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次にvTR を任 せる。早 めにどんどん譲 り渡 す商品を次 か ら次 に決定し てい かなければ ならない。 アジ ア諸国もいつまで も古い商品 ばか りや ってい たの では,つ まらないわけ です。次のものが欲しい。これを 早 く譲 り渡 す。

最後に, 日本,海 外拠点 の意思決定あるい は伝達シス テムを うまく効率 よ くつ くる。 ここにすべて経営 学のノウハ ウの集積が生か され るわけ 懲す。

同じ ような ことで次 の図表 Ⅲ−2 は電子部品 メーカー の地 域別現状 と課題 です。

図表m −4 は貿易面か ら見 た自動車産業 の歴史 です。 自動 車産業 について は,国際化をた どると,1900 年から1920年 のアy リカの時代,50 年 から60年

のヨ ーl=1ツパ の時代,70年 か ら80年 の日本 の時代,いろ いろあ ります。

アメリカの時 代はT 型 フ ォードとい う量産車を引っさげ て, アメリカの自 動車会社はアメリカでっ くり,ヨ ーロッパに売 るとい うのが国際化 でした。

図表III‑3 電機産業の分野別海外進出動向

30

I

86/123 ・45678 。910111287/12 (月)

( 出所 )NRI 財 務開 発 部資 料 に 基 づ き投 資 調 査 部 作成

図表III‑41900

〜20

交易状況 相 手国の 政 策 均 衡/点

・アメ リカ の 挑mT 型 フ ォー ド 登場 北 米 → 欧 州 欧 州 の関 税 引き上 げ 米 国資 本 の欧 州進 出

貿易面から見た自動車産業の歴史 ヨー2?元器

挑戦 こ こ に よ

二i

上m

・欧 州資 本の米 国 進出

製 品 別 の 棲 み分 け

70 〜80

日 本 の 挑 戦TQC とかんばん方式 日 本 こ4 北米 、欧 州

上m 日 本企業 の海 外生 産

( 出 所) 日 本 放 送 協会 「 自 動 車 の 将 来 」 をも と にNRI 作成

多 面的 な競 合 と協調FMS 導入、電子・新素材

/Bf

欧 州I ・北 米

`゛NICs

アジア新興工業国と日本の競争と分業187 し かし ヨ ーロ ッ パ諸 国 がそ れ に対 し て関 税 の引 き上 げ を や っ て き た ので ,対 抗 す るた め に ア メ リ カは直 接 ヨ ーロ ッパ に出 て行 っ てつ く る。 ド イツ, イギ リ ス, フ ラ ン ス に 出 て行 っ て, フ ォ ード,GM が 現地 生 産 す る とい う戦略 で 対 応し た わけ で す。

ヨ ーpa ツパ の自 動 車 会社 は , 標準 車 種 で は な く て製 品 を多 様化 し て, ヨ ー9 ツパか ら北 米 あ るい は発 展 途 上 国 に輸 出 し て い っ た 。 そ こ で フ ォル クス ワ ー ゲンが マ ル クが ど ん ど ん高 くな っ てい っ て と て もド イ ツ でつ く っ て輸出 し た のでは 合 わ な くな っ た ので , ア メ リ カに工 場 を つ くっ た り, ブ ラジ ル につ く った りし て や っ てい るわけ で す。 皆 さ ん方 が い まだ に愛 顧し てい らっし ゃ る例 のカ ブ ト ムシ は , ド イ ツ のフ ォル ク ス ワ ー ゲ ン では も うつ く っ ていな く て, 南 米 のブ ラジ ル に全 部 移し まし た 。 こ れ は マ ル ク高 が き っ かけ です。

そ れ に対 し て 日 本 は, そ のど れ で もな い 。 日本 で つ く っ て世 界中 に輸出 し た わけ で す が , 決 め 手 は コ ス トで す 。TQC ,か ん ば ん方 式 , 生 産 シ ステ ム の ユ ニ ー クな 開 発 で , ど こ の国 に もな い よ うな も のを や っ た わけ です 。 コ ス ト だ った ら 負け な い。 し か し , い か んせ ん輸 入 規 制 が 世 界 中 に広 が っ てきた の で, 日 本 でつ くっ だ の で はだ め 。外 に行 か な き ゃ い け な い 。 こ の よ うに ヨ ー ロ ッパ と比 べ て 乱 ア メ リカ と比べ て 乱 日本 の自 動 車 の 国 際化 の理 由 と展

( 千 台)2,2002,0001,800

1

1

1,000 800 600 400 200

83

( 出 所 )NRI

図表III‑5 自動車の海外生産計画

84 85 86

マ レ ー シ ア

87( 予 )88 ( 予)89{ 予)90( 予) ( 年)

開 の 仕 方 は 違 い ま す 。

日 本 の 自 動 車 会 社 は す で に 外 国 の 会 社 と 多 面 的 な 提 携 を し て や っ て い ま す 。 マ ッ ダ が フ ォ ー ド と や り , 日 産 も 各 国 と 提 携 し て い ま す 。

自 動 車 に つ い て ど の ぐ ら い 今 後 海 外 生 産 が 進 む か と い う こ と で す が , 図 表

Ⅲ −5 を ご 覧 い た だ く と,86 年 ま で が 実 績 で , 今 年87 年 はlOG 万 台 が 海 外 で 生 産 さ れ る 。1990 年 の 予 定 で は218 万 台 。 現 在 日 本 の 生 産 は1000 万 台 で す か ら , 約10 % は す で に 海 外 生 産 に な っ て い る の で す が,90 年 に は20% を 超 え る と い う こ と で す 。

考 え 方 と し て は , 本 田 を は じ め 国 内 で は ほ と ん ど 増 産 は な い 。 現 状 を 維 持 す れ ば い い ほ う で , 増 え る の は す べ て 海 外 だ と い う ふ う に お 考 え い た だ き た い と 思 い ま す 。

い ろ い ろ な 国 際 化 が あ る の で す が , 図 表IV −1 を ご 覧 い た だ き た い の で す 。 冒 頭 の 日 本 企 業 の 国 際 化 と し て , 点 , 線 , 面 , そ し て 究 極 の 立 体 的 国 際 化 の や り 方 と し て , い ろ い ろ あ る で し ょ う が , そ こ で ご 覧 い た だ き た い の は , 日 本 の 製 造 業 の 平 均 は 海 外 子 会 社 と 親 会 社 と の 貿 易 が た い へ ん 多 い 。 つ ま り 輸 出 が 多 い 。 し か し 海 外 売 上 対 海 外 生 産 の 比 率 で は23 % で す が , 日 本 で つ く っ て 外 国 へ 売 る と い う パ タ ー ン で す 。‑.i‑

かyゝlt ●pk‑ 丿四 ゝ=fl 四̲ 。 ゝ , 一四 。。 。。 。, ア メ リ カ の 製 遊 莱 の 半 均 に , 外 国 で つ く っ て 外 因 で 光 る と い う 現 地 化 が 進 ん で い ま す 。 今 後 望 ま れ る の は , 真 ん 中 で す 。 ア^ リ カ 型 で も な い し , 日 本 型 で も な い 。 地 球 型 と い う の は , そ の 両 方 と も 多 い と い う 会 社 が 望 ま れ る わ

け で す 。

づ2) に 代 表 的 企 業 の 戦 略 の 類 型 と し て , 国 際p ジ ス チ ッ ク 型 , バ ラ ン ス 型 , 地 域 独 立 本 社 型 と3 通 り あ り ま し て , 例 と し て い ち ば ん 上 の 国 際 ロ ジ ス チ ッ

ク 型 と い う の は 松 下 型 。 バ ラ ン ス 型 は リ コ ー そ の 他 , 地 域 独 立 本 社 型 は 本 田 型 で あ る 。 こ こ に 書 い た 会 社 は 全 部 国 際 化 と い う こ と で は 日 本 の 中 で は た い へ ん 優 れ た 会 社 で す 。 し か し , 少 し ず つ ア プpa ー チ の 仕 方 が 違 う と い う こ と で す 。

そ の 上 に 内 需 中 心 と 書 い て あ り ま す が , 新 日 鉄 な ど で , 内 需 の 開 拓 で 今 後 と も 展 開 し て い く 会 社 も あ り ま す 。 図 表IV −2 で 申 し 上 げ た い の は , シ ェ ア を 高 い 商 品 を 開 発 し な け れ ば な ら な い 。 そ う す れ ば 年 間 の 売 上 高 が1000 億 ,2000

億 と い っ た 中 型 で あ っ て も , 世 界 中 で 負 け な い 。 と い う こ と は , 大 企 業 で な く て 中 堅 企 業 で 乱1000 億 や500 億 の 商 品 は で き る わ け で す か ら , 中 堅

アジ ア新 興 工 業 国 と 日本 の競 争 と 分 業

図表IV‑1

(1) 地球型企業を目指す日米企業 のアプローチ

36%21

貿

23 % 77% 海 外 生 産/

海外 売 上

(2) 代表的企業 の戦略の類型

・●‑a& − ■

新 日 鉄 な ど 鉄 鋼 企 業 化 学 企 業 松 下 電 器 太 陽 誘 電 リ コ ー

・キャノ ンNEC.IBM

本 田 技 研 信 越 化 学

GE 三 菱 重 工

( 注) 横m は , 日本( 米 国) 企業 の 海 外 生 産 高 ÷ 海 外 売 上高( %) 。 縦 軸 は , 日 系( 米 系) 海 外 法人 の 日 本( 米 国) へ の 輸 出 入 ÷生 産 高( %) 。(

出 所) 日本 : 通 商 白 書 , 昭 和61 年 度 版 。 米 国:SurveyofCurrentBusiness.86 年1 月 号。

189

企業で も世界 シェアを高め ることはできる。 そ うい う会社 がたくさ んあ ると い うことです。

松下型 とい うのはど うい う会社かといいますと, 本社 かお り,生産拠点が ア メリカ,東 南アジア,欧州 にある。そこで輸出をし た り,生産をした りし てい るわけ です が,松下型 の特色はアジア発 展途上国 の生産力を活用す る分 業体制とい うことです。

たとえば アメリカで売っているカラーテレビ は, 日本 から材料 のプ ラスチ ックとか金属を東南アジアに出し,そ こで部品にす る。 これを メキシコに送 りプ リント基板に組 み立てて,最後にアj リカで最終組立を す る。そし てア メリカで売 る。それぞれの国の特色を考え,輸送費などいろ いろ 考えて,材 料を輸出し, 東南アジアで部品 にし て,プ リント基板 を メキシコで完成し,

アメリカに行って組み立てて,そこで売 るとい うように,世 界中 の生産力 の 特 色を全部 うまく利用す るとい う格好です。

これに対し て本田技研型 ですが,本田技研は最初に二 輪車 で世 界一 にな り,

二 輪車のア メリカ生産を まず 仕上げ,そ の経験から四 輪車 のアメリカ生産を やってきた。つ ま り市場 のあ るところ,売れ るところ で生産す る。 アメリカ

(%) 160 140 120 100 80

000︵n︶4

0

20

図表IV‑2 商品別輸出規模と伸び率 几

LBP ダ

□1

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ド ル ペ ー ス でj

伸 び てo

「¬ 「1I ―I/1 ■"、i●..‑ ≫〃 」"V1

L」 ̄□k I / ` ゝ りj

落 ち て い る k 1 0 2,000 4,000 6,000 8,000

輸 出 の マ ー ケットサ イズ(86 年)(

注) 申び 率 は ド ルペ ー ス 十(

出 所)NRI

10,000 12,000 億 円

( 出 所 )NRI

(言)

( 出 所 )NRI

アジ ア新興 工 業 国 と 日 本 の 競 争 と 分業191

図表IV‑3 松下電器産業の海外生産図

図 表IV‑4 本 田 技 研 工 業 の 中 期 戦 略

で二輪車が売れ るならば,ア ノリカでつ くる。四輪車が アメリカで売れ るな ら, アメリカでつ くる。

最近ではたいへん うまいこ とをや ってい るのですが, 台湾 には日本から 自 動車を輸出す るこ とはできない。制 限され てい ます。そ こでアメリカでつ く って台湾へ輸 出す る。あ るい はアメリカでつ くったものを 日本ぺ輸入す ると い う戦略尤行ってい ます。

究極 の国際化 は,松下型か, 本田型 か, どちらで もいい です。松下型 は生

図表IV‑5 主要 精密・光学メーカーの比較

オ リ ン パ ス 光 学 工 業

/Ujn へy μj 口 |ノ

地 域

米 国

欧 州

NICs

決 算 期87.386.1287.3(

推)86.1087.3(

推)87.3(

推)

各 社有 価 証 券報 告 書 よ りNRI 作 成

( 出所)NRI

経常利益 前年比 輸出比率

( 億円) ( %) (直近実績)

186 132

O0134

−28

−69

−58

O1にn92 4026 1437010563475

図表IV‑6 リコーの海外在庫

内 容87

年内メドにPPC.Fax を増産へ。87 年4 月より米統合子会社設立。90 年までにPPC 用消耗品生 産倍増。87

年秋よりppc2,500 台/月から7,000 台/月へ。

現地生産比率80%以上へ上昇( 英国)。86

年秋 よりFax 生産開始。現地生産比率25^ 。 他に消耗品生産 も90年までに生産伸増へ。88

年半ば よりPPC 生産(仏 ピーク時4,000 〜5,000台/ 月)。

台湾リコーで中級カメラ生産。86

年 より8 万台/ 月から12万台/月へ拡大。

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