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STEP 5. 管理編

5.1 バックアップと復元

バックアップと復元

Analysis Services で作成したキューブは、Management Studio を利用して簡単にバックアップ

および復元することができます。それでは、これを試してみましょう。

1. まずは、Management Studio を起動して、ツールバーの[接続]メニューから「Analysis Services」をクリックします。

[サーバーへの接続]ダイアログでは、Analysis Services の名前を入力して[接続]ボタン をクリックし、Analysis Services へ接続します。

2. 次に、[データベース]フォルダーを展開して、バックアップしたいキューブが格納されてい るデータベース(画面は MultidimensionalProject1)を右クリックして[バックアップ]

をクリックします。

[データベースのバックアップ]ダイアログが表示されたら、[バックアップ ファイル]へバ 1

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ックアップを格納したい任意のパス(画面は C:\ 直下を指定)を記述し、[圧縮を適用する]

を任意に設定(デフォルトは圧縮を行う)、[バックアップ ファイルを暗号化する]を任意に 設定(デフォルトは暗号化を行う)します。暗号化を行う場合は、暗号化および復号時に利用 するパスワードを設定します。

なお、ファイル パスを指定しない場合は、Analysis Services のインストール フォルダー

(Program Files\Microsoft SQL Server\MSAS11.MSSQLSERVER\OLAP\Backup)

にバックアップされます。

設定後、[OK]ボタンをクリックすれば、バックアップが始まり、バックアップが完了すると ダイアログが自動的に終了します。

バックアップ実行のスクリプト化(XMLA)

Analysis Services では、管理系の作業をコマンドから行うには、XMLA(XML for Analysis)と

呼ばれるスクリプトを利用します。このスクリプトは、各種管理操作を行う Management Studio の管理画面から生成することができるので簡単に利用できます。

1. では、バックアップを実行するための XMLA スクリプトを生成してみましょう。これを行う には、先ほどの[データベースのバックアップ]ダイアログで、上部の[スクリプト]ボタン をクリックします。

<Backup ~> で始まり、<DatabaseID> 要素にバックアップ対象のデータベース ID が 指定され、<File> 要素へバックアップ ファイルのパス、<Passwrod> 要素へ暗号化のパ

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スワードが設定されたスクリプトが生成されていることを確認できます。

XMLA スクリプトの実行

XMLA スクリプトは、Management Studio の[クエリ]メニューの[実行]ボタンから実行す

るか、Integration Services パッケージの「Analysis Services DDL 実行タスク」を利用する か、後述の Note で紹介する「Invoke-ASCmd」(PowerShell)を利用して実行することができ ます。

Integration Services の「Analysis Services DDL 実行タスク」を利用する場合は、次のよう に操作します。

SSIS ツールボックスから「Analysis Services DDL 実行タスク」を[制御フロー]へドラッグ

&ドロップして配置します。配置後、タスクをダブル クリックして、次のように[Analysis Services DDL 実 行タスク エディ ター] ダイアログを開き、[DDL]ページを開いて、

[Connection]プロパティで「新しい接続」をクリックします。

[Analysis Services 接続マネージャーの追加]ダイアログが表示されたら、「編集」ボタンをク

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リックして、[接続マネージャー]ダイアログを開き、Analysis Services の名前や初期カタログ

(データベース名)、ログオン設定などを行い、[OK]ボタンをクリックします。

次に、[SourceDirect]プロパティの「...」をクリックします。

[DDL ステートメント]ダイアログが表示されたら、Management Studio で生成したバックア ップを実行するための XMLA スクリプトを貼り付けて、[OK]ボタンをクリックします。

以上で、設定が完了です。これで、Integration Services パッケージから XMLA スクリプトを実 行できるようになります。スケジュール設定をして定期実行したい場合は、パッケージを SQL

Server Agent ジョブとして登録するようにします。

Note: バックアップをコマンドレット(PowerShell)から実行

XMLA スクリプトをコマンドから実行したい場合は、PowerShell の「Invoke-ASCmd」コマンドレットを利用します。

このコマンドレッドを利用するには、次のように Management Studio で「データベース エンジン」へ接続して、サ ーバー名を右クリックし、[PowerShell の起動]をクリックします。PowerShell が起動したら、コマンドを次のよう に記述します。

Invoke-ASCmd -S サーバー名 -i XMLAファイル名 1

生成したXMLA スク リプトを貼り付け

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Invoke-ASCmd を実行

バックアップ(.abf)からの復元(リストア)

バックアップしたファイル(.abf)から復元するには、Management Studio で Analysis Services へ接続して、[データベース]フォルダーを右クリックし、「復元」をクリックします。

[データベースの復元]ダイアログが表示されたら、[バックアップ ファイル]へバックアップし たファイル(.abf)へのフル パスを入力し、[データベースの復元]へ復元後のデータベース名を 任意に設定し、[パスワード]へ暗号化時に設定したパスワードを入力します。なお、[バックアッ プ ファイル]の隣の[参照]ボタンをクリックしても、任意のフォルダーを選択することはでき

ず、Analysis Services のインストール フォルダーしか選択することができません。したがって、

バックアップ ファイルへのパスは、手入力ですべて記述しなければなりません。

設定後、[OK]ボタンをクリックすれば、復元が始まり、復元が完了するとダイアログが自動的に 終了します。

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