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バイアルに栓をする.気温が低い場には塩酸ケタミンが析出 する場合があるので胸ポケット等に入れておくこと.

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⑨追い込み

5. バイアルに栓をする.気温が低い場には塩酸ケタミンが析出 する場合があるので胸ポケット等に入れておくこと.

図20.200mg/ml(W/V)塩酸ケタミンの調整方法.

1. ドミトール®(塩酸メデトミジン含有,明治 製菓)と,セラクタール®2%注射液(塩酸 キシラジン含有,バイエル)を用意する.

2. 薬品の入ったバイアルに18Gの注射針を 斜めに刺入する.このとき針先がゴム栓 をわずかに貫通する程度に注射針を刺 入する.

3. 使用する凍結乾燥機によっては,予備凍 結が必要な場合がある.その場合は,針 を 刺 入 し た バ イ ア ル を デ ィ ー プ フ リ ー ザー(-80℃)に入れて予備凍結する.

4. 予備凍結後,凍結乾燥を行う.乾燥中に 粉末が飛散する場合があるので,薬包 紙を下に敷いておく.約36時間で凍結乾 燥は終了する.ただしバイアル内に液体 が残っている場合は凍結乾燥を継続す る. シリカゲルを乾燥機内に入れておく と,色の変化で(ピンク(水分あり)→青

(乾燥))乾燥状態を確認できる.粉末が 飛散した場合はそれを集めてバイアルに 戻しておく.

5. 凍結乾燥後,バイアルに注射用蒸留水 または生理食塩水を,塩酸メデトミジン に対しては1.0ml,塩酸キシラジンに対し ては5.0ml加える.この時点で塩酸メデト ミジンの濃度は10mg/ml,塩酸キシラジ ンの濃度は100mg/mlとなる.

6. これに20%エタノールによって200mg/ml に調整した塩酸ケタミンを,塩酸メデトミ ジン溶液に対しては2.5ml,塩酸キシラジ ン溶液に対しては1.5ml加える.

7. 最後に滅菌したバイアルに,これらの混 合液をつめる.このとき滅菌フィルターを 使用する.

推奨される投与量は次のとおり.

塩酸メデトミジン-塩酸ケタミン混合液 0.35ml/10kg

塩酸キシラジン-塩酸ケタミン混合液 0.50ml/10kg

ゴム栓 カ ッ ト 面 を 上 にする

図21.塩酸メデトミジンと塩酸キシラジンの濃縮方法,および塩酸ケタミンとの混 合液の調整方法.写真は日本野生動物医学会の許可を得て大沼ほか(2004)

から転載.

図22.使い捨てのシリンジを利用して作製した吹き矢.

上:5mlシリンジ.

下 : 2.5ml シ リ ンジ.

図23.麻酔銃と麻酔銃用投薬器.

10cm

上:CO

²

Injection Rifle Model IM 

®

DAN-INJECT, デンマーク.

中:1V, Telinject

®

, GmbH, Romerberg, ドイツ.

下:投薬器(2.8ml).

ディスポシリンジ

ゴムプランジャー

ピストン ②

毛糸の束

虫ピン

ヤスリ

材料

使い捨て注射器(3ml又は5ml):2本 毛糸:適量

虫ピン:2本

使い捨て注射針:1本

ステンレス用ハンダ又は金属用エポキシパテ テスター用コード又はゴムシート

使用器具

マイナスドライバー カッターナイフ ニッパ

金属用ヤスリ

電動ヤスリ又は丸ヤスリ 千枚通し

ハンダごて ハンダ ハンダ用ヤニ

アルミ又はステンレス製吹き矢用筒(試射用)

2.5ml用:外径13mm×長さ1m 5ml用 :外径19mm×長さ1m

1. 新品の使い捨てシリンジのゴムプランジャーを外す.この後,シリンジの 末端部分を切断する.

2. もう一本のシリンジからゴムプランジャーを外し,尾部にある穴に毛糸の 束を押し込む.

3. 末端部分を切ったシリンジに虫ピンで固定する.このとき虫ピンは十字に 刺す.余分なピンをニッパで切り,ヤスリで切断部分を滑らかにする.

4. 実際に使用するパイプで試射を行う.うまく発射されないときは,ピンの 切断部分をさらにヤスリで削る.吹き矢が滑らかに筒から飛びだすように,

毛糸の量をはさみで調節する.

図24.吹き矢用シリンジ作成方法.

ヤスリ 千枚通し

エポキシ系接着剤

又は

ハンダ

テスター用コード

③ ④

1. 針先から1/3の所を電動ヤスリか丸ヤスリで削る.ある程度削ったら千枚通

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