14チャンネル 工場出荷時の MIDIレシーブ チャンネル設定

7チャンネル 6チャンネル 5チャンネル 1チャンネル

15チャンネル 16チャンネル

各パートのボイスを決める

各パートのボイスを選ぶためには、シーケンスソフトからプロ グラムチェンジ(P.83)と呼ばれる音色切り替えの情報を送信す る必要があります。XGworksではプログラムチェンジを送信す る方法はいくつかあるのですが、さきほどのMIDI送信チャンネ ルと同じトラックビューウィンドウを使ってみましょう。一般 的なMIDIのルールでは、プログラムチェンジは各ボイスに対応 した音色ナンバーのことを指し、音色バンクを指定するバンク ナンバー(バンクセレクト)と音色を指定するプログラムナンバー を送信することによって1つの音色を決めるのですが(P.81、

83参照)、XGworksではナンバーを意識することなく、XGの ボイス名を直接表示させて選ぶことができます。

なお、パフォーマンスのボイスはCS2xの本体で選ぶことがで きますので、ここでの対象となるのはCS2xの本体で選ぶこと ができない、パフォーマンス以外の各パートのボイスとします。

n パフォーマンスのボイスをXGworksのリストウィンドウからバ ンクセレクト/プログラムチェンジを送って変更させることもで きます。

トラックビューウィンドウのパラメーターセクションでは、各トラ ックごとに音色を設定するためのボイスリスト画面を表示させるこ とができます。この画面の左側のリストからボイスのカテゴリーを 順番に絞り込んでいき、一番右側のリストでボイス名を選びます。

このリストでボイスを選ぶと、そのトラックのMIDI送信チャンネル を通じてバンクナンバー/プログラムナンバー(バンクセレクト/プロ グラムチェンジ)が送られ、CS2xの同じMIDI受信チャンネルを持つ パートのボイスが、選んだボイスに切り替わります。

トラックビューウィンドウ

トラック パラメーター セクション

各MIDI送信チャンネル

基 礎 編

n ここではボイスリストを使って、一時的にバンクセレクト/プロ グラムチェンジを送信する内容になっていますが、リストウィ ンドウなどを使って各トラックの実データとして曲の先頭にバ ンクセレクト/プログラムチェンジを入力しておくことにより、

XGworksで曲を再生させるだけで、自動的に外部MIDI機器へ バンクセレクト/プログラムチェンジを送信できることになりま す。後述を参照してください。

各パートのボリュームやパンを設定する

各パートのボリュームやパン(定位)を設定するには、シーケンス ソフトからコントロールチェンジ(P.81)のボリューム値やパン ポット値を送信する必要があります。一般的にコントロールチェ ンジの送信は、0〜127の数値指定によって行われるのですが、

XGworksではミキサーウィンドウを使うと、数値を意識するこ となく簡単にコントロールチェンジ(ボリュームやパンなど)の値 を外部MIDI機器(この場合CS2x)に送信することができます。

ミキサーウィンドウには、各チャンネルのボリュームやパンを 簡単にコントロールできるよう、さまざまな操作子が用意され ています。全部で16チャンネル分の操作子が、それぞれチャン ネルごとに縦に並んでセットされています。

各チャンネルのボリュームフェーダーやパン調節のノブを動か して、それぞれのチャンネルに必要なボリュームやパンを設定 し、CS2xへ送信します。

それぞれの値が各チャンネルを通じて送られ、CS2xの同じ MIDI受信チャンネルを持つ各パートのボリューム値、パンポッ ト値として設定されます。この操作でCS2xの各パートの音量 バランスやステレオバランスを調節することができます。

なお、ミキサーウィンドウでは、ソングデータを再生させなが ら各操作子を動かし、ボリュームやパンをリアルタイムで調節 することもできます。

トラックビューウィンドウ

ボイスリスト

n ミキサーウィンドウを使って、CS2xの各パートのエフェクトの かかり具合をコントロールすることもできます。

n ここではミキサーウィンドウを使って、一時的にボリュームや パンの値を送信する内容になっていますが、リストウィンドウ などを使って各トラックの実データとして曲の先頭にボリュー ムやパンなどのパラメーターのセットアップデータを入力して おくことにより、XGworksで曲を再生させるだけで、自動的に 外部MIDI機器へさまざまなパラメーターのセットアップデータ を送信できることになります。この後の説明をご参照ください。

セットアップデータを作る

リストウィンドウを使って、各トラックの実データとして曲の 先頭にバンクセレクト/プログラムチェンジをはじめ、コントロ ールチェンジ(ボリュームやパンやエフェクト)などの値を入力し ておくことにより、XGworksで曲を再生させるだけで、CS2x の各パートのパラメーターを一度にセットアップすることがで きます。

リストウィンドウはトラックごとに開くことができ、任意の位置 (小節/拍/クロック)にさまざまなパラメーターの種類と値を挿入し ていくことができるようになっています。

次の図は、あるトラックのリストウィンドウに、ボイスバンク を指定するためのコントロールチェンジナンバー0(バンクセレ クトMSB)と32(バンクセレクトLSB)および各バンクナンバー、

ボイスを指定するためのプログラムチェンジナンバー、ボリュ ーム、パン、エフェクトを指定するためのコントロールチェン ジナンバーと各値を入力した例です。リスト内の表示内容は次 のとおりです。

リストウィンドウ上での表示(上から順に) バンクセレクトMSB(コントロールチェンジNo.0)

ボイスバンクを指定するためにバンクセレクトLSBと 組み合わせて使われます。

バンクセレクトLSB(コントロールチェンジNo.32)

ボイスバンクを指定するためにバンクセレクトMSBと 組み合わせて使われます。

リストウィンドウ

小節 拍 クロック ミキサーウィンドウ

パン調節

ボリューム フェーダー

基 礎 編

ドキュメント内 CS2X 取扱説明書 第2版 (ページ 36-41)

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