⑰:E z mi t j el e n t ? 4
(ソレ、ドウイウイミ?)
5
⑮ :A z ol y a n mi nt. . s zól t g y e r e k n e k 6
mo s ni ke ll .( コ ド モ ニ セ ン タ ク シ ナ 7
サイト イッタトイウ ヨウナ カ ンジ)
8
⑰:Há t a k ko r í g y . 9
(マア、ジャア、ソウナンダ)
10
⑮:A z u g y a n a z mi nt e z . 11
(ソレハ、コレトオナジ)
12
⑰:A h a 13
(ナルホド)
14
⑮:A kk or j ó . 15
(ジャア、イイネ。)
16
⑮:Há n y é v e s ! 17
(ナンサイ!)
18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32
⑦:Mi a z おいくつ?
33
(ナニ?)
34
⑭:N e m t u do m.
35
(ワカラナイ)
36 37
⑭:H á n y év e s.
38
(ナンサイダッテ)
39
⑦:K ös z ö n öm.
40
(アリガトウ)
41 42
プロトコル 4. 9、4. 1 0、4. 1 1 で示したような、学習目標達成に向けたやり とりと 合わ せ て 、 口頭 練 習 の 授 業 でも 見 ら れ た 「 活 動へ の 引 き 戻 し 」 ( 表 4. 10) の 働 き か け も 行われていた。確認で きたのは 1 3 例 で、そのすべてが雑談から の活動へ の引き 戻し であった。「引き戻し 」がなく自然に雑 談から活 動に戻 る例もあったが、「M i l en n e,
m e g cs i n ál n á m a f el a d at.( 課 題を や るっ て い うのはど う だろう )」と 雑 談し てい る本
人 が 自 ら を 活 動 に 引 き 戻 す 発 言 を し た 例 が 1 例 、 「Ol v a s s á t ok. (読 み な さ い よ ) 」
「H a g y f ej ez z en be( 活 動 を 終 わ ら せ て ) 」「A b ba f ej ez n éd .( や めて く れ な い ) 」 と雑談をしているクラスメート を直接活 動に引 き戻そうとする例が 5例あった。残り の7例は、他者からの「始める 」「広め る」働 きかけが結果とし て「引き戻す」の役 割を果たしているものであった 。このう ち 5例 は、一緒に活動に 取り組んでいる傍に いるクラスメ ートから の「始め る」で、2 例は、それま で一緒に 学んでい ない、遠く にいるクラスメートが近くの人 と議論 してもわ からないところに ついて教室を移動し
117
て第三者に 聞く「 広 める 」の呼 び かけで あ った。プ ロトコ ル 4. 12 は、⑱に雑談 を す る⑨に 質 問( 「 始 め る 」 ) し た (5) の だ が 、⑨が そ の後 、 再 び 雑 談に 戻 っ た た め、
直 接 「 活 動 へ の 引 き 戻 し 」 の 働 き か け (1 8) を 行 っ た 結 果 、⑱が⑨に 対 し 課 題 に つ い て の 質 問 を 始 め た た め⑨も 「 じ ゃ あ 、 さ っ さ と や ろ う 」 (2 6) と 、 活 動 に 戻 っ た 例である。 一方、 プ ロトコル 4. 13 は 、雑 談 をしてい た⑥、⑦、⑱が離れ たところ か ら 来 た⑪の 「 広 め る 」 の 働 き か け に 応 え た 後 、⑥が 活 動 に 戻 っ て い る (59) 。 プ ロ
トコル 4. 1 4 は、 近く にいる⑱が⑦と雑談 を しており 、⑭が 「 始める」と 「直接 的な
引 き 戻 し の 声掛 け 」 を 繰 り 返 し ても (64、72、7 8、8 4、97) 雑 談 が 終 わ ら な い 。 し かし、⑱が離れたところにいる クラス メートよりに議論 に入るよ うに促され場所を移 動することによって、活動に引 き戻され 、元の 席にもどってきた 後に活動に集中する ようになった(11 8)例であ る。
プロトコル 4. 1 2
⑨:R em é n g y űj t ó a kci ó. 21- 25 kö z öt t v ár ás ol 3 0n a p os b é rl et e t , a k ko r k a ph a ts z il y e n 1
p e c s ét e t, é s öt da r a b m a t ri c a u t á n k ap ha t s z a j á nd ék m ű z e um be l é pő t é s aj á n d é k 2
c s om a g o t , és 1 0 d ar a b m a t ri c a u t án. (「市 内交通機 関の定期 を購入し た り、そ れ を 3
集めたりすると博物館の入場券 がもらえ る」と いうキャンペーン の話をしている)
4
⑦:⑨! M i t k ell í r ni?
5
(ナニヲ カケバ イ イ?)
6
⑨:Mi cs o d a ? 7
(ナニ?)
8
⑦:6- s t.
9
(6バン)
10
⑨:6- s t? 難しい ne h éz .T u d o d?
11
(6バン?) (ムズカシイ 、ワカ ル)
12
⑦:J ó, h o g y me g kér d e z t e m.
13
(シツモンシテ ヨカッタ)
14
⑨ : S z ó val ma t r i c a g y űj t é s e u t á n, a B KV so r s ol á s s al v al a mi t f an t a s z t i ku s 15
n y e r em é ny e t ny e r h e t.
16
(再びキャンペーンの話を始め る)
17
⑦:A b b a f e j e z n é d? . 18
(ヤメテクレナイカ)
19
⑱:7- es mi t j el en t?
20
(7バンハ、ドンナイミ?)
21
⑨: お元気 22
118
⑱: お元気 23
⑨: 元気、U d va ri as O -v a l.
24
(ソンケイノ オガツイテル)
25
⑨:Na , a k kor cs i n ál j un k g y or s a n.
26
(ヨシ、ジャア、サッサト ヤロウ)
27
プロトコル 4. 1 3
⑥:Mil y e n vol t a pr og r am ? . 28
(プログラムハ ドウダッタ)
29
⑦:Fé l 7- r e k el l et t m e nn i e 30
(6ジハンニ イカナ ケレバ ナラナカ ッタ)
31
⑱:U gy a na z a s ö r r e l . 32
(オナジ ビ ールデ ) 33
⑦:Gn g ol o m.
34
(ソウダヨ)
35
⑥:V i s z on t tu do m, h ol l eh e t t ör t e ni vi d á m na po t.
36
(デモ、ドコデ タノシイヒガ スゴセ ルカ シッテルヨ)
37
⑱:J a b es z e r e z ni.
38
(アア、テニイレル ) 39
⑦:Mi ér t n em j ö t t et e k.
40
(ナンデ コ ナカッ タノ)
41
⑥:T eg n ap i z é v ol t 42
(キノウハ ヤボヨウガアッテ)
43
(⑥と⑦と⑱がパーティーの話をしている。そ こに⑪が やってくる)
44
⑪:T udj á t ok m i a n é gy e s . 45
(アナタタチ 4バンワカル?)
46
⑦:Ho l? M el y ik ? 47
(ドコ?ドレ?)
48
⑪:Ha rm a di k l a p o n. N é g y e s . 49
(3マイメノ 4バン)
50
⑱:E z n e m j ó.
51
(コレハ ダメダヨ ) 52
⑦: 倒れて 53
⑪:J a k ös z ö n öm.
54
(ア!、アリガトウ)
55
119
⑥:⑦さん 56
⑦:I g e n 57
(ハイ)
58
⑥:A kk or m it í r j u nk o da . かわいい、き れい、う れしい?
59
(ジャア、ココニハ ナニヲ カケバイ イ?)
60 61
プロトコル 4. 1 4
⑱: E g é s z j ó v ol t a k on c er t.
62
(⑱と⑦がコンサートの話をし ている)
63
⑭:Fi ú k .. az t , j e l e n ti , ho g y .(*)? 64
(オトコノコタチ、コレノイ ミハ*) 65
⑱:Mi?
66
(ナニ)
67
⑱:De s pa r a ti on n a g yo n j ó v ol t 68
(再びコンサートの話)
69
⑱:Mi l en n e, m e gc s i ná l n á m a f e l a da t?
70
(カツドウニ モドッタラ ド ウダロウ)
71
⑭:Ol va s s á to k el . 72
(アナタタチ、ヨミナサイヨ 。)
73
⑦:J ai . 74
(アーア)
75
⑱:M aj d o t th o n ol v a ss u k.
76
(アトデ、ウチデ ヨムヨ)
77
⑭:Ne m, n ag y on kö nn yű 78
(ダメ、トッテモカンタンダ カラ)
79
⑱:A z a r é ny e g e , h og y a z a m a n g a ú g y v a n m eg cs i n ál v a. . 80
⑦:J ó.
81
⑱:E l s ő 1 9r é s zt , h o g y hí vj á k. ..
82
(⑱と⑦が今度はマンガの話 を始め る)
83
⑭:Mi a z a 買い物? 84
(ナニ?)
85
⑱:M el y i k?
86
(ドレ?)
87
⑭: 買い物 88
⑱: 買い物、b e vá s á rl ás 89
120 (ショッピング)
90
⑦:M a n g a a z tu r aj do nk é pp e n. . 91
(⑦と⑱が再びマンガの話)
92
⑭: イースターh ús vé t , u g y e ? 93
(イースター、ヨ ネ?)
94
⑱:I g e n.
95
(ハイ)
96
⑭:Ol va s s á to k. N a g y on k ön ny ű.
97
(アナタタチ、ヨミナサイヨ 。トッテ モカン タンダカラ)
98
⑱:I g e n?
99
(ソウ?)
100
⑫: Ne m t u d n ád i de jö nn i ? N em t u d om . 101
(コッチニ キテクレナイ? ワカラナ イカラ)
102
(⑱が別の場所で勉強している⑫に呼ば れて、 別の場所 でヤギに関する読解文につい 103
てやりとりを始める。⑦も活動 に戻り、⑭とカタカナ語 について 話。しばらくして⑱ 104
が戻ってくる。)
105
⑭:Mi a z ハロー? 106
(ナニ?)
107
⑱: ハロー、ez o l y a n mi nt H e l ó.
108
(ソレハ、 ヘローミタイナ モノダヨ ) 109
⑭:É p p ol y a n,m i n t m a g y a r ul.
110
(マッタク、ハンガリーゴ ミタイダ ) 111
⑭: 借りる a z i z é , kü l c sö n?
112
(エエト、カリルダ ヨネ)
113
⑱:I g e n 114
(ハイ)
115
(教室の外で行われているフェ スティバ ルの音 が大きくなり、⑦と⑭は窓にのぞきに 116
行く。しかし⑱はそのまま課題 を続け る)
117
⑱:E n g em n em é r de k el . 118
(キョウミ ナイ)
119
4.1.5.3 受講生による関係調整
ビデオ記録、そして受講生に よる授 業評価記 述より、受講生は より多くの相手 とつ ながろうとしていたことが明ら かとなっ た。そ して、プロトコル 4. 9 から 4. 1 1 でも 紹介した通り、受講生は目標達 成に向 けて疑問 に思った点につい て「広める」を伴う
121
「深める」を発生させ、納得が いくまで 考え、 議論し、振り返る 姿がうかがえた。一 方、プロトコ ル 4. 12 から 4. 1 4 までで紹 介した ように、活動からずれてしまったクラ スメートに対しては、「直接的 な引き戻 しの声 掛け」だけではな く、「始める」「広 める」が、活動への引き戻しの 役割を 果たして いた。この点より 、「始める」「広め る」が「分かち持たれた知能」 として の人的リ ソースの活用だけ ではなく、「分かち 持たれた知能」としての人的リ ソース の確保の 役割も果たしてい たことがわかる。こ れらの点より、文法理解の授業 におい ても、受 講生たちは、クラ ス全員の目標達成に 向け、他者との関係調整を行い 、自律的 に協働 的対話を発生させ ていたと結論づけら れる。
4.2 検証2(中等教育機関日本語コース)
4.2.1 教師Hのビリーフスと授業
3. 2. 2. 1 で も 紹 介し た 通 り 、 本 研究 の 調 査 対 象 で あ る S 高 校 は 、 第 二 外 国 語 と し て
日本語を教えている他の中等教 育機関同 様、卒 業時までに卒業試 験(大学入学試験・
国家外国語試験も兼ねる上級エ ーレッチ ェーギ )合格レベル(C E FR の B 2 レベル)
に到達することを目標としてい る。そし て、学 校や保護者の期待 も高い。このような 環境の中、教師Hはエーレッチ ェーギ受 験に向 けて、カリキュラ ム通りに授業がこな せるのかという点に強い関心・ 不安を抱 いてい る。また、「生徒 たちはまだ子どもな ので、協働学習は導入できない 」との考 えも持 っている。一方、 本研究に先立って行 った教師H( 表 4. 1 4)に対するメタファー調査 (表 4. 2 参照)の結果(表 4. 1 5)か らは、「教師は学習者に優しく 接し、 学習者が 楽しめる環境をつ くりつつ、学習者に 合った知識を与え、学習をコン トロール し、上 級エーレッチェー ギ合格まで学習者を 引っ張っていく存在である」と いう教師 観が伺 えた。
表 4. 1 4 教師 H(20 18年 3月現在)
国籍:ハンガリー 性別:女性
年齢:30代 前半
日本語能力:N1以 上(1 0 年間の 日本企業 通訳経験有)
職 歴 : 在 学 中 に 日 本 語 教 員 免 許 取 得 。 卒 業 後 は 日 系 企 業 で 通 訳 と し て 働 い て い た
が、20 16 年 9 月より 大学の非常勤講師 としてビ ジネス日本語を教 え始め 、20 17 年
9月より高校教 員となる。
担当クラス:S高校9年生日本 語(文法 。週3 時間)生徒は8名 ですべて女子 教師歴:大学の非常勤講師 2 年、中等教育機関 1年
122
表 4. 1 5 教師Hの教師観
外国語 外国語 教師 外国語学習者 外国語学習 教師の仕事
森 賢いフクロウ バンビ 何もないところ
での遊 び 人生教 育 説明:教師は生徒の知識に応じ て賢く教 材を教 える
車 ハンドル タイヤ エンジ ン 道
説明:生徒が前に進み教師が進 行方向を コント ロールすれば目標 が達成できる
学校 教師 生徒 学習 教師の仕事
劇場 監督 俳優 劇の場 面 劇作品
理由:教師は 授業をよ く練り、 学習が楽 しく、エキサイテ ィングで 、楽しめ るもの にする。
家族 母親 子ども 達 遊び 共有する楽しさ
理由:教師は生徒を愛で包み、 生徒たち が楽し みながら学べるよ うにする。
調査開始前の 20 1 8 年 3 月 5 日に教 師Hの授 業を観察した。授業のほと んどは 教師 が説明・質問、生徒が教師の質 問に答え るとい うスタイルで行わ れていた。授業活動 と し て ペ ア ワ ー ク も 取り 入 れ ら れて は い た が 、45 分 の 授業 の う ち 、 ペ アワ ー ク に 充 てられていたのは1回 3分のみであった 。そこ で、校⾧ 、教師H 、生徒、保護者の許 可を取り、ビデオ1台と I C レコーダー4 台を用いて、3 月 8 日に、教師 H の授業を 再度観察し、授業における生徒 の動きと 生徒間 のやりとりをデー タとして収集した。
8 日 の授業で は 45 分の授業 中、ペア ワークが2回あり 、1回あ たりの時 間はいず れ も 3分 4 5 秒であっ た(計 7分 3 0秒)。 また、教 師Hの話 ではペアワークの相手は固 定されているとのことであった が、この 日は実 験的に(教師H談 )教師Hとしては初 めて2回目のペアワークの際に 、それま で固定 されていたペアと は別のクラスメート とペアを組ませていた。ペアワ ークは教 科書に 書いてある質問を 1人が行い、その答 えをもう1人が答えるという形 で行われ ていた が、やりとりをプ ロトコル化したとこ ろ、ペアワーク中も、生徒に疑 問が生 じたとき には教師に聞く、 そして教師が生徒の 様子を見て、必要だと感じたと きに生徒 間のや りとりに介入して いる点が明らかとな った。例え ばプロ ト コル 4. 15 では、 疑問 (アボカド のスペ ル )が生じ た ときに 教 師 H に 質 問 す る (7) 生 徒の 姿 、 学 習 者が 困 っ て いる 姿 を 見 て質 問 さ れ る 前に 答 え を言 う教師H(1 8)の様子がうかがえた。
プロトコル 4. 1 5.
①:Ho g y k e ll ? 1