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デバイスキャラクタライゼイション/プロファイル生成

ドキュメント内 X-Rite, Incorporated 1998 ALL RIGHTS RESERVED (ページ 32-36)

Device Characterization / Profiling

デバイス・キャリブレーションの次におこなわれたデバイスのキヤラクタライゼイション(特性 の定量化)はカラーマネージメント・プロセスの第二段階です。特性の定量化は、利用している スキャナ、モニタ、プリンタ用のデバイス・プロファイルを実際に作成するプロセスです。多く のデバイスが製造業者は工場出荷時点で、製品の標準的なプロファイルを提供していますが、

所有デバイスに対して独自に生成したカスタム・プロファイルの方がより正確で信用できます。

つまり、より良い色再現の結果を引き出すことが可能になります。

X-Rite DTP32 濃度計

スキャナ装置のキャラクタライゼイション(特性の定量化)にはIT8ターゲットのような 読取テスト用プリントあるいはフィルムが必要となります。まず、スキャナ装置のキャラ クタライゼイションを行うユーティリティープログラムを実行します。IT8  テストパタ ーンはCIE XYZやCIE L*a*b*色空間の均一にサンプリングした何十もの異なったカラ ーパッチから成り立っています。ターゲットには,各パッチ毎のXYZ値を記述したデー タファイルが存在しています。

ユーティリティーはそれぞれの色をスキャナで読取った時のRGB値(デバイスに依存したRG B値)と、カラーパッチのCIE  XYYやCIE  L*a*b*値を比較し,二つの値の差異を算出します。

算出されたデータからスキャナのデバイス色空間を決定します。このユニークな色空間情報 は、独自のスキャナ用カスタムプロファイルとして保存されます。

モニタ装置のキャラクタライゼイション(特性の定量化)は、キャリブレーション同様、

測定器(Monitor  Optimizerのような)とキャラクタライゼイションための画面上の ターゲット画像を使って行われます。モニター上に映し出されるカラーパッチを計測す ることで得られる色彩値データはそれぞれの色を表示するモニタの能力と比較されま す。ソフトウェアは、モニタ色空間とXYZ色空間の関係を計算します。このユニークな 情報はモニタ用カスタム・プロファイルの中心的な要素となります。

反射型スキャナ用 IT8ターゲット

プリンタ装置のキャラクタライゼイション(特性の定量化)は、スキャナ装置のそれと同じよう にデバイスが再現できる色を決定するためのテストパターンを印刷・計測することで行われま す。プリント用にテストパターンは出力デバイスでの使用を想定し、CMYKの重ね合わせに よる均一色のパッチになっています。

プリンタ装置のキヤラクタライゼイション(特性の定量化)を行うソフトウェアは非常にたくさ んのカラーパッチを持ったテスト画像を使用します。この画像をプリンタ装置で印刷します。

ぞれぞれのパッチが計測され、結果、色彩データはCIE XYZやCIE LAB色空間と関連付けるこ とができる特定のプリンタ用色空間情報を導き出します。この情報はプリンタのカスタム・プ ロファイルの中心的な要素となります。

キャラクタライゼイションはプロセスカラーの再現範囲を表現するそれぞれのプリンタの能 力と関係しています。しかし、特定の色素の濃度とは関係していません。測定値を収集するた めには色彩計および分光測色計(たとえば、X-Rite社製のDigital  Swatchbook分光測色計 やDTP41自動走査分光測色計など)を利用しなければなりません。

プルーファーと印刷機のキャラクタライゼイション(特性の定量化)はクライアントやデ ザイナーにとって生産プロセスの最終段階での色の再現を正確に予測するための助けとなり ます。色彩計測やカラーマネージメントシステムを使用しているサービス・ビューローや印刷 業者は使われている出力デバイスのカスタム・プロファイルをクライアントに提供することが 可能となります。ワークフローの中で全ての出力デバイスの特性を把握することは、生産プロ セスにおける初期段階であるデスクトップ上のデザインの時点から、重要な色に関するコント ロールの能力を高めることができます。プロセスにおいて早期にカラーコントロールを実現 することは、川下での色校正サイクルの時間と無駄な材料の浪費を押さえることを可能にしま す。

X-RIte社製 DTP41  自動走査分光測色計

デバイス色空間の解説

Anatomy of a Device Color Space

デバイス色空間は、CIE  xy色度図上に、それぞれの機器が読取り、表示、出力できる能力を基 に構築されています。多くのターゲットパッチは、彩度が最大なさまざま色相のパッチが含ま れています。また、明度差表現に対するデバイスの性能を決定するためにブラック(墨)や原色 の多様な階調パッチが含まれています。

キャラクタライゼイションソフトウェアはターゲット・パッチの装置に依存しない値を知って います。これらの既知のカラー値とデバイスによって計測された実際の計測値を比較します。

それぞれのポイントでの相違量を決定し、計測されたポイントを既知のポイントに対してマッ ピングします。結果、このソフトウェアはデバイスのユニークな性能を詳細に記述し、その情 報を提供します。

CIExy色度図 

プリンタ装置の色空間: 

再現可能な最も彩度の高い色 をCIExy色空間上にマッピン グして得られたプリンタの色 空間 

モニタ装置の色空間:

RGB各100%出力値 をCIExy色空間上で プロットした場合の 色再現領域 

プロファイル生成システムは利用しているシステム・ソフトウェア内の特定の場所にデバイス・

プロファイルを保存します。ColorShop、Adobe® Illustrator、Adobe® PageMaker™、

Macromedia  Free  Hand™、Adobe® Photoshop™、QuarkXPress®のようなデバイス・

カラーマネージメント・システムの動作

How Color Management Systems Work 前ページに示したxy色再現範囲の内側にマッピングされた狭いRGB色空間およ

びCMYK色空間の図から、色再現領域の圧縮のプロセスを理解することができ ます。このような色再現領域の圧縮は各プロセスで色を受け渡す際に頻繁に 発生します。オリジナル・シーンには写真フィルム上には捕らえることができな い色が含まれています。写真の中のいくつかの色はスキャナの色再現範囲内に収まりません。

さらに読取られた色をモニタの色再現範囲内で表示する際に、多くの色が失われ、別の色に置 き換えられます。その画像を色校正デバイスや印刷機で印刷する時、オリジナルの色再現範囲 はかなり圧縮されてしまいます。それぞれの段階で色再現範囲外の色は再生可能な最も近い 色に置き換えられてしまいます。

例えば、Apple  ColorSyncは色再現範囲の圧縮や予測・制御可能な方法を提供しています。

周辺機器のプロファイル情報を利用してCIEXYZを共通基盤としての色空間を計算します。

ColorSyncとともにプロファイル情報を持った周辺機器を利用するとき、デバイス色空間エリ アとオーバーラップした色のみを使って作業をすることができます。このエリア内の色空間情 報によって次のデバイス色空間への変換が容易に行えます。例えば、モニタ上で見ている色を 基本に、出力する色をより正確に予測することができます。

RGB CMYK

RGB

RGB

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