itSMF Japan では、IT サービスマネジメントにおける新技術の調査・研究、あるいは既存技術の 高度化、体系化などを目的として分科会を立ち上げて活動しています。各分科会は、IT サービス マネジメントのベストプラクティスである ITIL® に関連したテーマを選定し、会員により運営され ています。活動内容・成果は、分科会セミナやコンファレンスにて報告しています。
2014 年 3 月に新たに発足しました「バリューコストマネジメント研究分科会」をご紹介いたし ます。
分科会紹介
「バリューコストマネジメント研究分科会」は、
2014 年 3 月に 18 名で発足した分科会です。これま での分科会でもあまり触れることが少なかった IT コストに着目し、その中でも特に運用フェーズに焦 点を絞って研究活動することを目的としています。
IT 投資は最近になって徐々に増加しつつあります が、運用に対する投資は相変わらず抑制傾向にある のが現状です。特に運用業務はビジネスを支える重 要な位置づけであるのに対して、その価値(バリュ ー)をアピールできていないため、コスト削減の無 条件なターゲットにされてしまうことが多く、それ らが運用部門の中で大きな課題となっています。
運用に対する重要度が認識されていない理由とし ては、サービスに基づく適切な運用コストの算出方 法や管理を行うための標準的な方法が確立されてい ないこと、およびコストは品質やリスクとの関係(バ ランス)を評価する必要があるがそれらが実施され ていないことに原因があると考えています。顧客か らの要求に対し、それらに必要なコストを定められ
た方法に基づき適切に算出し、管理すること、また それらをきちんと顧客へ説明し、合意できることが 重要です。
そのため、当分科会では以下の 2 つを研究テーマ として活動を始めました。
【テーマ 1】
◆運用コスト管理方法の研究
・顧客が要求するサービス内容に必要な運用コスト の算出方法および管理方法を研究します。
【テーマ 2】
◆運用コスト価値の研究
・運用コストに対する価値(バリュー)とはどのよ うなことなのかを検討すると同時にそのアピール 方法を研究します。
【成果物】
◆成果物としては、それぞれのテーマから以下を予 定しています。
・運用コスト管理ガイドライン(仮称)
・運用コストに対する価値(バリュー)の考え方(仮称)
現在、11 月に開催される第 11 回itSMF Japan コ ンファレンス /EXPO を当面の目標に議論を進めてお り、その際にはそれまでに行った研究内容を発表し たいと考えています。
今後の「バリューコストマネジメ ント研究分科会」の活動にご期待く ださい。
(座長 齋藤 寛)
バリューコストマネジメント研究分科会メンバー
(2014年5月現在)※敬称略・順不同 座 長齋藤 寛 ユニアデックス株式会社
副 座 長 大歳 岳 株式会社野村総合研究所 副 座 長 進 典子 株式会社 NEC 情報システムズ
官野 厚 オリーブネット株式会社 中村 峰行 トランスコスモス株式会社 川村 喜一 株式会社信興テクノミスト 水野 拓郎 ServiceNow Japan 株式会社 岸本 拓也 株式会社インサイトテクノロジー
濱野 勇作 アルファテック・ソリューションズ株式会社 松田 敬子 個人会員
須原 健太 富士通エフサスシステムズ株式会社 宮入 勉 個人会員
岡本 宗之 株式会社 IT プレナーズジャパン・アジアパシフィック 後藤 圭介 クオリカ株式会社
高橋 洋一郎 ヤフー株式会社 是村 潤 個人会員
近藤 英志 コベルコシステム株式会社 石川 智恵 株式会社フェス
■広告の募集
itSMF Japan 会報誌「Newsletter」では、IT サービスマ ネジメントに関するビジネスに取り組む企業会員様からの itSMF Japan 会報誌「Newsletter」( 年 4 回発行 ) への広 告掲載を募集しております。
itSMF Japan オ フ ィ シ ャ ル サ イ ト(http//www.itsmf-japan.org)会報誌のページ「広告掲載規定」をご確認い ただき、「itSMF Japan 広告掲載申込書」にご記入の上、
事務局までメールにてお申し込みください。
回数 掲載場所 ページ 料金 ( 税込 )
1 回
表紙の次のページ 1 ページ 108,000 円
上記以外 ( 通常のページ ) 半ページ 43,200 円 1 ページ 86,400 円
半年 (2 回 ) 通常のページ 半ページ 70,200 円 1 ページ 140,400 円
通年 (4 回 ) 通常のページ 半ページ 108,000 円 1 ページ 216,000 円
各種募集のお知らせ
■投稿の募集
itSMF Japan 会報誌「Newsletter」では、会員・非会員を問わず皆様からの投稿を募集しています。ぜひ皆様の貴 重なご意見・ご経験をお伝えさせていただきたいと考えています。なお、会員の方からの投稿が採用された場合、
itSMF Japan WEB ページで販売している書籍を 1 冊(PDF 書籍を除く)贈呈させていただきます。非会員の方から の投稿が採用された場合、個人会員資格を無償で 1 年間(掲載された会報誌の発行日から 1 年間)譲与させていた だきます。
■インタビュをお受けいただける会員様の募集
itSMF Japan 会報誌「Newsletter」では、企業会員様およびコンファレンスでご講演いただきました企業様を対象 として 1 時間ほどのインタビュを行わせていただき、IT サービスマネジメントの取り組みをご紹介させていただ いております。こちらも随時募集しております。投稿と同様ご希望の書籍を 1 冊贈呈いたします。
■会報誌「Newsletter」編集メンバの募集
itSMF Japan 会報誌「Newsletter」では、編集活動にご協力いただける会員様を募集しております。主な活動内容は、
編集会議への参加、 翻訳記事のレビュー、 編集活動(起稿、校正等)などです。
参加ご希望の方は、メール ([email protected]) にてお知らせください。編集メンバは、「Newsletter」最終ペー ジにお名前と所属企業名を掲載いたします。itSMF Japan への貢献をアピールできますので、奮ってご参加ください。
新理事挨拶
■ itSMF Japan 理事 伊藤 清
2014 年 4 月より新しく理事に就 任いたしました伊藤 清です。
どうぞよろしくお願いいたします。
現在、企業活動の更なるグロー バル化や需要の多様化により、ビ
ジネスにおける IT の必要性と期待が益々高まって おり、IT がビジネスへ、より優れた価値を提供す ることが求められております。
特に近年、クラウド、モビリティ、ビッグデータ、
ソーシャルを軸とした「IT の新しいスタイル」を展 開し、IT を、従来のコストセンターから、ビジネス の一部としてのビジネスイノベーションセンターと していくための IT トランスフォーメーションを計画 し推進する企業が国内外ともに増えている一方で、
このような変革を実際にどのように進めるべきかに
ついて模索しているケースも多く存在しております。
IT をビジネスとして運営し、より優れた価値をビ ジネスへ提供していくためには、より優れた IT バ リューチェーンによる、更に優れた IT サービスの 提供が必要であり、サービスマネジメントが必要不 可欠な要素となります。
ITIL® の普及促進を目的としたitSMF Japan は、こ のような更に優れた活動を企業が実現していくため に、大変重要な役割を担っていると感じております。
末筆ではございますが、会員の皆様のご支援を賜 りつつ、微力ながらitSMF Japan の活動と今後の発 展に努めていきたいと存じますので、ご指導ご鞭撻 のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
関西支部活動報告
■itSMF Japan 関西支部
初夏の日差しがいっそう厳しくなってきました が、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
今年もすでに 7 月に入っておりますが、今回は 6 月の梅雨のお話をさせていただきます。梅雨は春か ら夏への季節の移り変わりの時期で 4 月から 5 月に かけて桜、藤、山吹、躑躅、牡丹、芍薬、皐月と、
さまざまな花が次々と咲き、私たちの目を楽しませ てくれましたが、6 月の梅雨の時期に咲く花と言え ば、まず「あじさい」を連想する方も多いのではな いでしょうか。雨に濡れたあじさいの色は、ひとき わ美しく感じます。日照時間等の条件にもよります が、あじさいは、土壌が酸性の場合は青色、アルカ リ性の場合は赤色になる、と言われています。
関東では白いあじさいをよく目にしますが、これは、
色素をもたないので、土壌が変わっても花の色は変わ らないようです。多湿に強いあじさいは、日本の気候 によくあい、古くは万葉集にも 2 首、あじさいの和歌 が詠まれているほど、私たちにとって馴染み深く、今 でも演歌やポップスなど、ジャンルを問わず、歌のモ チーフに取り上げられている花でもあります。そんな あじさいには、あじさい寺、あじさい園など、見所、
名所が全国的に数多く存在します。
関西在住の私たちにとって、関東のあじさいの名 所と言えば、テレビの旅行番組でもよく取り上げら れる鎌倉や箱根を思い浮かべます。関西では、日本 屈指の 5 万株のあじさいが咲き誇る兵庫県の神戸市 立森林植物園や京都府の舞鶴自然文化園は、あじさ い園として、また、しっとりとした雰囲気にあじさ いが彩を添える京都府の善峯寺、三室戸寺、奈良県 の矢田寺は、あじさい寺として有名です。
お近くにお越しになられた際には、是非、お立ち 寄りいただきたい関西屈指のあじさいの名所です。
あじさいは今ご紹介したような見所、名所以外にも、
お寺の庭や公園、学校の花壇など、植えられている場
所が多いので、近くにも、きっと皆様だけの隠れたあ じさいの見所、名所があるのではないでしょうか。き っと心が癒されることと思います。
itSMF Japan 関西支部の活動につきましては、今 年も大阪でセミナを年 2 回開催いたします。今年度 も要望の多いユーザ事例、資格取得のための情報提 供を計画しております。東京開催のコンファレンス やセミナでの講演を関西の皆様にもご聴講してい ただくことも考えております。セミナ開催情報は、
itSMF Japan ホームページでご案内させていただき ますのでご参照願います。
また、分科会活動に関しましては、関西エリアで 分科会を発足したいという会員様がいらっしゃいま したら、分科会発足に向けたサポートも実施いたし ますので、お気軽にお声をおかけください。
ITIL® はグローバル化、クラウド化も含めて IT シ ステム運用におけるさまざまな問題を解決し、企業 の事業継続の一助にもなりうると考えております。
今一度 ITIL® の目線で再度 IT システムを注目して みてください。皆様にとっての IT 投資の「グッド プラクティス」が見つかると思います。
末筆ではございますが、今後ともitSMF Japan の 会員の皆様にとって喜ばれる活動、内容をめざして まいりますので、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお 願い申しあげます。