2.5 データ重複除去
2.5.9 データ重複除去の中止(非最適化)
データ重複除去が有効なボリュームに対して、データ重複除去を中止することを非最適化(Unoptimization) と呼びます。ボリュームの非最適化を実施する場合、以下の手順を実施してください。
1. デスクトップ画面のタスクバーより、下記のアイコンをクリックして、PowerShellを起動します。
2. PowerShellにて、
Start-DedupJob Unoptimization ボリューム名
を実行します。
下記の画面はDボリュームを非最適化する実行例です。なお、このコマンドは、バックグラウンド のタスクに非最適化の開始要求を送るだけですので、即座に完了します。
【注意】
この操作により、重複除去によって集約されているブロックサイズ分のデータがボリューム容量を消 費するようになります。この操作を実施する前に、ボリュームの空き領域が十分にあることを確認し てください。空き領域が不足している場合、処理が失敗します。
また、この処理は最適化されたファイル量に応じて処理時間を要し、処理中は高い負荷状態となりま すのでご注意ください。
3. 前項 2.の操作を実施後、実際の非最適化処理はバックグラウンドのタスクですぐに開始されます。
なお、処理の完了には時間を要す場合があります。処理の進行度を確認するには、PowerShellにて
Get-DedupJob Unoptimization ボリューム名
を実行します。
下記の画面例では、[Progress] 欄に表示されている [80%] が処理の進行度となります。
なお、本コマンドの実行結果がエラーになった場合は、既に処理が完了している場合もありますの で、次項4.を実施してください。
4. バックグラウンドで実行されていた非最適化処理が完了すると、イベントログに完了通知が記録さ れますので、イベントビューアーにて確認します。イベントビューアーを起動し、左画面のツリー ビューを [アプリケーションとサービスログ] – [Microsoft] – [Windows] – [Deduplication] の順に 展開の上、[Operational] をクリックし、下記の画面を表示します。
5. 上記イベント一覧より、青色行のように [タスクのカテゴリ] 欄が [データ重複除去非最適化タス ク] になっている情報レベルのイベントを探してクリックします。
上記の例のように、画面下段の [全般] タブに [データ重複除去サービスは、ボリューム D:¥ での 非最適化をエラーなしで完了しました。] と表示されている場合は、非最適化処理が成功していま す。
なお、非最適化処理が失敗した場合は、下記のように [レベル] 欄がエラーになっている [タスクの カテゴリ] 欄が [データ重複除去非最適化タスク] のイベントが登録されますので、画面下段のエラ ーメッセージ内容から失敗原因を確認してください。なお、下記の例では失敗原因はディスクの空 き容量不足です。
6. 非最適化の完了後、サーバーマネージャーを再起動して、ボリューム一覧の表示を更新してくださ い。