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次のニトロフランの代謝系物質 (1) フラゾリドンの代謝系物質である

ドキュメント内 会社設立について (ページ 94-177)

3-Amino-2-oxazolidinone(AOZ)

(3-Amino-2-oxazolidinone;AOZ Substances in the metabolites system of Furazolidone) (2) フラルタドンの代謝系物質である

5-Methylmorpholino-3-amino-2-oxazolidinone (AMOZ)

(5-Methylmorpholino-3-amino-2-oxazolidinone;AMOZ Substances in the metabolites system of Furaltadone)

(3)

ニトロフラントンの代謝系物質である

Aminohydantoin(AHD) (Aminohydantoin; AHD Substances in the metabolites system of Nitrofurantoin)

(4) ニトロフラゾンの代謝系物質である Semicarbazide(SEM)

(Semicarbazide;SEM Substances in the metabolites system of Nitrofurazone)

0.3

0.3

1.0

1.0

3.マラカイトグリーン及びその塩並びにその代謝系物質 2.0

4.

β

-agonist

及びその塩並びにその代謝系物質

1.0

注:同告示により通達された保健省食品医薬品局告示(2006 年 8 月 18 日付)のリスト全文を掲載している。 

   

(ii)重金属及び汚染物質 

保健省告示 No.98(1986 年)及び No.273(2003 年)で水産物を含む食品に含まれる重金属及び 汚染物質で食品中に次の含量を超えてはならないとされている。それ以外の重金属及び汚染 物質については Codex の基準に従う必要がある。 

 

保健省告示 No.98(1986 年)及び No.273(2003 年)に基づく残留基準値 

  最大残留基準値 

(食品1kg 当たり mg) 

スズ  250 

亜鉛  100 

銅  20 

鉛  1 

水銀  0.5 

アフラトキシン  20 

砒素  (水産物は無機砒素 2mg) 

(水産物以外は総砒素 2mg)  注:砒素は保健省告示第 273 号で改訂された数値。 

 

(iii) 不可避的な原因による残留毒素の上限値(ERL) 

  保健省告示 No.288(2005 年)で 5 種類の化学物質について不可避的原因による生じた最 大残留基準値(ERL)を設定しており、魚介類は次の基準値を超えてはならないとしている。 

 

保健省告示 No.288(2005 年)の不可避的な原因(外部からの要因) 

により生じた残留毒素の上限値(Extraneous Residue Limit: ERL)  最大残留基準値(食品1kg 当たりの mg) 

食品の種類 

アルドリン及び  ディルドリン 

クロルデン  DDT  エンドリン  ヘプタクロル  魚、貝類、 

無脊椎動物の肉(脂肪)  0.2  0.05  1  0.05  0.2 

      注 1:同告示リストより抜粋している。(告示原文については「添付資料(5)」を参照のこと) 

      注 2:現在保健省では同告示を改定する作業を実施している。 

 

  なお、上記(a)、(b)、(c)以外の化学物質については Codex の基準に従う必要があり、

輸入の際に随時保健省の担当官がモニタリング調査を実施している。 

 

(vi) その他 

  保健省では食品において人の生命に関わる問題が発生した場合は随時、保健省の告示の形 で係る規制は公示される。水産物に関してはフグの輸入、国内での販売が禁止されている。 

   

保健省告示  第 264 号(2002 年) 

「製造または輸入、販売を禁止する食品の規定について」 

 

  人の命に係る可能性のある Tetrodotoxin 毒素を含むフグの身を食べて中毒となった人が出た ことから、タイ王国憲法の第 29 条、第 35 条、第 48 条及び第 50 条が法律上の条項に基づいて保 証する個人の自由と権利の制限に関する条項を一部含む法である 1979 年食品法の第 5 条及び第 6 条 (8) の記載に従い、保健省大臣は次の通り告示を出すものとする。 

 

第1項  フグ全種類及びフグの身を成分に含む食品を、製造または輸入、販売を禁止する食品 とする。 

第2項  当告示は官報に告示された日の翌日から施行される。 

2002 年 12 月 19 日  告示 Sudarat Keyurapan 保健省大臣  

   

3) 植物検疫及び衛生上の規制    (a)植物検疫 

  タイの植物検疫は植物検疫法(Plant Quarantine Act 1964)及びその改正法(2000)に基 づいて実施されており、農業・協同組合省農業局が管轄し、全国に 35 ヶ所の植物検疫所を 持つ。 

  植物検疫対象となる生鮮野菜、果実、原料植物を輸入する際に、輸入者は植物検疫申告書 を提出し、植物検疫官に提出する。植物検査の不合格となった場合は、厳重な注意を要する 有害虫でない場合、消毒後通関が可能となるが、厳重な注意を要する有害虫の場合は農業局 で回収される。 

タイにおいては植物検疫法及び告示により、輸入が禁止されている植物及びその一部、輸入 が管理されている植物及びその一部、そして遺伝子組み換え植物の輸入が管理されている。 

 

  (i) 輸入禁止植物 

  現在以下の植物体及び植物体の一部について研究目的でかつ農業局局長の許可がない限り、

タイ国内への持込が禁止されている 

  種類  対象地域  例外 

1  Oriza spp.(コメ)  西アフリカ諸国、中央アメリカ 諸国、南アメリカ諸国、米国、

西インド諸国、日本、フィリピ ン、インド、スリランカ、中国 

・米粉、調理米 

・精米、破砕米、パーボイルド ライス  (条件:検疫証明書) 

・Oryza spp,からの改良品種  (条件:植物病菌に侵されてい ないことの承認を得るために、

農業局局長に事前に詳細を通知 しなければならない。)  2  Hevea spp. 

 (天然ゴムなど) 

中央アメリカ諸国、南アメリカ 諸国、西インド諸国 

  3  Citrus spp. 

(柑橘類) 

アフリカ諸国、中央アメリカ諸 国、南アメリカ諸国、ヨーロッ パ、中東諸国、地中海地域、米 国、インド、日本、スリラン カ、インドネシア、オーストラ リア 

・調理食品 

・すべての地域からのオレンジ 

・米国カリフォルニア州からの Citrus spp.の種子 

・フランス、スペイン、南アフ リカ、オーストラリア(条件:

農業局の基準を満たし、植物検 疫証明書が発行されているこ と。) 

4  Cocos nucifera L. 

(ココナッツ) 

東アフリカ諸国、西アフリカ諸 国、中央アメリカ諸国、南アフ リカ諸国、西インド諸国、フィ リピン、インド、グアム 

・調理食品 

・改良品種(条件:事前に農業 局長の承認を得るために詳細を 通知しなければならない。) 

5  Manihot esculenta  Crant. 

(キャッサバ) 

アフリカ諸国、ブラジル、イン ドネシア 

・調理食品、粉末、サゴヤシ  6  Gossypium spp 

(綿花など) 

米国、メキシコ、アフリカ諸 国、西インド諸国、中央アメリ カ、ベネズエラ 

 

7  Salvinnia molesta  Match 

(水棲シダ類) 

全地域   

8  Spanish Mose,  Tillandsia  usneoides Linn. 

(サルオガセモドキ) 

全地域   

  注1:植物以外のものとして土、有機肥料、植物病菌及び病害虫が対象となっている。 

  注 2:品目、条件等は状況次第で追加・変更される場合もある。 

 

  これらの植物体及び植物体の一部を特別に輸入するためには農業・協同組合省農業局の許 可が必要である。 

 (ii) 輸入制限植物 

  輸入制限植物として現在以下の 4 種類の植物体及び植物体の一部が一定の条件に従った場 合においてのみ持込みが認められている。 

   

  種類  例外  条件 

1  Glycine max Merr.  輸出国からの植物検疫証明書の取得  (大豆) 

調理食品 

(植物検疫所の管理に基づく制限措置) 

2  Phaseolus aureus Roxb.  輸出国からの植物検疫証明書の取得。 

(リョクトウ) 

調理食品 

(植物検疫所の管理に基づく制限措置) 

3  Sorghum vulgare Pers. 

(ソルガム) 

調理食品  輸出国からの植物検疫証明書の取得。 

(植物検疫所の管理に基づく制限措置) 

4  Orchidaceae(.Vanda spp.,  Paphidiopedilum spp. etc.) 

調理食品  輸出国からの植物検疫証明書の取得。 

(植物検疫所の管理に基づく制限措置) 

注:品目、条件等は状況次第で追加・変更される場合もある。 

 

  植物検疫の手続きは以下のとおりである。 

植物検疫対象となる生鮮野菜・果実、原料植物を輸入する際に、輸入者は植物検疫申告 書を提出し、植物検疫官に提出する。植物検査で不合格となった場合は、重要な有害虫で ない場合、消毒後通関が可能となるが、重要な有害虫の場合は農業局で回収される。 

(注:現在、農業局ではすべての国から輸入される果実について植物検疫証明書を輸出 国側から取得することを義務付ける方向で検討している。) 

 

一般植物の植物検疫手続き   

   

 

       

   

 

検疫申請書(Por Kor 7)提出

担当官による書類検査

(10〜15分) 禁止されていない 消費用植物体 禁止されていない

育種用植物体

輸出国側の非GMO 証明の審査

その他地域

南米葉枯病対象地域

検疫検査 (301時間)

検出 未検出

農業局植物検疫部

注意を要す有害虫 (即座に回収)

注意を要さない有害虫

消毒 (1-2日)

検疫合格書(Por Kor 8)の発行

(5分)

学術的条件に基づき審査 (15分〜30)

1

         

   

             

 

 

 

   

問合せ先 

 

植物検疫手続き: 

農業・協同組合省農業局(Department of Agriculture) 

Thanon Phahon Yothin Chatuchak, Bangkok 10110  Tel. 0-2579-0151~7, Fax. 0-2579-5248 

http://www.doa.go.th   

(b) 衛生上の規制 

  食品衛生上の規制としては、保健省告示 288 号(2005 年)で野菜・果実に使用される 10 種 類の農薬の残留化学物質を最大許容量(MRL)と 5 種類の化学物質の不可避的原因による生 じた最大残留基準値(ERL)を規定しており、これらについて輸入時にランダム検査を実施 している。 

 

4.知的財産権

(1)商標権   ①商標法 

  商標法(トレード・マーク法)は 1991 年に 1931 年施行の旧商標法を廃止して新商標 法が施行し、さらに 2000 年に増補改定し 2000 年改正商標法として現在に至っている。 

  商標の登録については、1992 年に商務省内に知的財産局が設置され、同局内の商標事 務所が管轄している。なお、知的財産局には商標事務所の他に、特許事務所(意匠権は 特許法の中に含まれている)と著作権事務所がある。  

商標法において商標とは「その商標の所有者の標章を使った商品を他者の商標を使った 商品と差別化するために、その商品の目印として、または関係あるものとして使用する 標章を意味する」とされている。 

第 7 条では登録を受けることが出来る商標の条件として、 

1)  通常一般に理解されている内容に基づく氏名ではない自然人の名、氏名、または法 律に基づく法人のフルネーム、あるいは特別な形態で示され、かつ商品の形態また は性質に直接言及せずに示された商業上の名。 

2)  商品の形態または性質に直接言及せず、かつ大臣が布告規定した地名ではない語句、

あるいは内容。 

3)  特別な形態で示された色彩、または文字、数字、あるいは造形文字。 

4)  登録申請人の署名、または登録申請人の事業の元の所有者の署名、あるいは既に許 可を得ているその他の者の署名。 

5)  登録申請人の肖像または既に許可を得たその他の者の肖像。その人物が既に死亡し ている場合は、その父祖、子孫、配偶者からの許可を得たその他の者の肖像。 

6)  造形された絵図。 

以上の6つがあり、1)または2)に基づく形態でない名、語句または内容については、大 臣が布告規定した原則に基づき、その商標が使用された商品が販売または広告され、普 及しており、かつその原則に従っていることが証明されれば、登録が可能である。

 

 

②申請手続き 

  商標事務所において商標登録申請手続きが行われると、申請された商標が商標法で定めら れた登録可能な状態のものであるかどうかが審査される。これまで登録された商標のデータ

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