MDM+には、ドキュメントを各デバイスに配布する機能があります。様々なドキュメントファイルをアップ ロードして各デバイスまたはチーム単位で配布することができます。
ドキュメント追加(アップロード)
メインメニュー5番目のアイコンがドキュメントです。下記、図のように「ドキュメント追加」や「フォル ダ作成」をクリックすると、MDM+にドキュメントをアップロードすることができます。
アップロードファイルの容量について
・最大1GB
デバイスに適用されるまでの時間
・ドキュメント配布の通知プッシュをデバイス上でクリック時に更新 ・MDM+アプリの[ドキュメント]タブで更新した場合
・バックグラウンドでMDM+アプリが動いていない状態でMDM+アプリが実行される場合
フォルダ名の制限
・a-zA-Z0-9¥-_ぁ-ヶ亜-黑0-9 許可された文字セット(UTF-8)
※ テキストファイルの場合、内容がUTF-8のみ対応
なお、ファイルの数が増えるとファイル名だけでは簡単に識別できなくなります。MDM+は、アップロード したドキュメント毎に簡単な説明文を入力できるようにしました。
ドキュメント配布
MDM+にアップロードしたドキュメントは、デバイスの詳細画面、ドキュメント画面、チーム画面の各々に て配布することができます。ここではデバイス画面で配布する手順をご説明いたします。
デバイスの画面で「ドキュメント配布」アイコンをクリックします。表示される選択ウィンドウからファイ ルにチェックをいれて「配布」をクリックします。
[ドキュメントを配布された端末画面]
配布されたドキュメントはリ端末上で削除されてもMDM+管理ページのドキュメントは削除されません。
ドキュメントの配布状態
配布されたドキュメントを端末上で削除しMDM+管理ページのドキュメントは削除されません。
ファイルの情報画面で「配布されたデバイスの表示」をクリックすると、配布したデバイスのリストと状態 が表示されます。
各デバイスの状態から配布状況を確認することができます。
配布すると状態の項目が、「送信」から受け取ったデバイスでドキュメントをダウンロードすると「ダウン ロード」に、ドキュメントを開くと「閲覧」に変更されます。
配布したドキュメントをキャンセルしたい場合には、配布したデバイスのリストから削除したい配布デバイ スをチェックして「選択して削除」をクリックします。
状態が「削除送信」になり、デバイスのアプリのドキュメントの一覧から削除されます。削除されると状態 が「削除」に変更されます。
状態:削除送信 > 削除
配布可能なファイル形式
「.doc, .docx, .pdf, .xls, .xlsx, .mp3, .mp4, .pages, .ppt, .pptx, .rtf, .txt, .png, .jpg, .gif, .psd, .numbers, .keynote」です。
但、別のプログラクから開く形式のファイル、例えばpsdの場合、「Open In」をクリックすると該当ファイ ルをサポートする外部アプリから開くことができます。PDFや画像ファイルは基本機能で表示されます。
アプリの配布および管理(iOS、Android のみ)
会社で認可された必須アプリをMDM+を通して簡単にデバイスへ転送します。iTunes、GooglePlayのおすす めのアプリだけではなく、自社開発のアプリもアップロードすることができます。アプリのアップロードは、
アプリメニュー右上の「アプリ追加」をクリックしてできます。
iTunes/ GooglePlay アプリを追加
iOSの場合、「アプリ追加」画面の「iTunes App Storeから追加」をクリックします。
・ バンドルID:上記でアプリを選択すると自動で入力されます。
「アプリ追加」でアプリ追加を完了します。
アプリ追加後の画面
追加したアプリについての詳細や配布回数を確認することができます。
自社アプリの追加
自社開発のアプリケーションをApp StoreやGooglePlayを介さず、直接配信することができます。アプリを 追加するだけで、社内限定で公開しているアプリ配信用ポータルの構築が可能ですので、配信専用のサーバ ーが不要になります。
※ 自社アプリの最大容量は、最大300MBとなります。
(制限以上の容量が必要な場合は別途お問い合わせください。)
Android 版自社アプリの追加手順例
「アプリ追加」画面の「自社のアプリ(Android)を追加」をクリ ックします。
追加するapkファイルをアップロードし、必要項目を入力します。
「アプリ登録」ボタンをクリックします。
追加時の各項目
Source
ファイルをコンピュータからアップロードします。もしくはアプリのURLを指定し ます。
アプリ名 アプリ名を入力します。
詳細 アプリについて簡単な説明文を入力します。
アプリVersion アプリバージョンを入力します。
ICON Image アイコンの画像データをアップロードします。
ScreenShot スクリーンショット。画面イメージをアップロードします。(1枚以上必須)
iOS バージョンの自社アプリの追加手順例
iOSバージョンの自社アプリの追加手順についてご説明いたします。
iPhoneのアプリケーションをAppStoreを経由せずに配布する方法は以下の2つの方法があります。
1. AdHocを使った配布
「AdHocによる配布」は、非開発者のβテストへの参加を可能にするという点で、特定のユーザーにアプリ ケーションを渡し、動作の検証に役立てようという趣旨で用意されている配布方法です。この方法では、
iPhoneやiPod touchなどの端末のUDID(デバイス固有の識別子)をApple Developer Program管理画面
(Provisioning Portal)に事前に登録(100台まで可能)する必要があります。
2. In-House形式(iOS Developer Enterpriseで社内向けiPhoneアプリを作る方法)
AdHocの場合は事前にApple Developer Program管理画面(Provisioning Portal)で、デバイスの登録を行って おく必要がありますが、Enterpriseライセンスだと、デバイスの事前登録が不必要で、何台でもインストー ル出来るので断然便利です。(In-House形式で配布を行うには、iOS Developer Enterprise Programへ申込み が必要です。)
MDM+を利用するとIn-House形式にビルドしたアプリを簡単に配布することができます。
「アプリ追加」画面の「自社のアプリ(iOS)を追加」をクリックします。
「アプリ登録」ボタンをクリックすます。
追加時の各項目
Source
ファイルをコンピュータからアップロードします。ipaファイルのみアップロードで きます。
詳細 アプリについて簡単な説明文を入力します。
ICON Image
アイコンの画像データをアップロードします。
横200x縦300ピクセル、512KB以下、(PNG,GIF,JPG)形式
ScreenShot
スクリーンショット。画面イメージをアップロードします。(1枚以上必須)
横200x縦300ピクセル、512KB以下、(PNG,GIF,JPG)形式
アプリの配布
MDM+に追加されたアプリは、指定のデバイスやチームに配布することができます。アプリの配布は、デバ イス画面やアプリ詳細の画面、チーム画面から行うことができます。本マニュアルでは、デバイス画面から アプリを配布する手順についてご説明いたします。
「アプリ配布」をクリックすると、現在MDM+に登録されているアプリが表示されます。
配布したいアプリを選択、「配布」ボタンで実行します。