2.5 データ重複除去
2.5.2 システム要件
2)対象ファイルの種類について
下記のファイルはデータ重複除去の対象になりません。
z 動作ポリシーとして設定した日数(デフォルト設定: 5日)が経過していないファイル z 他のアプリケーションによってオープン中のファイル
z サイズが32KB未満のファイル z システム属性ファイル
z NTFS alternate data stream z 暗号化されたファイル z 拡張属性を持つファイル
z リパースポイント(データ重複除去以外のリパースポイント)
3)メモリ容量について
データ重複除去を実施するには、最低4GBのメモリが搭載されている必要があります。
また、重複除去の最適化ジョブ1つあたり350MBのユーザーモードの空きメモリが必要となります。
同時に複数の最適化ジョブを実施する場合には、実行数に応じて追加メモリが必要となる場合があります。
次項にて、追加メモリの要否の算出方法について記載します。
4)追加メモリの要否の計算方法について
最適化ジョブの同時実行数は、CPUコア数の要件と、物理メモリ量の要件に依存します。
最適化ジョブの同時実行数と追加メモリの要否について、
z 2コアCPUが1つ z 物理メモリ4GB の環境を例として説明します。
CPUコア数がnの場合、最大n+1個の最適化ジョブを同時実行できます。CPUコア数は、Hyper-Threading の影響を受けない物理的なコア数です。 1つの最適化ジョブは、同時に1ボリュームの最適化を実施し ます。よって、2コアCPUが1つの場合、同時に3つの最適化ジョブを実行できます。
次に、バックグラウンドモード(低い優先順位) のジョブは、最大で物理メモリの 25%まで利用できます。
スループットモード(通常の優先順位) のジョブの場合、最大で物理メモリの50%まで利用できます。
物理メモリが4GBの場合、バックグラウンドモードの最適化ジョブは最大で物理メモリの25%の1GBの メモリを利用できます。1GB(1024MB)を350MBで割ると、2.9ジョブですので、最大で2ジョブを同時 に実行できます。
今回のケースでは、CPUコアの要件において3つの最適化ジョブを同時に実行できますが、メモリ要件で は最大2つの最適化ジョブまでしか実行できないため、結果的に同時に最適化できるのは2ボリュームま でとなります。
【注意】
上記の計算は、他の処理によるメモリ使用量を考慮しておりませんので、他の処理が多くのメモリを 使用している場合は、メモリ不足により理論上の数を同時に最適化できない場合があります。従って、
十分なメモリを搭載することをお勧め致します。