サンプルソースコード 5 を実際に Internet Explorer で立ち上げた場合のイメージを次ページの 図 12b に示す。また、参考までに、資料 5 の Line 39 以下にある「コメント」の全文を図の下
1) ナレーションを加えたいスライドを選択。
2)
「ナレーションの開始」をクリックして録音開始(あらかじめマイクロホンを接続)。図
3 イメージをストーリーボードに追加
各イメージのサムネイル をマウスで選択して、そ のままストーリーボード 上に順番に「ドラッグ&
ドロップ」。
切り替え効果
3)
録音が終わったら「ナレーションの終了」をクリック。4)
「メディアファイルの保存」画面が表示されるので、適当な保存場所を選択して保存(デフォルトの保存場所は「マイドキュメント」→My Video→「ナレーション」フォ ルダ) 。
図
4 タイムラインの設定
スライドイメージの右端にマウスを合 わせ、クリックしてからドラッグする ことで、各スライドの再生時間を任意 に設定することができる。
図 5 音声(ナレーション)の追加
1. ナレーションを加え たいスライドを選択。
2. 「ナレーションの開始」をクリックし て録音開始。
3. 録音が終わったら「ナレーションの 終了」をクリック。
5)
保存が終了すると、「オーディオ/音楽トラック」上に、各スライドに対応する音声 ファイルの長さを示すインジケータが追加される(再録音する場合は、インジケータ 上にマウスを置いて右クリック→削除を選択し、既存ファイルを削除したのち上記 1〜5 を繰り返す)。
6)
すべてのスライド(あるいは必要なスライド)に対してナレーション追加作業を終え たら、画面上部メニューバーの [作業] ボタンをクリック。13.
完成したムービーの保存:「ムービー作業」メニュー(図4 参照)から、「3. ムービーの 保存」 →「コンピュータに保存」を選択。14.
「ムービーの保存ウイザード」(図6)が表示されるので、ここでビデオに適当な名称をつ けた上で、保存場所を指定し、「次へ」をクリック。15.
「ムービーの設定ウイザード」(図7)が表示されるので、ここで「コンピュータの最高の 品質で再生」にチェックを入れて、「次へ」をクリック。図 7 ムービーの設定
ウイザード画面
ファイル形式は基本的には WMV にな る。AVI での保存も可能だが、ファイ ルサイズが大きくなるのでオンライン での配信には適さない。
ムービーのサイズなどの データがここに表示され る。
図 6 ムービーの保存
ウイザード画面
ムービーのファイル名 と保存場所を指定。
16.
選択された形式でのムービーの保存が開始される、保存が終わると終了のメッセージが表 示される。ここで、「完了をクリックしたときに、ムービーを再生する」を選択すると、保存後にムービーが再生される。
パワーポイントファイルの動画化は以上で終了。次に、「SAMI ファイル」と「HTMLファ イル」を作成する。
17.
SAMI ファイルの作成:染谷 (2008a) の資料2「SAMI 字幕ファイルテンプレート2(日英 2か国語用)」<SAMI_Template2.smi> を読み込んで、内容を適宜書き換える。
1) スタイルの設定(SAMIファイルについて、詳しくは染谷 (2008a, pp. 2-15) 参照)
字幕のスタイルは必要に応じて任意に設定すればよいが、ここでは仮に以下のような設
定にしておく。フォントの初期設定は日本語が ‘MS Gothic’(または sans-serif)、英文がArial(またはVerdana ないし Helvetica)で、フォントサイズはいずれも 10 ポイントとした。
テクストは左寄せ、行間は 125% という設定である。
<STYLE TYPE="text/css"><!--
P {margin-left:8pt; margin-right:8pt; margin-top:10pt;
font-size:10pt; line-height:125%; text-align:left;
font-family:Arial,Verdana,Helvetica,
‘
MS Gothic’
,sans-serif;}.JACC {Name:Japanese; Lang:ja; SAMIType:CC;}
-->
</STYLE>