第 3 章 ストレージ・エンクロージャーの
ステップ 8: ハード・ディスクを挿入し、論理ドラ
注: アレイが必ず「Storage Subsystem Management (ストレージ・サブシステム管 理)」ウィンドウ上にあるようにするには、ハード・ディスクを複数のストレージ・
サブシステムから単一のストレージ・サブシステムにマイグレーションするとき に、すべてのハード・ディスクを独立したセットとして移動します。それぞれのセ ットが正常に転送されたことを確認してから、ドライブの別のセットを移動してく ださい。
論理ドライブ構成データを含むドライブを持つエンクロージャーをマイグレーショ ンするには、以下のステップを実行します。
1. ドライブ・ループ・ペアにマイグレーションする予定の追加のエンクロージャー ごとに、101ページの『ステップ 5: ストレージ・エンクロージャーを取り付 け、その ID および速度を設定する』および 102ページの『ステップ 6: スト レージ・エンクロージャーをケーブル接続、電源オンし、その動作を確認する』
の手順を実行する。
重要: ドライブ・ループの中間または上部にエンクロージャーを追加する前 に、慎重に計画してください。ケーブル接続エラーにより、データ可用性の損失 やデータの損失が発生する可能性があります。
2. ドライブを新規エンクロージャーの空ドライブ・ベイに一度に 1 つずつ挿入す る。各ドライブ・ペアが完全に回転して、「Storage Subsystem Management (ス トレージ・サブシステム管理)」ウィンドウに表示されるのを (最長で 5 分) 待 ってから、次のハード・ディスク・ペアを挿入します。
3. アレイおよび論理ドライブ情報が「Storage Subsystem Management (ストレー ジ・サブシステム管理)」ウィンドウの「Logical/Physical (論理/物理)」ビューに 表示される。ストレージ・サブシステムは、ユーザーがアレイ内のすべてのドラ イブを挿入するまで、そのアレイを Offline 状態にします。
注: コントローラー・ファームウェア・レベル 7.xx 以降、またはストレージ・
マネージャー・ソフトウェアのバージョン 10.xx 以降を実行中のストレージ・サ ブシステムでは、アレイ内のすべてのドライブが挿入されるまでアレイは
Contingent (条件付き) 状態 (矢印アイコン付き) で表されます。次に、アレイは
Exported - ready to import (エクスポート済み、インポートする準備が整いまし た) 状態で表されます。
4. マイグレーション済みドライブが FDE ドライブで、セキュア・アレイの一部と して構成されている場合は、保管されているセキュリティー・キーを使用して、
そのドライブをアンロックする。このセキュリティー・キーがないと、コントロ ーラーはドライブをアンロックして、アレイ構成データおよびドライブ上のデー タを取り出すことができません。
5. ご使用のシステムのコントローラー・ファームウェアおよびストレージ・マネー ジャー・ソフトウェアのバージョンに応じて、以下のステップのいずれかを実行 する。
第 3 章 ストレージ・エンクロージャーの追加またはマイグレーション 137
v コントローラー・ファームウェアのレベル 7.xx およびストレージ・マネージ ャー・ソフトウェアのバージョン 10.xx より前では、すべてのドライブを挿 入した後に状態が自動的に変更されなかった場合、関係するアレイおよび論理 ドライブの状態を、Optimal 状態から Online 状態に手動で変更する。そのた めには、「Storage Subsystem Management (ストレージ・サブシステム管理)」
ウィンドウでそのアレイ名を右クリックし、「Place (設定)」->「Online (オン ライン)」と選択します。
v コントローラー・ファームウェアのレベル 7.xx 以降およびストレージ・マネ ージャー・ソフトウェアのバージョン 10.xx 以降では、すべてのドライブを 挿入した後で、アレイ・インポート機能を使用してアレイをインポートし、以 下のステップを実行する。
a. 「Storage Subsystem Management (ストレージ・サブシステム管理)」ウィン ドウで、インポートするアレイの名前をクリックする。
b. 「Advanced (拡張)」->「Maintenance (メンテナンス)」->「Import Array (アレイのインポート)」をクリックする。
c. 確認ウィンドウで、「OK」をクリックする。
d. 「Import (インポート)」をクリックする。
e. 「Import Array (アレイのインポート)」ウィンドウで、yes と入力し、
「OK」をクリックする。
f. 「Close (クローズ)」をクリックする。
6. 以下のいずれかの状態が続く場合は、IBM サポートに連絡して支援を依頼して ください。
v マイグレーション・ドライブを挿入したドライブ・ベイに、空ドライブ・ベ イ・アイコン ( ) が表示される。
v マイグレーション・ドライブを挿入したドライブ・ベイに、Failed 未構成ドラ イブ・アイコン ( ) または Failed 構成済みドライブ・アイコン ( ) が 表示される。
v 追加したドライブ上のアレイ構成データが不完全。
v アレイをオンラインにできない (コントローラー・ファームウェア・レベル
6.xx.xx.xx 以前) か、またはアレイをインポートできない (コントローラー・
ファームウェア・レベル 7.xx.xx.xx 以降)。
重要: ハード・ディスクに構成データまたはユーザー・データが含まれている 場合、保持したいハード・ディスクは初期化しないでください (ここでいう初期 化とは、そのアイコンを右マウス・ボタン・クリックして、プルダウン・メニュ ーから「Initialize (初期化)」を選択することを指します)。定義されたアレイ内の ドライブをどれか 1 つでも初期化すると、アレイ内のすべてのハード・ディス クが、Unconfigured Capacity ストレージ・プールに戻され、それらのアレイ定義 が構成から削除されます。このようなドライブ上のユーザー・データは失われま す。
結果: アレイがオンラインになると、構成を行い、ホスト・サーバーにマップす る準備ができたことになります。その後に、FlashCopy イメージおよびリモー ト・ミラー関係を再作成することもできます。
7. DS ストレージ・マネージャー・プログラムを使用して、ストレージ区分化定義 を表示し、必要な修正を行う。
8. ドライブのマイグレーション元であるストレージ・サブシステムは、これらのド ライブに定義されている論理ドライブを missing LUNs として表示する。これら の「missing LUN (欠落している LUN)」エントリーを削除するには、各エント リーを右マウス・ボタン・クリックし、メニューから「Delete (削除)」を選択し ます。
これで、エンクロージャーをマイグレーションする手順は完了しました。
第 3 章 ストレージ・エンクロージャーの追加またはマイグレーション 139