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バーストトラフィックの解析 .1 結果

ドキュメント内 IP RTP 2 QoS i (ページ 36-39)

4.3 バーストトラフィックの解析

4.3 バーストトラフィックの解析

4.4 まとめ

から管理パケットを一定時間間隔で送信していることが,パケットキャプチャの結果判明し た.OSPFでは経路の構造が複雑であるほど管理パケットのサイズが大きくなるという特徴 を持っている.その結果としてこのようなバーストトラフィックとして現れたのではないか と考えられる.また,本研究では,動画転送経路以外にもSmartbitsからの経路やそれ以外 の経路も存在しており,経路構造が複雑になっていたため想定以上の管理パケットが流れて いたと思われる.

4.4 まとめ

本研究で行った実験では,Frame Intervalとパケットロスについて,負荷帯域が60Mbps の場合に例外はあったが,グラフから特徴的なパターンを得ることができた.またFrame

Intervalがパケットロスに先行して発生していることが読み取ることができた.そして重要

な事項として,Frame Intervalのみが発生した結果が得られたため,パケットロスがFrame

Intervalに影響を及ぼしているとは考えにくい.そのため,Frame Intervalがパケットロス

に影響を及ぼしていると考えられる.以下にグラフから読み取れたことをまとめる.

1. 負荷帯域が大きい場合,Frame Intervalの増加値は大きくなる傾向にあり,増加からパ ケットロス発生までのフレーム数は少ない.

2. 負荷帯域が大きい場合,Frame Intervalの増加値は大きくなる傾向にあり,1フレーム 分パケットロスも多くなっている.

3. Frame Interval の増加値が大きくなればなるほど,Frame Interval が落ち着く前の,

Frame Intervalの値が落ち込みしているフレーム数が多いと考えられる.

4. 負荷帯域が小さく,負荷を掛けた時間が1秒以下だった場合,Frame Intervalのみが発 生し,パケットロスが発生しないことがある.

5. パケットロスが発生している間はFrame Intervalは小刻みに変動して安定しない.

6. パケットロスが発生し終わった後は,Frame Intervalの値が急激に低下する区間が存在 し,その後通常の33.3msの受信間隔に戻る.

4.4 まとめ

以上の結果を踏まえて遅延計測による転送経路品質予測の観点から考察すると,Frame

Intervalの増加がパケットロスの発生に先行しているため,Frame Intervalの増加値からパ

ケットロスを求めることで転送経路の品質を把握できるのではないかと考えられる.そして 負荷帯域が小さく負荷を与えた時間が 1秒以下だった場合,なぜパケットロスが発生しな かったかについては,パケットロスまでの猶予の前に負荷を打ち切ってしまっているためで はないかと考えられる.それを裏付けるものとして,負荷帯域が大きい場合にはパケットロ スが付随していたことからも言える.したがって,猶予フレーム数は負荷帯域が大きくなる につれて短くなるということが実証されたと考えられる.また,本研究における実験ではパ ケットロスの発生時にFrame Intervalが上下に変動した.このことからも変動している間 はパケットロスによって転送経路の品質が悪くなっているという想定が可能である.そして

次にFrame Intervalとパケットロスの発生との関連性についてより詳しく解析する.

第 5

Frame Interval Packet Loss Amount の考察

前章で,Frame Intervalにより転送経路の品質を把握できることが明らかとなった.そこ

で,本章ではFrame Intervalによるパケットロスの予測という観点から,詳しく調査した 結果について述べる.

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