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パソコン本体の廃棄・譲渡時の注意

ドキュメント内 製品ガイド (ページ 143-147)

第 4 章 セキュリティ

7 パソコン本体の廃棄・譲渡時の注意

ここでは、パソコンを廃棄・譲渡するときにデータが流出するのを防ぐための対策 について説明しています。

重 要

CLEARSUREに対応したパソコンを譲渡する場合、必ずBIOSセットアップで「セキュリ

ティ」メニュー→「リモートロック・消去」→「リモートロック・消去機能」を「オフ」

に設定してください。

また、「パソコンの廃棄譲渡時のハードディスク上のデータ消去に関する注意」(→P.143)

をよくご覧ください。

パソコンの廃棄・譲渡時のハードディスク上のデータ消去に関す る注意

最近、パソコンは、オフィスや家庭などで、いろいろな用途に使われるようになってきていま す。これらのパソコンに入っているハードディスクという記憶装置には、お客様の重要なデー タが記録されています。したがって、パソコンを譲渡あるいは廃棄するときには、これらの重 要なデータ内容を消去するということが必要となります。

ところが、このハードディスク内に書き込まれたデータを消去するというのは、それほど簡単 ではありません。「データを消去する」という場合、一般に

データを「ごみ箱」に捨てる

「削除」操作を行う

「ごみ箱を空にする」を使って消す

ソフトウェアでフォーマット(初期化)する ハードディスクをご購入時の状態に戻す

などの作業をすると思いますが、これらのことをしても、ハードディスク内に記録されたデー タのファイル管理情報が変更されるだけで、実際にはデータが見えなくなっているだけという 状態です。

つまり、一見消去されたように見えますが、WindowsなどのOSからデータを呼び出す処理が できなくなっただけで、本来のデータは残っているのです。したがって、データ回復のための 特殊なソフトウェアを利用すれば、これらのデータを読み取ることが可能な場合があります。

このため、悪意のある人により、ハードディスク内の重要なデータが読み取られ、予期しない 用途に利用されるおそれがあります。

パソコンの廃棄・譲渡などを行うときに、ハードディスク上の重要なデータが流出するという トラブルを回避するためには、ハードディスクに記録された全データを、お客様の責任におい て消去することが非常に重要となります。消去するためには、専用ソフトウェアやサービス

(有料)を利用することをお勧めします。また、廃棄する場合は、ハードディスク上のデータ を金槌や強磁気により物理的・磁気的に破壊することをお勧めします。

なお、ハードディスク上のソフトウェア(Windows、ソフトウェアなど)を削除することなく パソコンを譲渡すると、ソフトウェアライセンス使用許諾契約に抵触する場合があるため、充 分な確認を行う必要があります。

ハードディスクデータ消去

本パソコンには、パソコンの廃棄・譲渡時のデータ流出というトラブルを回避する安全策の1 つとして、専用ソフトウェア「ハードディスクデータ消去」が添付されています。「ハードディ スクデータ消去」は、WindowsなどのOSによるファイル削除やフォーマットと違い、ハード ディスクの全領域について、元あったデータに固定パターンを上書きするため、データが復元 されにくくなります。

ただし、「ハードディスクデータ消去」で消去した場合でも、特殊な設備や特殊なソフトウェ アの使用によりデータを復元される危険性があります。あらかじめご了承ください。

■ 注意事項

パソコン本体にUSBメモリ、メモリーカード、外付けハードディスクなどを接続している 場合は、「ハードディスクデータ消去」を実行する前に必ず取り外してください。

また、その他の周辺機器を接続している場合も、必ず取り外してください。

データ消去を実行するとハードディスクのリカバリ領域も消去されます。必要があれば

「ハードディスクデータ消去」の前にリカバリディスクを作成してください。作成方法は

『取扱説明書』をご覧ください。

「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」を起動してから、72時間経過すると、本パソ

コンが自動的に再起動されます。そのため、「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」

を起動してから長時間放置した場合は、再起動してから「ハードディスクデータ消去」を 実行してください。

必要なデータはバックアップしてください。

「ハードディスクデータ消去」を実行する場合は、ACアダプタを接続してください。

周辺機器を取り付けている場合は、それらを一度取り外してください。

データ消去終了まで、数時間かかります。

データ消去中に電源を切らないでください。ハードディスクが故障する可能性があります。

データ消去中に「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」を取り出さないでください。

処理を継続できなくなる場合があります。

フラッシュメモリディスク搭載機種の場合は、「ハードディスクデータ消去」を一度実行し ただけでは、完全にデータを消去することができません。必ず2回以上実行してください。

内蔵CD/DVDドライブが搭載されていない機種をお使いの場合は、マルチベイ、モバイル

マルチベイまたはポータブルCD/DVDドライブを接続してください。

ポータブルCD/DVDドライブをお使いになる場合は、富士通製品情報ページ内にある LIFEBOOKの「システム構成図」(http://www.fmworld.net/biz/fmv/product/syskou/)をご覧く ださい。

■ データ消去方法

「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」を用意してください。

1

「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」をセットします。

2

本パソコンを再起動します。

3

次の操作を行います。

●E780/A、A550/A、A540/A、S560/A、P770/A、P750/A、A540/AXの場合 1.「FUJITSU」ロゴが表示されている間に、【Enter】キーを押します。

ポップアップメニューが表示されます。

POINT

BIOSセットアップで「セキュリティ」メニューの「起動時のパスワード」を使用する設定

にした場合、パスワードを入力後 (指紋を登録した場合は指紋認証後)、認証画面が消え た後、すぐに【Enter】キーを押してください。

ポップアップメニューが表示されない場合は、本パソコンを再起動してもう一度操作して ください。

2.【↑】キーまたは【↓】キーを押し、「起動メニュー」を選択し、【Enter】キーを押 します。

メニューが表示されます。

●A530/AXの場合

「FUJITSU」ロゴが表示されている間に、【F12】キーを押します。

Boot Menuが表示されます。

POINT

ディスプレイの種類によっては画面の表示が遅く、「FUJITSU」ロゴやWindows起動時の ロゴ表示が確認できない場合があります。その場合は、本パソコンを再起動し、【F12】キー を数回押してください。

BIOSセットアップで「Security(セキュリティ)」メニューの「BIOS Password on Boot」

(起動時のパスワード)を「Enabled」(使用する)に設定した場合、「Enter Password」と メッセージが表示されます。パスワードを入力してください。

4

【↑】キーまたは【↓】キーを押して、「CD/DVD Drive」を選択し、【Enter】

キーを押します。

「トラブル解決ナビ」ウィンドウまたは「使用許諾」ウィンドウが表示されます。

5

「ユーティリティ」タブをクリックし、「ハードディスクデータ消去」を選択し、

「実行」をクリックします。

「ハードディスクデータ消去」ウィンドウが表示されます。

6

注意事項をよく読み、「同意します」にチェックを付け、「次へ」をクリックし ます。

「データを消去するハードディスクを選択してください。」と表示されます。

7

データを消去するハードディスクが選択されていることを確認し、「次へ」を クリックします。

「ハードディスクを消去する方式を選択してください。」と表示されます。

8

消去する方式を選択し、「次へ」をクリックします。

「以下の説明をお読みになり、エラー発生時の処理を選択してください。」と表示されま す。

9

エラー発生時の処理方法を選択し、「次へ」をクリックします。

「以下の条件で、データの消去を開始します。よろしければ[開始]ボタンをクリック してください。」と表示されます。

10

「開始」をクリックします。

「ハードディスクデータ消去を実行します。よろしいですか?」と表示されます。

11

「OK」をクリックします。

しばらくすると、「消去が完了しました。」と表示されます。

12

「トラブル解決ナビ&ドライバーズディスク」を取り出します。

13

電源ボタンを4秒以上押して、電源を切ります。

ハードディスクのデータ消去サービス

弊社では、法人・企業のお客様向けに、専門スタッフがお客様のもとへお伺いし、短時間で データを消去する、「データ消去サービス」をご用意しております。

消去方法は、専用ソフトウェアによる「ソフト消去」と、消磁装置による「ハード消去」があ ります。

作業実施日、消去済み機器一覧、並びに消去方法を記載した消去作業完了報告書を納品物とし て提出します。

詳しくは、「データ消去サービス」(http://fenics.fujitsu.com/outsourcingservice/lcm/h_elimination/) をご覧ください。

ソフト消去 専用ソフトウェアを使って、ハードディスクに対して2回上書き(ランダム データ+0データ)することにより残存するデータを完全に消去します。

DoDやNSAなど海外の各種消去規格にも対応可能です。

ハード消去 消磁装置を使用してハードディスクを磁気的に破壊します。

(最大磁力:1.3テスラ)

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