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デジタルア ー スとその構築シス テム

ドキュメント内 山浦徹也 (ページ 33-38)

本章では,

2

章にて設定した指針のうち,指針

( 3 )

時空間情報と紐づけることで直感的 な理解と記憶定粒を促進に基づいたデジタルアースとその構築システムの設計と開発に ついて述べる.

本システムでは,データ構築に,井上

[ 6 ]

によって開発されたフレキシブルなデータモ デルに基づくデジタルアーカイブ構築システム 「

a p l l o

」を使用する.デジタルアースに はオープンソースのデジタルアースライブラリ「

cesium

」を用いて開発を進める

. ap l l o

及び

cesium

は,

OS

の指定や端末へのインストールを必要とせず,ほぼ全ての

web

ブラ

25 

4

必要なデータセット

属性情報 データ型

ID 

文字列型

地 点 の 名 前 文字列型 パンフレットのタイトルと

その場所に対する願い 文字列型 パンフレッ 画像データ

位骰情報 数値型オプジェクト

アイコン 画像データ

ウザで動作する

J a v a S c r i p t

で制作されており,禅入のコストが低い

.サーバに配置すれ

ば,

URL

にアクセスするだけで,スマ

トフォン

, P C ,

タブ

レットのような多くの端末

システムを使用することができる .

5 . 1   構築システム

5 . 1 . 1 

データ設 計

児蹴らが制作したパンフレットの情報を

,ひとつのピンとして c e s i u m

を用いた

3 D

デ ジタルアース上に表示するための必要データの屈性情報とデータ型を以下の表

4

に示す.

これらのデータモデルは,南アルプス市文化財課と共同で運用しているアポロをベース に,不必要な項目を間引きつつ,同じデータベースに保存する形式とする

これにより,

新た

システムを迎入する負担を軽減し,入カデータを文化財課が全体の地域資源デー タ

と合わせ

て一括管理できるようにする

.ベース とするデータベースを構成するデータ

セッ

の属性情報とデ

タ型を表5に示す.

ap l l o

ではサーバに存在するデータを全て個

に管理しており,「

a r t i c l e

」というオブジェク

トを作り ,複数のデータと紐づ くことで,

データセッ

トを管理している .

なお,

ID

はサーバにデータを保存する際に,自動で生成される

.次に ,児童らが入力

する項目を,必要データに基づいて,ベースとなるデータセッ

の中から選定する.

3 D 地球儀に表示することを踏まえ,地点をタイトルとし,児童らが設定した見出 しを解説に

入力する

.表 6

ように対応させたデ

ータセッ トを用意することにする .

このデータセッ

を「入力

a r t i c l e 」

と定義する

26 

5

元にする

ap l l o

のデータセッ

1  ID 

文 字 列 型

タイトル 文 字 列 型

タイ ル(カナ) 文 字 列 型

動画U

RL

文 字 列 型

画 像 画像データ

年月日 文 字 列 型

地区カテゴリ

a r t i c l e

種別カテゴリ

a r t i c l e

, 

時代カテゴリ

a r t i c l e   1 0 

語 り 部

a r t i c l e

11 

位 爵 梢 報 数値型オプジェクト

1 2  

コンテンツ内梢報 文 字 列 型

1 3 

タグ 文 字 列 型

1 4  

アイコン 画像データ

1 5  

調査者 文 字 列 型

1 6  

動画用アイコン 画像データ

1 7 

ピンの表示の仕方

a r t i c l e

1 8  

アーカイブに表示するか否か

a r t i c l e

6 入力するデータ

[ベースのデータセット 必要データ

ID 

自動生成

タイトル 地 点 の 名 前 解 説 パンフレットのタイトルと

その場所に対する顧い 動 画URL インタビュー動画URL

画 像 パンフレット

位 骰 梢 報 位 四 梢 報

アイコン アイコン

動画用アイコン 動 画 用 ア イ コ ン

27 

5.1.2  システム設計と画面構成

本 シ ス テ ム は , 各 項 目 の 入 力 さ れ た デ ー タ を ま と め,入力

a r t i c l e

としてサーバに送信

するクライアントサイドの

web

アプリである(巻末資料

A . 6 )

.児童らが簡単に入力でき るインターフェースにする必要があるため,各入力項目の見出しと

i n p u t

フィールドを上 か ら 順 に 並 べ , 最 下 部 に 送 信 ボ タ ン を 配 置 す る 画 面 構 成 に す る . 各 項 目 は デ ー タ 梨 に 応 じたものにする.タイトルは

t e x t f i e l d

を用い,長文となる可能性がある解説は,

t e x t a r e a

を用いる.画像及びアイコンについては

HTML5

から標準仕様となった

type

f i l e

型を 用いて,端末内の画像フォルダ,あるいはフォ トライブラリに保存しているものを取得す

る.位置情報は,地図

API

l e a f l e t

」によって描画した地図上にピンを打つ形式で,位置 情報を取得する

.地図タイルは,地名や道路がわかりやすく,細かい建築物の位置や敷地

までデータが入っていること,商業施設の名前や複数のアイコンが乱立していないこと から,国土地理院が発行している「地理院タイル」を用いる.送信ボタンを押下したら,

各 項 目 内の デ ー タを サ ー バに 送信する

.スタッフは ,入 力 a r t i c l e

を確認し,問題がなけ れば,タグ情報内に「小学 校」のタグを追加する.

5.2  デジタルアース

5 . 2 . 1  

システム設計

c e s ium

を用いた

3D

デジタル地球儀上に入力

a r t i c l e

を表示するためには,紐づいてい るデータ全て取得し,

c e s i um

で読み取れるオブジェクトに書き換える必要がある.まず,

サーバからデータベースの全

a r t i c l e

を取得し,入力

a r t i c l e

を参照する.その後,タグ情

報を検索し,「小学校」を内包している入力

a r t i c l e

のみを害き出す.その後,項目ごと に対応する数値や文字のデータが入った

a r t i c l e

からデータを保存し,

ID

を設 定 し た オ ブ

ジェクトを書き出す.最終的に出力するオブジェクトの構造を図??に示す . 固 定 の 数 値 が人っているものは,表示に際して設定した数値で,固定値として設定した

このオブジェクトは,配列に格納する.全件取得したら,現在セットされている

cesium

の表示 デー タ を 消 去 し , 入 力

a r t i c l e

を杏き換 え た オ ブ ジ ェ ク ト の 配 列 を 表 示 デ ー タ に セットして再描画する

.一連の処理は図 1 8

のようになる

5 . 2 . 2  

画面構成

3D

デジタルアース(固

1 9 )

は,実際の地形を反映するため,

cesium T e r r a i n P r o v i d e r

機 能を使用して,起伏のある地形で表示する.

2

農践校は,台地の上に存在し,充分に起伏に

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17 c e s i um

に描画するオプジェクト(赤枠部分が入力されたデータ)

富んでいることから,地形は等倍で描画する.児童らにデジタルアース上のどこにいる かを分かりやすく示すために,初期視点は実践校を中心した烏暉視点で開始することに する

. c e s i u m

で標準に用意されている

UI

は英語で沓かれているため,児童をかえって混 乱させると判断し,非表示とする.

また,データが入力されていくことで,デジタルアースの方にピンが増える様子を見 せる際に

,ページ全体のリロードを避け,管理しやすくするために,画面端にデータリ

29 

・地点の名称

パンフレットのタイトル 構築システム とその湯所に対する願い

パンフレット

位置情報

送 信

◄ 閾

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