第 6 章 エラーメッセージ
第 3 部 – リファレンス
A.3 デバッガ オプションの選択
4.
指定したUSB
ポートを他のデバイスが使っていない事を確認する。5. USB
ハブを使う場合、電源が供給されている事を確認する。6. USB
ドライバがインストールされている事を確認する。6.3.6 デバッグ障害の対処方法
MPLAB ICD 4
インサーキット デバッガでデバッグを実行できない場合、各種の原因が考えられます
(
第4章「トラブルシュートの最初のステップ」参照)。
6.3.7 内部エラーの対処方法
内部エラーは想定外のエラーであり、通常は発生しません。これらは主に
Microchip
社内の開 発で使います。多くの場合、インストール ファイルの破損が原因です
(
セクション 6.3.4「インストール ファ イルが破損している場合の対処方法」参照)。
また、システムリソースの枯渇によって発生する場合もあります。
1.
システムを再起動してメモリを解放する。2. HDD
に十分な空き容量がある事、過度なフラグメンテーションが発生していない事を確 認する。それでも解決しない場合は
Microchip
社までお問い合わせください。6.4 情報メッセージ
MPLAB ICD 4
インサーキット デバッガの情報メッセージを以下に示します。IDS_SELF_TEST_BOARD_PASSED: ICD4 is functioning properly. If you are still having problems with your target circuit please check the Target Board
Considerations section of the online Help. (ICD 4
は正常に動作しています。ター ゲット回路の問題が解決しない場合、オンラインヘルプの[Target Board
Considerations]
セクションを確認してください)
セクション B.7「ターゲットボードに関する注意事項」を参照してください。
MPLAB ® ICD 4 ユ ーザガイド 第 3 部 – リファレンス
補遺 A デバッガ機能の一覧 ... 57
補遺 B ハードウェア仕様... 63
補遺 C 改訂履歴 ... 71
NOTE:
MPLAB ® ICD 4 ユ ーザガイド 補遺 A デバッガ機能の一覧
A.1 はじめに
本章には、
MPLAB ICD 4
インサーキットデバッガの機能をまとめています。•
デバッガの選択と切り換え•
デバッガオプションの選択A.2 デバッガの選択と切り換え
プロジェクトで使うデバッガの選択および切り換えには、[Project Properties]ダイアログを使 います。コンピュータに複数のデバッガを接続している場合にのみ、デバッガの切り換えが可 能です。MPLAB X IDEはシリアル番号を表示する事で
2
つのデバッガを区別します。プロジェクトで使うデバッガを選択または切り換えるための手順は以下の通りです。
1.
以下のどちらかの方法で[Project Properties]
ダイアログを開きます。a) [Projects]ウィンドウでプロジェクト名をクリックし、[File] > [Project Properties]
を選択する。
または
b) [Projects]ウィンドウ内でプロジェクト名を右クリックし、「Properties」を選択
する。2.
左側の[Categories]
に表示される[Conf:[default]]
を展開してICD 4
を表示させる。3. [Hardware Tool]
に表示される[ICD 4]
の中から、プロジェクトで使うデバッガのシリア ル番号(SN)
をクリックし、[Apply]をクリックする。A.3 デバッガ オプションの選択
デバッガのオプションは
[Project Properties]
ダイアログで設定します。[Categories]に表示さ れる ICD4をクリックすると、[Options for ICD4]
が表示されます(
図 A-1 参照)
。[Options
categories]
のドロップリストを使ってオプションを選択します。オプション名をクリックすると、下の
[Option Description]
に説明が表示されます。オプションを選択または変更するには、オプション名の右側をクリックします。
図A-1: MPLAB ICD 4の オプション
オプションの設定が完了したら、[Apply]または
[OK]
をクリックします。MPLAB X IDEダッ シュボードの表示で[Refresh Debug Tool Status]
アイコン をクリックしても、変更を適用 できます。以下のオプションカテゴリがあります。
•
Memories to Program•
Debug•
Program•
Freeze Peripherals•
Power•
Secure Segment•
Firmware•
ClockA.3.1 Memories to Program
ターゲットにプログラミングするメモリを選択します。表 A-1に全てのオプションを示します。
ただし、
MPLAB X IDE
には選択したデバイスで使えるオプションのみ表示されます。Note: 使えるオプションのカテゴリとカテゴリ内のオプションは、選択したデバイスに
よって異なります。
Note: セクション A.3.3「Program」に示すように、
[Erase All Before Program]
を選択し ている場合、デバイスの全メモリ領域はプログラミング前に消去されます。表A-1: [Memories to Program]オプション カテゴリ
[Auto select memories
and ranges]
[Allow ICD 4 to Select Memories] – ユーザが選択したデバイスと既定 値設定に基づいて、デバッガがプログラミングする内容を判断します。[Manually select memories and ranges] – プログラミングするメモリ
デバッガ機能の一覧
A.3.2 Debug
このオプションがプロジェクトデバイスで使える場合、選択するとソフトウェアブレークポ イントが使えます。
[Boot Flash]
チェックを入れると、メモリ領域内にブートフラッシュ メモリを含めてプログラミングします。デバッグモードでは常にプログラミングさ れます。
[EEPROM]
チェックを入れると、メモリ領域内にEEPROMメモリを含めてプログラミングします。
[ID]
チェックを入れると、ユーザIDをプログラミングします。[Program Memory]
チェックを入れると、下の[Program Memory Start (hex)]と[Program Memory End (hex)]で指定したターゲット プログラムメモリ領域に対 してプログラミングを実行します。[Program Memory Start (hex)]
[Program Memory End (hex)]
プログラミング、読み出し、検証を行うプログラムメモリ領域の開始 アドレスと終了アドレスを16進数で指定します。レンジはコンマ(,) で区切ります(例: 0-ff, 200-2ff)。レンジは0x800アドレス境界にアラ インメントする必要があります。
Note: ここで指定したアドレスレンジは消去機能には適用されません。
消去機能はデバイスの全データを消去します。
[Preserve Program Memory]
チェックを入れると、下の[Preserve Program Memory Start (hex)]と [Preserve Program Memory End (hex)]で指定したターゲット プログラ ムメモリ領域がプログラミングから保護されます。
コード保護が有効になっていない事を確認します。
[Preserve Program Memory Start (hex)]
[Preserve Program Memory End (hex)]
プログラミング、読み出し、検証時に保護するターゲット プログラム メモリ領域の開始アドレスと終了アドレスを16進数で指定します。
このメモリ領域の内容は、ターゲットから読み出されて既存のMPLAB
X IDEメモリにマージされます。
[Preserve Memory]
チェックを入れると、 下の[Preserve Memory Range Start (hex)]と [Preserve Memory Range End (hex)]で指定したターゲット メモリ領域 が再プログラミングから保護されます。 メモリのタイプは以下から選 択できます。 EEPROM、 ID、 ブートフラッシュ、 補助メモリ コード保護が有効になっていない事を確認します。[Preserve Memory Range Start (hex)]
[Preserve Memory Range End (hex)]*
プログラミング、読み出し、検証時に保護するターゲット メモリ領域 の開始アドレスと終了アドレスを16進数で指定します。メモリのタイ プは以下から選択できます。
EEPROM、ID、ブートフラッシュ、補助メモリ
このメモリ領域の内容は、ターゲットから読み出されて既存のMPLAB
X IDEメモリにマージされる。
コード保護が有効になっていない事を確認します。
*
レンジが正しくないためにプログラミングエラーが発生した場合、レンジが利用可能な/
残りのデバイスメモリ領域を超過していない事を確認してください。表A-2: [Debug]オプションカテゴリ
[Use Software
Breakpoints]
ソフトウェア ブレークポイントを使う場合、チェックを入れます。ハードウェアブレークポイントを使う場合、チェックを外します。
どちらのブレークポイントが適当かは、下表を参照してください。
表A-3: ソフトウェア ブレークポイントとハードウェア ブレークポイントの比較
機能 ソフトウェアブレークポイント ハードウェアブレークポイント
ブレークポイントの数 制限なし 制限あり
ブレークポイントの書き込み先 プログラムメモリ デバッグレジスタ ブレークポイントの設定に要
する時間
オシレータ速度に依存
–
数分 かかる場合があります最小
スキッド なし あり
表A-1: [Memories to Program]オプション カテゴリ (続き)
A.3.3 Program
プログラミング前にメモリ全体を消去するのか、それともコードをマージするのかを選択します。
A.3.4 Freeze Peripherals
コード実行停止時に周辺モジュールをフリーズさせるかどうかをリストから選択します。利用 可能な周辺モジュールはデバイスごとに異なります。
PIC12/16/18 MCU デバイスの場合
[Freeze Peripherals]
チェックボックスにチェックを入れると、実行停止時に全ての周辺モジュールがフリーズします。一部の周辺モジュールは
freeze-on-halt
機能をサポートしておら ず、デバッガから制御する事はできません。そのような周辺モジュールはチェックを入れても 停止しません。dsPIC30F/33F、PIC24F/H、PIC32MX MCU デバイスの場合
Note: デバッグにソフトウェアブレークポイントを使うと、デバイスの書き込み耐性に影響します。
従って、ソフトウェア ブレークポイントを使ったデバイスは量産製品に使わない事を推奨します。
表A-4: [Program]オプション カテゴリ
[Erase All Before Program]
チェックを入れると、デバイス全体を消去してからMPLAB X IDE
からのデータをプログラミングします。保持するように指 定したメモリ領域はデバイス消去前に読み出し、プログラミン グ時に書き戻します。新しいデバイスまたは消去済みデバイスにプログラミングする 場合を除き、このボックスには必ずチェックを入れます。
チェックを入れないとデバイスは消去されず、デバイス上で既 存のコードと新しいコードがマージされます。
[Programming mode entry]
このオプションは、プログラミング モードでターゲット デバ イスに対してMPLAB ICD 4
が使うメソッドを指定します。低 電圧メソッドの場合、VPPはVdd
電源電圧を超過しません。代わりに
V
PPでテストパターンを使います。高電圧メソッド の場合、9 Vを超える電圧がV
PPに印加されます。[LED Brightness Setting]
輝度のレベルを1(
最小)
から10(
最大)
まで選択します。[PGC Configuration]
このオプションは、PGC
ラインに適用する抵抗のタイプを決定します
(
「pull down」、 「pull up」、 「none」)。 既定
値は 「pull down」 です。 抵抗値は下のPGC
抵抗値オプ ションによって求めます。[PGC resistor value (kOhms)]
レジスタ値を
0
~50
のレンジ内で入力します。既定値は4.7 kΩ
です。上の[PGC Configuration]
が「none」に設定されてい る場合、この値は無視されます。[PGD Configuration]
「none」、「pull up」、「pull down」から選択します。既定値は「pull down」です。抵抗値は下の
PGD
抵抗値オプションに よって求めます。[PGD resistor value (kOhms)]
レジスタ値を
0
~50
のレンジ内で入力します。既定値は4.7 kΩ
です。上の[PGD Configuration]
が「none」に設定されてい る場合、この値は無視されます。[Program Speed]
ターゲットをプログラミングする速度を「Low」、「Normal」、「