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7. 製品チュートリアル

7.2 チュートリアル 2: PDF の編集および修正の基礎

概要

このチュートリアルでは、PitStop Pro のさまざまなツールを使用しての作業について紹介しま す。各ツールの役割および互いの関係を理解することで、PitStop Pro での作業をより効率的に 行うことができるようになります。

チュートリアルの目標

最終的な印刷プロダクションに進む前に小規模な修正を行う。このチュートリアルでは、次の 項目について学びます。

• RGB から CMYK に画像を手動で変更する方法。

• グローバル変更を使用して、トリム ページ サイズを自動検出する。

• グローバル変更を使用して、オブジェクト ブリードを拡張する。

• テキストの検索と置換を使用して、発行日付を更新する。

• アクション リストを使用して、アプリケーション マークを削除する。

• グローバル変更を使用して、カスタム テキスト マークを追加する。

マーケットアプリケーション

通常、制作または配布に進む前に、PDF に対して小規模な変更を行う必要があります。このシ ナリオでは、プリプレス システムによって追加されるマークとの干渉を避けるため、要素が正 しいカラー スペースであることの確認、ブリードの修正、アプリケーション マークの削除を行 い、最終印刷に向けたチュートリアル 文書の準備を行います。

チュートリアルの長さ

このチュートリアルは約 15 分の長さです。

必要なツール

このチュートリアルでは、次のツールが必要です。

• Enfocus PitStop Pro

• Kreatieve_Keuken.PDF チュートリアル ファイル。チュートリアル PDF は、http://

www.enfocus.com/webmarketing/files/Kreatieve_Keuken.pdf でダウンロードできます。

• チュートリアル 1 を完了していること。

再作成の手順

1. Acrobat Pro で「Kreatieve_Keuken.PDF」を開きます。

2. [Enfocus処理中- プリフライト(Enfocus Processing - Preflight] を開き、Ghent PDF Workgroup 2008 Specification セット (詳細についてはチュートリアル 1 を参照) から

「SheetCMYK_1v4」を実行します。

3. 最初のエラーである「RGB カラーが使用されています」をクリックします。このエラーを クリックすると、その原因となっている画像の 1 つが Acrobat プレビューで強調表示されま す。

選択を展開して、エラーの原因となっている 2 つのオブジェクトを表示します。2 つのオブ ジェクトを交互にクリックして、エラーの原因となっている両方の画像を確認します。どの 画像が RGB であるかに注目します。

チュートリアル 1 で説明したとおり、プリフライトから画像を修正できますが、今回

Enfocus インスペクタを使用して画像を修正します。

この方法は、ページのどの要素を変更するかについての制御を高めたい場合、修正が必要な 要素を既に認識している場合に役に立ちます。

4. Enfocus インスペクタおよび [Enforcus処理中 プリフライト(Enfocus Processing -Preflight] ウィンドウを閉じます。

5. Acrobat の [ツール(Tools)] で [PitStop 検査(PitStop Inspect)] を選択し、使用可能な

ツールを表示します。選択ツールをクリックし、チュートリアル ファイルの表示から RGB 画像を選択します。

6. Enfocus インスペクタ を開きます。Enfocus インスペクタ を開いた状態で、最初のツール

セットである [塗り/線(Fill and Stroke)] をクリックします。画像が選択された状態で、

画像が RGB カラーであることが示されていることに注目してください。

7. カラー モデルを RGB から CMYK に変更します。[アクション(Actions] メニュー (ほ とんどの PitStop Pro ウィンドウおよび機能の右上部分) で、[CMYK に変換(環境設定を使 用)(Convert to CMYK (using Preferences))] を選択して、この画像のカラー モデルを変 更します。

: この画像は、連続階調の画像であり、オブジェクトフィルではないため、インスペクタ を使用して画像ピクセルを修正できません。ただし、画像の下にある「KOFFIE」などのテキ スト オブジェクトを選択すると、スライダを移動することでカラーを修正できることが確認 できます。

インスペクタ ページのさまざまな要素や機能を選択して、インスペクタを自由に試してみて ください。PDF ファイルで選択したオブジェクトのタイプに基づき、インスペクタ内で返さ れる値が変化することが確認できます。

8. Enfocus インスペクタ を閉じます。

9. ページ ボックスを表示および設定する。

この手順では、PDF に対して正しいページ ボックスが定義されていることを確認します。

この操作は、ページの整列にトリム ボックスを使用する面付けプログラムなどのダウンスト リーム アプリケーションで重要になります。

Acrobat の [ツール(Tools] パレットで、[PitStop 表示(PitStop View][ページボック スを表示(Show Page Box)] ツールの順に選択します。

[ページボックスを表示(Show Page Box] を有効にすると、ページの周りに赤色のアウト ラインが表示され、クロップ マークに対して何も整列していない状態で表示されます。これ は、この PDF 文書でトリム ボックスが検出されなかったことを示します。

Acrobat の [ツール(Tools)] パレットで、[PitStop プロセス(PitStop Process)]、[グ ローバル変更(Global Changes] ツールの順に選択します。

グローバル変更では、単一のクリックで、要素、ページまたは文書全体に対して修正および 修復を適用できます。各グローバル変更は PitStop Pro 内で事前定義されており、特定の機 能を実行します。ただし、多くのグローバル変更には、ユーザー オプションがあり、必要に 応じてのカスタマイズが可能です。

[グローバル変更(Global Changes] ウィンドウが表示された状態で、ページ セクション に移動し、展開します。最後のオプションである [ページ ボックスをマークに設定(Set Page Boxes to Marks] をダブルクリックします。

[ページ ボックスを設定(Set Page Boxes Open)] が開かれている状態で、この機能で使 用可能なオプションを確認します。PitStop Pro では、カラーまたはカラー ビルドのいく つかのバリエーションを使用してページ マークを検索できる一定の柔軟性が提供されてい ます。さらに、手動で追加されているクロップ マークは完璧に整列されない場合がありま す。[マークの位置の許容範囲(Allowed Marks Position Deviation] の値によって、この不 正な整列が発生します。ただし、今回のこの PDF では必要ありません。

10.[ページボックスをマークに設定(Set Page Box to Marks] ウィンドウを閉じ、文書全体 に対してグローバル変更を実行します。 

[ページボックスをマークに設定(Set Page Box to Marks] 機能を選択し、「文書全体」

に実行されるように設定されていることを確認し、[実行(Run)] ボタンをクリックしま す。 

完了すると、青色のページ ボックスのガイドがそれぞれのクロップ マークと完璧に整列さ れていることが確認できます。

このグローバル変更を適用すると、文書にページ ボックスが定義され、ブリードの管理が可 能になります。

11.文書内でブリードを拡張する。

次に、グローバル変更を適用して、ページ ボックス外にブリードを拡張します。Acrobat 内 で最初のページを縮小表示し、レイアウト全体が表示されるようにします。ページの要素が 文書の左側でブリードされていないことに注目してください。

12.Acrobat ツールの [PitStop プロセス(PitStop Process] で、[グローバル変更(Global Changes)] をクリックします。

13.[ページ(Page] カテゴリで、[ブリードを拡張(Extend Bleed] をダブルクリックしま す。

この操作によって、[ブリードを拡張(Extend Bleed)] の [Enfocus グローバル変更エディ タ(Enfocus Global Change Editor)] が開きます。[トリム ボックスの外側のブリード

Bleed beyond the trim box] に、ブリード量として「0.125 インチ」 (または 3 ミリ) と入 力します。

[実行] ボタンをクリックして、新しい値を適用します。

何も変更されないことに注目してください。このグローバル変更を実行したときに画像がブ リードされない理由は 2 つあります。1 つの理由は、画像データが存在しておらず、実際に 画像データがページの端で止まっているためです。これは、拡張可能であるグラフィック (ベクトル) オブジェクトには影響しません。もう 1 つの理由は、画像が正確にページ トリム ボックス上で終わっておらず、その一方でブリードに入り込むクロップ済みの画像データが 存在するためです。

存在する条件を確認するため、「ブリードを拡張(Extend Bleed)」グローバル変更を再び 開きます。

[トリム ボックスまでの距離(Distance to trim box)] に、「2 pt」という値を入力しま す。[トリムボックスの外側のブリード(Bleed beyond the trim box] が「0.125 インチ」

(または 3 ミリ) であることを確認し、[実行(Run] をクリックします。

画像およびグラフィック オブジェクトがトリム ボックスを超えて拡張されます。

 

 

14.検索と置換を使用して、発行日付を更新する。

次に、[Enfocus テキストの検索と置換(Enfocus Find And Replace Text] 機能を使用し て、発行年度を更新します。  

[PitStop Pro] メニューから、[オブジェクト(Object] を選択し、拡張メニューから [Enfocus テキストの検索と置換(Enfocus Find And Replace Text)] を選択します。

 

[検索(Find)] テキストボックスに「2004」と入力し、[置換(Replace)] テキストボック スに「2012」と入力します。[次へ(Next] ボタンをクリックし、最初の「2004」を検索 します。検索結果が下線とともに強調表示されます。

[検索結果を置換(Replace Find)] ボタンをクリックして、現在の値を置換し、次の一致を 検索します。文書の最後に達するまで、[検索結果を置換(Replace Find] ボタンを繰り返 しクリックします。

15.アプリケーション マークを削除する

この手順では、ユーザーまたはレイアウト アプリケーションによって追加されたマークおよ びスラグ ラインを削除します。この手順では、アクション リストを使用します。

Acrobat の [ツール(Tools)] で、[PitStop プロセス(PitStop Process)]、[アクション リ スト(Action Lists] の順に選択します。

アクション リストは、PitStop Pro の最も強力な機能です。アクション リストは、アクショ ンの組み合わせ、プリフライト プロファイル、グローバル変更であり、それらを単一の機能 にまとめることができます。PitStop Pro には、必要に応じて編集および修正が可能な、事 前インストールされた豊富な機能が用意されています。アクション リストの詳細について は、リファレンス マニュアルを参照してください。

[ページ(Page)] にスクロールし、[プリンタ マークの削除(Remove Printer Marks)] を 選択して [実行(Run] ボタンをクリックします。トリム ボックスの外側のマークおよび スラグ ラインがすべて削除されます。

16.[グローバル変更(Global Changes] に戻り、カスタム スラグ ラインを追加します。

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