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デバイス画面の残りは、 Visualforce ページに使用されます。

本書の第 II 部は、初心者から熟練した上級者まで、コードで Salesforce1 アプリケーショ ンをカスタマイズする必要があるすべての開発者を対象としています。

2. デバイス画面の残りは、 Visualforce ページに使用されます。

Salesforce1アプリケーションに表示されたとき、Salesforceの標準のヘッダーおよびサイ

ドバーは、モバイルカードとして使用されたり、ページレイアウトに追加されたりす

Visualforceページと同様に、自動的に削除されます。ただし、アクションバーのカ

スタムアクションとして使用されるVisualforceページはSalesforceフルサイトと共有さ れますが、Salesforce1ナビゲーションに追加されたページは共有される場合も共有され ない場合もあります。Salesforceフルサイトと共有されるページでは、Salesforceの標準 のヘッダーとサイドバーの明示的な削除は、サイトのすべてのVisualforceの標準動作 である場合を除き、行わないようにしてください。

ユーザの入力と操作

<apex:input>type属性、およびパススルー HTML 属性を使用すると、モバイルで 使いやすいフォームとユーザインターフェースをネイティブモバイルブラウザ機能を 活用して効率的に作成できます。

13 章 開発のガイドラインとベストプラクティス

入力用のVisualforceコンポーネントを選択します。フォームおよびユーザインター フェースコントロールを改善する場合は、新しい HTML5 とモバイルブラウザの機能を 活用するようにVisualforceページを変更することが使いやすさの向上に最も役立ちま す。

効率的な入力要素を選択する

ユーザ入力の取得には、できるだけ<apex:input>を使用します。<apex:input>

は、フォーム項目で期待されるデータに適応する、HTML5 に適した、モバイルで使用 しやすい汎用的な入力コンポーネントです。type属性を使用して、クライアントブ ラウザで、日付ピッカーなどの型に適したユーザ入力ウィジェットを表示したり、モ バイルデバイスでの入力を容易にする型固有のキーボードを使用したりできるため、

<apex:inputField>よりも柔軟です。

また、<apex:inputField>を使用して、Salesforce オブジェクトの項目に対応する値

HTML 入力要素も作成できます。<apex:inputField>は、基盤となる sObject 項目

のデータ型に対応するように、生成された HTML を適合させます。通常望ましいのは この動作ですが、それ以外の場合は、type属性を使用して、データ型の自動検出を 上書きします。ただし、<apex:inputField>は多くの HTML を生成し、その他のリ ソースの読み込みを必要とすることに注意してください。これは、モバイルワイヤレ ス接続経由で使用するのに最も効率的なコンポーネントではないことを意味します。

type 属性を使用してモバイルで使用しやすい入力要素を作成 する

<apex:input>コンポーネントおよび<apex:inputField> (使用している場合) type属性を設定し、データ型固有のキーボードなど、タッチスクリーンで使用しや すい入力ユーザインターフェースウィジェットを表示します。値は、Salesforce1アプリ ケーションで表示するために生成された HTML <input>要素にパススルーされます。

ユーザがいくつかのフォーム要素上を移動すると、各フォーム要素で、想定される データ型に合った入力メソッドが表示されます。たとえば、テキスト項目は標準の キーボードを表示し、メール項目は @ 記号や「.com」などの文字がキーに割り当てら れたメール専用のキーボードを表示し、日付項目は日付ピッカーを表示します。

このしくみを説明するフォームの例を次に示します。

<apex:form >

<apex:outputLabel value="Phone" for="phone"/>

<apex:input id="phone" value="{!fPhone}" type="tel"/><br/>

<apex:outputLabel value="Email" for="email"/>

<apex:input id="email" value="{!fText}" type="email"/><br/>

<apex:outputLabel value="That Number" for="num"/>

<apex:input id="num" value="{!fNumber}" type="number"/><br/>

<apex:outputLabel value="The Big Day" for="date"/>

<apex:input id="date" value="{!fDate}" type="date"/><br/>

</apex:form>

ユーザがフォーム項目を移動するとき、それらの項目をタップするか、[次へ]ボタン をタップすると、項目に期待されるデータに一致するようにキーボードが変化しま す。

これらの型固有のキーボードにより、外出中のモバイルデバイスを使用したフォーム への入力がさらに容易になります。

13 章 開発のガイドラインとベストプラクティス

datetime

datetime-local

month

week

time

email

number

range

search

tel

text

url

typeを「自動」に設定することもできます。この場合は、関連付けられたコントロー ラプロパティまたはメソッドのデータ型が使用されます。

新しい HTML5 機能を含む、HTML type属性は、HTML の標準の要素です。type属性、

この属性を使用してできること、モバイル開発との関連性についての詳細は、入力 type属性の値の WHATWG のリストと説明を参照してください。すべての値がVisualforce 入力コンポーネントでサポートされているわけではありません。Visualforceでサポート されていない値を使用する場合は、Visualforceタグの代わりに静的 HTML を使用します。

クライアント側検証に HTML5 パススルー属性を使用する

<apex:input>およびその他のVisualforceコンポーネントでパススルー属性を設定し、

クライアント側検証などのその他の HTML5 機能を有効にします。フォームに修正が容 易なエラーがあるとき、クライアント側で基本的な検証を実行して、サーバへの要求 の送信およびレスポンス待ちを回避できます。

プレフィックスhtml-が付いた属性は、プレフィックスが削除されて、生成された

HTML にパススルーされます。クライアント側検証を有効にするには、期待される

フォームの値に一致するように、<apex:input>タグでhtml-pattern属性を設定 します。これにより、生成される<input>タグにpattern属性が追加され、その項 目のクライアント側検証が有効になります。

メモ: クライアント側検証では、VisualforceページがAPIバージョン 29.0 以降に設 定されていて、ページdocTypehtml-5.0に設定されている必要がありま す。

検証パターンは正規表現です。フォーム入力は式に対してチェックされ、その式と一 致する場合、項目入力は有効とみなされます。一致しない場合、入力は無効とみなさ れます。エラーメッセージが表示され、フォームはサーバに送信されません。特定の ドメインのメールアドレスを必要とする項目の例を次に示します。

<apex:input id="email" value="{!fText}" type="email"

html-placeholder="[email protected]"

html-pattern="^[a-zA-Z0-9._-][email protected]$"

title="Please enter an example.com email address"/>

パススルー属性として設定できるその他の便利な HTML5 属性には、次のようなものが あります。

placeholder (html-placeholder属性を使用して設定する) — ゴーストテキス トを項目に追加してユーザにサンプル入力を示します。

title (<apex:input>ではtitle属性、タイトル属性なしのコンポーネントで html-title属性を使用して設定する) — 項目がクライアント側検証で失敗し た場合に使用するエラーメッセージを追加します。

属性を使用して HTML <input>要素の使い勝手を拡張する方法については、「HTML5 Forms Introduction and New Attributes」で HTML5 の新機能の概説でヒントを得ることができ ます。特にモバイルユーザについてクライアント側のフォーム検証についての詳細 は、WHATWG の「HTML: The Living Standard」の「Client-side form validation」および「Improving the user experience on mobile devices」を参照してください。

ナビゲーションの管理

Salesforce1では、イベントを使用してナビゲーションを管理します。ナビゲーションイ

ベントフレームワークは、プログラムできちんと機能するナビゲーションを簡単に作 成するための多数のユーティリティ関数を備えた JavaScript オブジェクトとして利用で きます。このフレームワークの利点は、モバイルコンテキストでより自然にナビゲー ションできることです。また、注文が正常に送信された後に注文ページにリダイレク トする場合など、完了後のナビゲーションを 開発者が容易に作成できるこ

13 章 開発のガイドラインとベストプラクティス

Salesforce1で、Visualforceページのプログラムによるナビゲーションは概して次のよう に機能します。

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