使用器材:基本器材、3枚刃ホルダー、クリーンスポンジ、
万能拭き取りクロス 使用洗剤:ガラス用洗浄剤Ⅱ
■手順
①クリーンスポンジにガラス用洗浄剤Ⅱを含ませ、鏡全体に
「下部から上部」へ円を描くようにして塗布し、
3枚刃を使用して固まった水アカを除去します。
②再度、クリーンスポンジにガラス用洗浄剤Ⅱを含ませ、鏡全体に
「下部から上部へ」円を描くようにして汚れを擦り落とします。
③コーナーや凹凸面が目立つ場合は、カーブブラシやサッシブラシ を使って汚れを擦り落とします。
④スクイジーを使用してガラスをきります。
⑤万能拭き取りクロスで仕上げ拭きを行います。
クリーニング
・クリーンスポンジのハード面は、素材により傷つく事があります。
使用する前に目立たない箇所でテストを行って下さい。
・外せる棚や扉は外してクリーニングを行ってください。
・キャビネットなどについたもらいサビは除去できない場合があります。
キャビネットのクリーニング
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(8)収納庫
使用器材:基本器材、カーブブラシ、タイル目地ブラシ、万能拭き取りクロス 使用洗剤:万能除菌クリーナー
■手順
① クリーンスポンジに万能除菌クリーナーを含ませ、「下部から上部へ」
円を描くようにして汚れを擦り落とします。
※液ダレが発生した際は、すぐに拭き取って下さい。
コーナーや凹凸面が目立つ場合は、カーブブラシや タイル目地ブラシを使用して汚れを落とします。
※蝶番の部分も忘れないようにして下さい。
② 水(お湯)に浸し、固く絞ったウエスで汚れを拭き取ります。
③ 万能拭き取りクロスで仕上げ拭きを行います。
クリーニング
・吸水性のある天然木をクリーニングすると、輪ジミや変色を起こしますので、クリーニングは 不可能になります。
・反射しやすい素材は拭きムラが生じやすい為、万能拭き取りクロスで慎重に仕上げて下さい。
・収納庫内はサービスの範囲外です。勝手に開けない様にしましょう。
前述の手順で水アカ汚れが除去出来ない場合は、水アカ汚れがハードな状態です。
オプションクリーニングで「鏡の水アカ除去&コーティング仕上げ」の提案を行って下さい。
作業は「鏡・ガラスのウロコ取りセット」を使用して下さい。
クリーンスポンジで下部か ら上部へ汚れを除去して下 さい。
蝶番の部分はブラシを使用 し て 汚 れ を 除 去 し て 下 さ い。
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(9)洗面ボウル・蛇口
使用器材:基本器材、カーブブラシ、タイル目地ブラシ、陶器専用研磨シート、白バフ、
万能拭き取りクロス
使用洗剤:万能除菌クリーナー、カビクリーナー、強力カビ除去剤、ニューシャイン、強力水垢洗浄剤
■手順
① クリーンスポンジに万能除菌クリーナーを含ませ、洗面ボウル全面に 円を描くようにして汚れを擦り落とします。
水垢汚れが落ちない場合は、強力水垢除去剤を刷毛に含ませ 洗面台の水垢へ塗布していきます。
※陶器素材の場合は陶器専用研磨シートを使用して下さい。
② 洗面ボウルに蓋をしてアルカリ性浴室クリーナーを適量入れます。
その後水で希釈を行い、クリーンスポンジで洗浄します。
③ 洗面ボウルの水を抜いた後、再度蓋をして強力水垢除去剤を塗布します。
④ 排水口まわりの汚れは、カーブブラシ、タイル目地ブラシを使用して 汚れを擦り落とします。
⑤ コーナー部分にカビが付着している場合は、カビ除去剤を使用して カビの除去を行います。塗布したカビ除去剤は、緩く絞ったウエスで 十分に取り除きます。
⑥ 水で洗剤を洗い流し、水(お湯)に浸し、固く絞ったウエスで汚れを 拭き取ります。
⑦ 万能拭き取りクロスで仕上げ拭きを行います。
① クリーンスポンジに万能除菌クリーナーを含ませ、蛇口全体を軽く擦って 汚れを落とします。
汚れが落ちない場合は、ファブリックシートを使用して汚れを擦り落とします。
特に水垢が強い場合は、強力水垢洗浄剤を計量カップに入れ蛇口に塗布します。
② 蛇口の裏側やコーナー部分の汚れは、カーブブラシ、タイル目地ブラシを 使用して汚れを擦り落とします。
③ 水(お湯)に浸し、固く絞ったウエスで汚れを拭き取ります。
④ 万能拭き取りクロスで仕上げ拭きを行います。
洗面ボウルクリーニング
洗面ボウルのクリーニン グ
・水栓金具はファブリックシートを使用して汚れを除去します。
・洗面ボウルの素材が陶器の場合、陶器専用研磨シートを使用します。陶器専用研磨シートで 水栓金具や洗面台をこする事の無い様にしましょう。
・蛇口などの金属部に強力水垢洗浄剤が残ると素材を腐食させる恐れがありますので水で よく洗い流して下さい。
蛇口クリーニング
蛇口のクリーニング
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(10)仕上げ
使用器材:基本器材 使用洗剤:ピカハッシュ
■手順
①蛇口や水洗金具のステンレス部分をウエスで拭きあげます。
②蛇口や水洗金具のステンレス部分やタンク上皿、便器内部にピカハッシュを塗布し クリーンスポンジで塗り込みます。
③水とクリーンスポンジで洗剤分を擦りながら十分洗い流します。
④蛇口や水洗金具のステンレス部分やタンク上皿を万能拭き取りクロスで拭きあげます。
(11)責任者によるチェック
使用器材:おそうじ本舗クリーニングサービス見積・注文書、iPad
■手順
実施したクリーニング箇所に汚れや水分などが残っていないか、確認作業を行います。
※ご注文の内容とクリーニングの仕上がりに相違がないかチェックします。
作業箇所のチェック
<必ずお客様目線で確認を行う事を徹底して下さい!>
お客様が隅々まで確認される時は、洗面所を使用する時だと思って下さい。この時、お客様は、まわり全体 を見渡して確認されるものです。そのような目線で以下の箇所は十分に確認して下さい。
ピカハッシュ仕上げ
十分に擦りながら洗い流すことで、撥水効果が発揮されます。
ピカハッシュの防汚効果について
<対象となる汚れ>
● 水垢
キッチンシンク、ステンレス、水洗金具などに付着する水アカ
● 石鹸、洗剤カス
浴室、洗面所などの石鹸カス
● 皮脂汚れ
浴槽などの皮脂汚れ
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キャビネットの隅に汚れが残っていないか?
特にパッキンやコーキング部分に除去できるカビは残っていないか?
蛇口の金属部分はキレイに磨かれているか(光沢は出ているか?)
鏡の水アカで除去できる水アカは残っていないか?
排水口にぬめりやゴミが残っていないか?
髪の毛や水分の残りはないか?
収納庫に拭き残しはないか?
作業箇所のチェックで発見した汚れなどは再度、手直し(クリーニング)を行います。
(12)お客様によるチェック
使用器材:おそうじ本舗クリーニングサービス見積・注文書、iPad
■手順
おそうじ本舗クリーニングサービス見積・注文書に沿って、
お客様と仕上がりの確認を行います。
お客様による確認で、お気に召さない仕上がりの場合は、再度、手直し(クリーニング)を行います。
どうしても落ちない汚れ(カビ、シミ、変色、キズなど)については、その説明を丁寧に行った上で、
ご理解いただきます。
(13)プラスワンサービス
使用器材:ウエス、万能拭き取りクロス 使用洗剤:シャインアップ
■手順
①キャビネット、収納庫表面をキレイな状態に仕上げます。
②ウエスに艶出し保護剤を含ませ、キャビネット、収納庫の表面を 拭き上げます。
③万能拭き取りクロスで仕上げ拭きを行います。
手直しが必要な場合
お客様との仕上がりの確認
手直しが必要な場合
艶出し保護剤を使用し、プチコ ーティング仕上げ。
艶出し保護剤仕上げ
<艶出し保護剤のコーティング効果>
塗布した素材に美しいツヤを出し、表面に保護膜
を作ります。滑らかになり、撥水・防汚効果が発
揮されます。
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(14)什器備品のセット
① 事前に記録していた備品類の設置場所の写真(もしくは見取り図)
をもとに、移動した什器備品類を全て元通りに戻します。
② 整髪料などの備品類はラベルの向きを揃えて元に戻して下さい。
(15)搬出
① 残った洗剤、ゴミ等はお客様のお宅で破棄することなく、
全て持ち帰ります。
※片付けの作業は、床を汚さないように、防水シートの上で行います。
② 養生の撤去
施した養生を全て撤去します。
この時、脚立や清掃器材を壁面にぶつける事がないように、
慎重に撤去作業を行います。
③ 養生付近の簡易クリーニング
養生付近(特に床面)にあるホコリや汚れは、全て簡易クリーニングを 行い、キレイな状態にして搬出作業を終えます。
(16)完了報告
使用器材:おそうじ本舗クリーニングサービス見積・注文書、iPad
■手順
お客様にクリーニングサービスの完了報告を行い、最終仕上がりの確認をしていただきます。
最終仕上がりの確認時においても、お客様がお気に召さない仕上がりの場合は、再度、手直しを行います。
<事前に準備しておくこと>
① 釣銭の用意をしておく
② お札の向きを揃えておく
③ 領収書は事前に記入して用意しておく
④ 専用の釣銭袋を用意する。この中には、釣銭、領収書、朱肉、印鑑、電卓、印紙を入れておく
※自分の財布とは区別する。
⑤ 50,000円以上1,000,000円以下の場合は、200円の印紙を領収書に貼る必要があります。
ラベルの向きが揃った 備品類はラベル等の向 きを揃えて設置します。
お客様との仕上がりの確認
手直しが必要な場合
金銭の受領
金銭の受領については、別途礼節マナーの「お金の受け渡し方法」を参照して下さい。