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ネット通販の可能性と課題は?

品質が不安 68 % 賞味期限が不安 65 %

Ⅳ. ネット通販の可能性と課題は?

日系企業の活用への提言は?

Opportunities(機会) Threats(脅威)

• インターネット通販市場拡大

• 食の良質・バラエティ・健康美容志向

• 若いネットユーザー増加⇒外国食品に前向き

• 高所得者、ネット通販ファンの食品購買積極性

•日本食品を扱うスーパー、コンビニが増加。

•“出産子育て” という確実なユーザー取得機会

•中国人日本旅行者の増加

•広州、上海は日本食品親派

•現ネット通販利用者は高所得、日本食品親派

•陶宝商城参入支援サービス事業者の増加 陶宝商城も日系企業の参加を期待

大手中国通販サイト上の膨大な競合数

ローカル企業との低価格競争

消費者の他の海外食品への関心増加

中国企業食品の良質化(有機・安全・健康感、

アイディア豊富な商品の増加)

台湾、中国企業の “日本食品ぶりっこ商品”

Strengths(強み) Weaknesses(弱み)

パッケージの良さ、高品質、安全衛生性、健康性

飲食経験があれば好感を得る

寿司、チョコレートなど日本品、日本食ファン の存在

中国・欧米・韓国商品より日系ブランドは 流通量(馴染み)が尐ない、価格競争力が弱い

日系食品ブランドの低認知、ブランド力の弱さ

ブランド構築活動規模の小ささ

反日感情、丌買運動の起きやすさ

(原発事故による安全神話の崩壊)

可能性

・ ネット通販は価格競争力が鍵。

富裕層に高付加価値品を届けるには、注目を得る工夫が必要。

指名買いされるブランド力がある商品には、可能性がある。

課 題

・ 探してもらえる ブランド力をつけること

・ 販売ターゲットの明確化、販促戦略に工夫を

・ 参入コストは低いが成功コストは高くつく - 投資の覚悟

価格合理性 高付加価値/

希尐価値

ブランドファンの創出

A) 現地生産一般品の拡販 リアル店舗より安値で販売量を

確保する⇒薄利多売路線

例)スナック菓子類、ビール、

ソフトドリンク、

カレールウ,etc.

C) ジャパンプレミアムの 導入紹介・理解啓発

限られた高級店のみに流通し、

まだ中国人には馴染みが薄く、

一部にしか認知がないもの

例)日本酒、和菓子、

調味料、健康美肌食品

B)現地生産初動商品の トライアル促進

流通や購入層がまだ広がらない 大衆食品のテスト、トライアル

例)日本B級グルメ(どら焼き、

たこ焼き、加工洋菓子)

美肌食品、新種の飲料 D) ジャパンプレミアムの

販売促進

限られた高級店に流通している 食品飲料で中国人に

認知・好意度が高いもの 例)米、サーモン真空パック、加

工菓子、しゃぶしゃぶ/焼肉のタ レ、美肌食品、離乳食etc.

<消費者ベネフィット>

<企業目的> 利益創出

ネット通販活用のパタナイズ

目的 想定される商品 商品レベルの工夫 A) 現地生産一般品の拡販 現地既存の普及品菓子類、

飲料、加工食品

パッケージの工夫(お買い得、小型トラ イアル、季節限定パッケージなど)

B)現地生産初動商品トラ イアル促進

現地生産新商品、モールな どで販売中のB級グルメ、

日本観光土産人気商品、等

アイテム、コンセプトで差別化(新規性、

情緒ベネフィット性)、

パッケージの工夫(同上)

C) ジャパンプレミアム導 入紹介・理解啓発

高級日本食材、贈答品、高 付価値型地健康美容食品

アイテム、コンセプトで差別化(商品薀 蓄、健康美容商品は継続意義を示すコン セプトなど)

贈答パッケージ、継続しやすいお得型 パッケージ等。

D) ジャパンプレミアム販 売促進

ネット通販目的別 消費者ベネフィットの見せ方

●ネットにしか無いなら、探してでも買う

“日本人が食べているものが食べたい”

“原料や賞味期限管理がよくて品質が高いもの、パッケージが素敵なものが欲しい”

“ネットだからこその楽しみが欲しい“

●中国人が最も評価するのは“お得感”

コンセプトは“安心安全”より“健康的、高品質、おいしい、楽しい、アイディア溢れる”

●さりげなく“日本”とわかる印

パッケージデザイン、ひらがなカタカナ、パッケージ包装の質、印刷品質、小分け包装、

開封しやすさ閉じやすさ、日本の漢字を使用、賞味期限の明記

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