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ドキュメント内 「潜在力」を見抜くインタビュー (ページ 41-55)

インターンシップ

ワーク

●インターンシップで苦労したこと、工夫したことを共有してください

(15分)

1Dayインターンシップ解禁 2017年4月10日の変更点

広報活動の開始時期を3月に変更して以来、春休みを中心に

短期のインターンシップが急増しているという問題への対応を図った。

具体的には、「手引き」で定めているインターンシップの規定について 企業が柔軟かつ多様なプログラムを実施できるよう、最低日数要件 を削除した上で、職場での受入れやインターンシップ受入れ後の 学生へのフィードバックの実施など、教育的効果が高まる取り組みが 望ましい旨を記述した。

その上で、インターンシップ本来の趣旨を踏まえ、教育的効果が乏しく 企業の広報活動や、その後の選考活動につながるような1日限りの プログラムは実施しないことを明記した。

この2年で短期化の傾向

採用ブランドが高くない企業にとっての

「インターンシップ」の難しさ

●普通にインターンシップを開催しても、増加する人気企業の インターンシップに埋もれて集客ができない可能性大

●もし、事後のフォローパワー増を覚悟するならば、やってみ る価値はある。ただし、その場合も、他社との合同企画や、

より「一般的に学生が価値を感じる企画」によって集客を しなければ、優秀学生層の集客は厳しい可能性も

●ただし、採用ブランディングや、ターゲット拡大の観点から はやってみる価値は十分にある

(Step1)

集客力ある魅力的なコンテンツ作り

●「何を」やるかよりも「誰と」やるかが大事

-その企業の仕事の面白さを理解する、等は「当たり前基準」

-どれだけ優秀な(あるいは魅力的な)学生が集まっているか

●まじめに「仕事の魅力」を訴求しても不発の可能性大

-自社の「ファン」(そもそも志望度が高い層)がたくさん来るだけ

-「非ファン」層(志望度が低い層)のほうが優秀なことが多い

●優秀層を集めるには、「一般的な魅力」を持つ企画が重要

「特別プログラム型」が増えている

(事例)海外系インターン

~リクルートキャリア~

(事例)地域活性系インターン

~ソフトバンク~

(事例)コラボ系インターン

~高島屋、エスビー食品、三井ホーム~

(Step2)

優秀な学生の募集方法

●企画力に自信がなければ、地道な集客活動で勝負

●リファラルでの候補者集団形成の仕方

-内定者や新入社員の後輩へのアプローチ

-自社と適応しそうな属性(食品業界なら飲食関連アルバイト、

スポーツ業界なら体育会など)とのリレーション作り

-学生団体などへの協賛

●平均的には、紹介の起点となる内定者や新入社員の人数×

10倍程度の学生に会うことが可能

●紹介数を増やすには前述の工夫が必要

(Step3)

盛り上がる場作り

●学生同士のコミュニケーションが深まる場を作る

-短期インターンシップで、フォローパワーには限界がある

●ピア・フォローのメリット

-採用担当者の負担が減る

-一度に大人数の参加者に対応できる

-参加者間のやり取りの中で、企業側が伝えたい情報を素直に 受け止めてもらえる

●グルーピングが大事

-できるだけ似たような背景(属性・性格・志向など)を持った

「同質」の参加学生を数人ずつグルーピング

(参考)上手な「懇親会」のやり方

【×】避けるべき懇親会…立食形式のフリーなもの

-誰と誰が話すのかコントロールできず、学生間、あるいは社員・学生間のコミュニケー ションにムラ生じる

【○】望ましい懇親会…「着席+属性別グルーピング」スタイル

-参加社員と学生が万遍なくコミュニケーションを取れるような配慮が可能になる

<工夫ポイント>

・学生を5~6人単位でグルーピングし、毎席順も会社側で決定する

・学生には名札をつけてもらう

・参加社員は学生リスト・座席表を持ち、タイムマネジメントを行って20~30分ごとに社員 側をローテーションさせることで、社員がすべての学生と満遍なくコミュニケーションを とるよう心掛ける

・懇親会終了後、学生が退席してから参加社員全員で振り返りを行い、学生に対する評 価や自社に対する志望度の確認結果などを情報共有。今後のフォロー方針決定につ なげる

(Step4)

参加学生とのリレーション構築

●誰が学生とリレーションを築くか

-人事部のインターンシップ専任担当者(採用担当者など)とす ることが望ましい

●リレーションを築きやすくするための工夫

-「知るは愛に通ずる」:自己紹介の機会を作る

-単純接触効果:たくさん会えば会うほど好意が生まれる

-インターンシップ実施期間を「引き延ばす」

(5日連続で一気に実施してすぐ終わらせるのでなく、極端な話、

週1日のプログラムを5週連続(つまり1カ月以上)かけてゆっく り行うことで、学生同士や社員と学生の接触機会を増やす)

ドキュメント内 「潜在力」を見抜くインタビュー (ページ 41-55)

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