第 5 章 保守
5.1. トラブル発生時の対処
List Creator ご利用中にトラブルや不具合などが発生した場合、以下の手順で対応してください。
なお、開発ファブリックにて発生するトラブルについては、開発環境のマニュアルや、オンラインマ ニュアル”トラブルシューティング・メッセージ集” を参照してください。
1) イベントログなどが通知されていないかの確認とその対処をする
⇒ 5.1.1トラブル発生時のメッセージ確認
2) トラブル事例を参照し、対処する
⇒ 5.1.2 トラブルシューティング
3) 1)、2)でトラブルが解決しなかった場合、トラブル調査に必要な情報を採取し、当社技術員へ連 絡する
⇒ 5.1.3 対処できないトラブルが発生した場合
5.1.1. トラブル発生時のメッセージ確認
List Creatorを利用した帳票出力を行ってエラーが発生した場合は、その情報としてイベントログなど
にメッセージが通知されます。
したがって、List Creator をお使いの途中で不具合が発生した場合は、まず何かメッセージやログが 通知されていないかを確認してください。トラブルが発生した場合、発生したトラブルの状況および利 用環境を詳細に把握し記録することがとても重要です。
【Windows Azure版】における帳票出力時のイベントログは、ロールの DiagnosticMonitorで設定し た Storage の テーブル (テーブル名“WADWindowsEventLogsTable”)に以下のように出力されます。
ProviderName EventID Level Channel RawXml の
<Data>タグ ListCREATOR
ListCREATOR:MeFt ListCREATOR:e-Doc (【Windows版】と同じ)
【Windows版】と同じ 2(エラー) 3(警告) 4(情報)
Application メッセージ
イベントログのメッセージおよび原因と対処方法の詳細については、以下を参照してください。
⇒ 5.1.1.1 エラー詳細コードの原因と対処方法
Windows Azure 概要編−第5章 保守−
5.1.1.1. エラー詳細コードの原因と対処方法
【Windows Azure版】のみ発生するエラー詳細情報(ERROR CODE)の原因と対処方法について説 明します。
【Windows版】と共通のイベントログのメッセージおよび原因と対処方法の詳細については、オンラ インマニュアル”トラブルシューティング・メッセージ集” 第2章 エラーメッセージと対処方法を参照し てください。
● ソースが「 ListCREATOR:MeFt 」のイベントログ
エラー詳細:10-0013
【原因】:未サポートの機能(PDFファイル保存以外)が指定されました。
【対処】:PDFファイル保存以外は指定しないでください。
エラー詳細:32-3051
【原因】:未サポートの機能が定義されました。
【対処】:帳票定義情報に未サポートの機能を定義していないか確認する。
エラー詳細:42-3ed2
【原因】:未サポートの機能(グラフ出力)が指定されました。
【対処】:グラフ出力は指定しないでください。
5.1.2. トラブルシューティング
【Windows Azure版】を使用した場合に発生するトラブルの事例と対処方法については、オンライン
マニュアル”トラブルシューティング・メッセージ集” 第3章 トラブルシューティングを参照してくださ い。
5.1.3. 対処できないトラブルが発生した場合
対処できないトラブルが発生した場合は、トラブル調査用情報を採取し、当社技術員にお渡しくださ い。
トラブル調査用情報と取得方法は、以下のとおりです。
● イベントログ
トラブルが発生した日時を含むWindowsのイベントログを保存してください。
イベントログの出力先については、以下を参照してください。
⇒ 5.1.1トラブル発生時のメッセージ確認
イベントログの詳細な保存方法については、Microsoft社の技術情報を参照してください。
● トレースログ
トレースログを採取する場合、あらかじめユーザアプリケーション側でトレースログをAzureストレー ジに転送する設定を行う必要があります。
詳細については、AzPrintFormクラスのトレースログに関するプロパティを参照してください。
⇒ 4.3.5 AzPrintFormクラス
Azureストレージ上のトレースログを採取する場合、帳票資源ユーティリティを使用してください。帳 票資源ユーティリティについては、以下を参照してください。
⇒ 付録A 帳票資源ユーティリティについて
● フォーマッティングログ
以下のようなトラブルが発生した場合、迅速なトラブル解決のために、帳票レイアウトと入力データ のフォーマッティング処理に関する詳細なログ情報(以降、フォーマッティングログ)が必要になりま す。
思ったとおりの出力結果にならない
プロパティの指定どおりに出力されない
フォーマッティングログはトレースログとして一緒にパックされますが、通常は採取されません。フ ォーマッティングログは以下の手順で採取してください。。
1) Webロールへリモートデスクトップ接続でログインしてください。
2) 以下のフォルダを開いてください。
- ( Webサイトのあるドライブ):¥approot¥bin¥ListCREATOR
Webサイトのあるドライブについては、サーバーマネージャを開き、デプロイされたIIS上のWeb サイトのPathから確認してください。
(例:デプロイされたIIS上のWebサイトのPath が『E:¥siteroot/』の場合は『E』)
3) 手順2)で開いたフォルダにあるList Creator のファイルの名前を以下のように変更してください。
ⅰ)「config.bip」を「config.bip.org」など、他の名前に変更してください。
ⅱ)「config.meftplog」を「config.bip」に変更してください。
4) 問題が起きた帳票を出力するアプリケーションを実行してください。
● その他情報
支障がなければ、以下の情報を併せて当社技術員にお知らせください。
帳票出力時に指定した帳票資源(帳票定義情報、入力データ、メディアデータファイル、PDF文書情 報ファイル)
現象が発生したときの詳細情報。例えば以下のような情報
業務への影響度
発生頻度
Windows Azure 概要編−第5章 保守−
動作環境
運用形態(オペレーティングシステム、搭載メモリ、搭載ディスク量、ディスク空き容量など)
インストールしたList Creatorのバージョン
ユーザアプリケーションの開発環境およびバージョン
使用した【Windows Azure版】のメソッドと、呼び出しパラメータの内容
できるだけ詳しい操作手順や条件