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号とトウモロコシ混播における1作目の 10 ℃基準有効積算温度と乾物 収量の関係(左)、及び2作目の 13 ℃基準有効積算温度と乾物収量の関係(右).

乾物収量(kg/10a)

混播1作目 混播2作目

10 ℃基準有効積算温度(℃) 13 ℃基準有効積算温度(℃)

2)トウモロコシ・ソルガム混播栽培

再生ソルガムの目標収量 を冬作イタリアンライグラ スと同等(800kg/10a)と すると、回帰式より有効 積算温度が585℃以上の 条件が適地判定指標の 候補と考えられた。

1回目刈取りまで 10℃基準有効積算温度

1,200

1回目刈取り~2回目刈取りまで(ソルガム再生)

13℃基準有効積算温 500 580

混播2回刈り栽培のため適地判定指標の予備的な検討

ソルガム再生時の

積算温度 500℃未満 500

580 580℃以上 適地区分 栽培不適地 栽培限界地帯 安定栽培地帯 33のアメダス観測地点

の平年値データを用い た分類1)

真岡ほか 8地点

青梅ほか 7地点

伊勢崎ほか 18地点 各分類における観測

地点の4月1日~10月 31日の10℃基準有効 積算温度

1,721-1,951℃ 1,964-2,052℃ 2,082-2,409℃

従来のトウモロコシ・ソルガム混播2回刈り栽培の安定栽培指標(三井1995

1段階の簡易指標作成と適地判定

1,960℃ 2,080

1) 4/21播種、10℃基準で1200℃に

到達した日を1回目刈取り日に想定。 関東地域におけるトウモロコシ・

ソルガム混播2回刈り栽培の適地 栽培試験に

基づいた 適地判定指

標の改良

凡 例 有効積算温度(10℃基準)

栽培適地 2,080℃以上

栽培限界地帯 1,960℃以上2,080℃未満

栽培不適地 1,960℃未満

2)トウモロコシ・ソルガム混播栽培

今後、甲信越 地域へ解析地

域を拡大

中央農業総合研究センター北陸センターによりダイズ等の湿害軽減技術として開発。

中央農総研北陸センター、宮城県、畜草研の共同研究により、トウモロコシへ適用。

市販の反転アップカットロータリと施肥播種機を組み合わせることにより、生産者が特殊 な改良を加えることなく、導入可能。

3)耕うん同時畝立て播種技術

アップカット

ロータリ 施肥ホッパ

種子 ホッパ

施肥播種機 耕うん爪

耕うん同時畝立て播種機

750 (mm)

アップカットロータリ 75cm畝用配列

畝高さ

播種(6月5日)

6月7日の大雨により冠水

2007 年、栃木県塩谷町(現地試験)

慣行区(平畝区)では出芽が得られなかったが、

畝立て区では十分な出芽が得られた。

3)耕うん同時畝立て播種技術

畝立て播種の効果①

降水量および地下水位の経時的変化

3)耕うん同時畝立て播種技術

畝立て播種の効果② 2009 年、栃木県塩谷町(現地試験)

畝立て区 慣行区

灌漑による過湿処理

慣行区における 黄化現象発生

2009年の2つの現地試験の乾物収量とTDN生産費(試算)

3)耕うん同時畝立て播種技術

畝立て播種の経済性

・データは湿害発生程度軽度及び中程度の2圃場 の平均値で、各区とも品種「セシリア」及び

「31N27」の平均値。

・施肥はN、P2O5、K2Oの各成分が20kg/10aとな るよう施用。肥効調節型肥料(N14%、2800円 /20kg)と高度化成肥料(N17%、1400円/20kg)

で計算。

・播種は条間75cm、株間19cmの設定で播種。

・各区とも15m2の試験区を3反復で設置したが、

圃場内の反復間の変動が大きいため、処理区間 に有意な差は検出されていない。

・TDN収量は乾物収量×65%

・畝立て播種はロータリ(72万円)、施肥播種機

(32万円)を栽培面積2ha、原価償却5年で計算し、

TDN 1kg当たり生産費に上乗せ。

イタリアンライグラス後に慣行播種及び畝立て 播種されたトウモロコシの乾物収量

3)耕うん同時畝立て播種技術

二毛作トウモロコシへの適用

畝立て区 畝立て区

慣行区 慣行区

2012年

乾物収量(kg/10a

2012年と2013年 は同一圃場 圃場A 圃場B 圃場B

66% 13% 4%

地下水位-20cm以上の期間割合(%)

過湿条件 乾燥条件

3)耕うん同時畝立て播種技術

0 500 1000 1500 2000 2500

年間乾物収量(kg/10a)

■ソルガム(2回目収穫)

■ソルガム(1回目収穫)

■トウモロコシ(1回目収穫)

慣行 畝立て

トウモロコシ・ソルガム混播への適用

トウモロコシは条間75cm、株間19cmで 点播、ソルガムは10a当たり1kgを目安に トウモロコシと同一条に条播。

畝立て区

慣行区

今後予想される年平均気温の変化

(IPCC第5次報告書における気候変動シナリオのうち RCP4.5(温度上昇が中庸なシナリオ)に基づいて解析し た今後の年平均気温の変化。)

凡例 年平均気温(℃) 地帯区分

8℃以下 寒地

812 寒冷地

1214 温暖地

1416 暖地

16℃以上 亜熱帯

予測データ無し

1981~2000年平均 20302049年平均 20802099年平均

おわりに

気候変動への対応

温暖化のもとでは、記録的に暑い天候がより多く発生し、平均 気温も上昇するものの、気温の変動の幅が増加するため、冷 害年の発生確率が低下するものの、その確率がなくならない。

森田敏( 2011 )『稲の高温障害と対策』より

但し、極端現象への備えは、今後とも必要。

おわりに

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