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4.4.1 [ディスクコピー]画面

この画面では、ディスクをすばやくコピーできます。ディスクを挿入して[コピー]をクリ ックするだけでコピーが行われます。複数のドライブがある場合は、コピー元とコピー先の ドライブを選択できるドロップダウンメニューが表示されます。

[ディスクコピー]画面

次の設定オプションが使用できます。

ドロップダウンメニュー

[読み込み元 ドライブ]

コピー元のディスクが挿入されているドライブを選択できます。

ドライブが複数ある場合にだけ使用できます。

ドロップダウンメニュー

[書き込み先 ドライブ]

コピーの書き込み先となる記録可能なディスクが挿入されているド ライブを選択できます。コンピュータに接続されているすべてのド ライブが一覧表示されます。また、[Image Recorder]項目を選択 して、コピーするディスクイメージを作成し、あとからディスクに 書き込むことができます。この場合は、[参照]ボタンをクリック して、イメージファイルの保存先のパスを選択します。

複数のドライブがあるか Image Recorder が有効になっている場 合は、ドロップダウンメニューを使用できます。

ボタン

[コピー]

コピー処理、またはイメージの作成処理を開始します。

[ディスクコピー]クイックタスクのオプションを表示します。

以下も合わせてご覧下さい:

 オプション → 41

 オンザフライコピー → 33

 イメージ経由コピー → 34

4.4.2 ディスクのコピー

Nero StartSmart では、ディスクをコピーできます。つまり、コピー元ディスクの正確なコ ピーを作成して、コピー先ディスクに書き込むことができます。たとえば、コピー元ディス クがオーディオ CD の場合、コピーもオーディオ CD になります。取り付けられているバー ナーの種類によって、CD、DVD、または Blu-ray ディスクをコピーできます。コピー先デ ィスクはコピー元ディスクと同じ種類のディスクにする必要があります。たとえば、DVD は DVD にのみコピーできます。どのような場合でも、Nero StartSmart では、ディスクの 種類が一致しないときにはメッセージを表示します。

ディスクをコピーするには、次の手順を実行します。

1.

[ディスクコピー]メニューアイコンをクリックします。

 [ディスクコピー]画面が表示されます。

ディスクコピー

2.

[読み込み元ドライブ]と[書き込み先ドライブ]を選択します。

イメージコピー方式を使用してディスクをコピーする場合は、コピー元ドライブ とコピー先ドライブに同じドライブを選択します。

オンザフライ方式を使用してコピーする場合は、コピー元ドライブとコピー先ド ライブに別々のドライブを選択します。

ドライブが 1 台のみの場合は、ドロップダウンメニューは使用できません。した がって、上の手順は省略します。

コピーするディスクを挿入して、[コピー]ボタンをクリックしてください。

3.

コピー元のディスクを、選択したドライブに挿入します。

4.

異なるドライブ間でコピーする(オンザフライ方式でコピーする)場合は、

空のディスクをコピー先ドライブに挿入します。

5.

[コピー]ボタンをクリックします。

 コピー処理を開始します。進行状況バーが画面の左下に表示されます。

 1 台のドライブでコピーを実行すると、イメージファイルの作成後、

コピー元ディスクを取り出して適切な空のディスクを挿入するよう促すメッセー ジが表示されます。その後、書き込み処理が自動的に開始されます。

 コピー処理と書き込み処理が終了すると、ウィンドウが表示されます。

6.

[OK]ボタンをクリックします。

 以上で、ディスクのコピーは完了です。

4.4.3 コピー方法

複数のドライブがある場合は、2 種類の方法でディスクをコピーできます。

オンザフライ:

コピーするディスクと記録可能なディスクを別々のドライブに 挿入します。

イメージコピー:

コピーするディスクと記録可能なディスクに同じドライブを使用します。

さまざまな状況に対してどちらの方法が適切であるかは、ユーザーの要件によって異なりま す。

4.4.3.1 オンザフライコピー

オンザフライ方式を使用するには、コピー元のディスクをドライブに挿入して、記録可能な ディスクをドライブに挿入します。ドライブ内のコピー元ディスクは、直ちにレコーダ内の 空ディスクにコピーされます。オンザフライ方式を使用すると、非常に素早く余分なディス ク領域を必要とせずにコピーが実行できます。

オンザフライ方式を使用するには、ディスク読み込み用ドライブと、書き込み用ディスクバ ーナーの 2 台のドライブが最低でも必要になります。読み込みドライブとディスクバーナ ーには、次に示す要件が適用されます。

ディスクバーナーには、バッファーアンダーラン保護の機能が必要です。 または、

ドライブがデータを十分に速く送信できる必要があります。読み取り速度は書き込み速 度の少なくとも 2 倍でなければなりません。

読み込みドライブには、セッションの数とセッションの種類についての情報を 提供す る機能が必要です。この情報がないと、Nero StartSmart で完全なコピーを作成できな いことがあります

オーディオ CD をコピーする場合は、読み込まれるオーディオファイルの品質がドライブに よって低下する可能性があるため、イメージ経由コピー方式をお勧めします。

4.4.3.2 イメージ経由コピー

イメージ経由コピー方法では、まず元のディスクのイメージがファイルに保存されます。次 に、イメージファイルが空のディスクに書き込まれます。イメージ経由コピー方法でのコピ ーには時間がかかりますが、ほとんどの場合、より優れた結果が得られます。

イメージ経由コピー方式を使用するには、十分な記憶領域が必要になります。

イメージ経由コピーは、次のような状況で特に効果を発揮します。

利用できるドライブが 1 台に限られている場合。

同一ディスクのコピーを複数枚作成する場合。

コピー元の CD が(傷などで)読み込みエラーを発生させる可能性がある場合。

コピーの再現性(特に、オーディオ CD のインデックスポジションや音声品質 など)を重視する場合。

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