院)
13.62 ノルトライン・ヴェストファーレン州 ブレーメン州
2005年 18058000人/6議席 663000人/3議席
1.62 ウィーン州 ブルゲンラント州
2007年 1664146人/11議席 280257人/3議席
248.87 モスクワ市 ネネツ自治管区
2007年 10442663人/2議席 41960人/2議席
カナダ ドイツ オーストリア
ロシア
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行するより、それを活かしてよりよくしていくべきだという結論に至った。
なぜなら、抜本的な改革は手間がかかるので現行制度と比べて明らかに良いと思われない と今の段階では実行しにくいからである。2章で述べたように今の現行制度が変更されない のは、現在の政治家が現行制度を変更してもその人やその属する党には特に利益はないと いう理由が考えられる。ゆえに現行制度を変える抜本的な改革はこれまで実行されてこな 5
かったのではないのだろうか。
もし一票の格差を是正すれば、地方部と都市部の格差が拡大するという可能性を無視す ることになる。つまり、それは国民の同意なく一票の格差是正を国政として進めるという ことである。また是正する方向で動くにしても、その前に、国民に一票の格差とは何かを 認識させ、それを是正すれば地方部と都市部の格差が広がる危険性もあるということを伝 10
えるべきだ。それでも国民が一票の格差を問題視するのならば、一票の格差是正について も考えていかなければならないだろう。
しかし4章でも述べたように、近年特に若者の選挙の投票率は低く、世代によっても政 治や選挙に対する関心度に差がある。もし投票率が100%になれば、選挙区の人口区割りの みで一票の格差は解決できる。しかし、投票率において地域や年代別に差が存在する今、
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一票の格差を議論する前に投票率を改善することが最優先であると考える。
投票率をあげるためには5章で述べたように、若いうちから選挙の重要性を認識させる という諸外国における政治教育から日本が学べることも多いのではないだろうか。
また5章より、諸外国には日本と比較して何十倍、何百倍もの一票の格差をもつ国があ る。中でもアメリカは一票の格差対策として人口区割りを細かく設定するなどの政策を行 20
っているが、図表27 では日本との差はプラス約17.5 倍にもなる。ゆえに一票の格差是正 策を講じたとしてもその効果にはあまり期待はできないと考えられる。それに加えて、日 本は各国と比べてそれほど格差は大きくないので、現行制度のまま幅を持たせていくこと も考える必要がある。
以上のことから憲法での要請する完全是正はせず、投票率を上げることを最優先するべ 25
きではないだろうか。
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参考 URL
http://odap.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html http://saka-pon.net/AppGallery/ActualVotesChart/
http://www.akaruisenkyo.or.jp/
(「明るい選挙推進協会」2012年9月15日)
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http://www.akaruisenkyo.or.jp/060project/066search/
(斉藤竜太郎 2008 「若者はなぜ選挙に行かないのか」 2012年9月12日)
http://www.disaster-info.jp/seminar2008/summary-saitoh.pdf#search='%E8%8B%A5%E 8%80%85%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%81%B8%E6%8C%99'
(若者の政治意識と政治教育 2012年9月10日)
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http://www.p.u-tokyo.ac.jp/lab/ichikawa/johoka/2006/group1/seiji.html http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/pdf/0721.pdf
(ISSUE BRIEF 諸外国の選挙制度―類型・具体例・制度一覧―国立国会図書館 2012年9
月11日)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200808_691/069104.pdf 15
(ISSUEBRIEF 諸外国の議員定数配分―憲法の規定を中心として―政治議会課憲法室 2012年9月11日)
http://www.moj.go.jp/content/000012508.pdf
(法務省 世界各国・地域の選挙権年齢及び成人年齢 2012年9月20日)
http://school.australia.jp/learn/society/politics/election.php 20
(選挙制度 オーストラリア政府観光局―教育旅行サイト[公式] 2012年9月24日)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0610.pdf
(参議院の一票の格差・定数是正問題―我が国・諸外国の現状と論点整理―2012年9月18 日)
http://www.akaruisenkyo.or.jp/wp/wp-content/uploads/2012/08/arikataken.pdf 25
(総務省[2011年12月]「常時啓発事業あり方等研究会」最終報告書 2012年10月1日)
参考文献
浅野正彦(2006)『市民社会における制度改革』慶応義塾大学出版会
井田正道(2008)『政治・社会意識の現在―自民党一党優位の終焉と格差社会』北樹出版 30
梅津實(2004)『比較・選挙政治 21世紀初頭における先頭6ヵ国の選挙』ミネルヴァ書房 小林良彰(2000)『選挙・投票行動』東京大学出版会
菅澤均(2002)『都市化と投票行動の研究』恒星社厚生閣 西平重喜(2003)『各国の選挙―変遷と実情―』木鐸社 松本保美(2003)『新しい選挙制度』木鐸社
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三宅一郎(2001)『選挙制度変革と投票行動』木鐸社