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51 座標の基準となるシェープファイルデータを指定します。ポリライン・ポリゴン・ポイントのシェープファイルが指定 できます。参照のシェープファイルデータは変更しません。
1.連続した同一XY 座標の点を削除する
対象のポリライン・ポリゴンの頂点列について、同じXY座標が連続している場合、その点を削除します。
2.点を近傍の参照の点に移動する
対象のポイントあるいはポリライン・ポリゴンの頂点について、指定した距離以下で参照の点(ポイント、ポリライン・
ポリゴンの頂点)があれば、最も近い参照の点に移動します
3.点を近傍の参照の線分上に移動する
対象のポイントあるいはポリライン・ポリゴンの頂点について、指定した距離以下で参照の線分(ポリライン・ポリゴ ンの線分)があれば、線分上に点を移動します。但し、対象の点が別の対象の点と同じ座標になっている場合はいどうし ません。
拡大
微小な距離だけ離れている
対象の点を移動 参照
対象
参照
対象
4.線分に近傍の参照の点を挿入する
対象のポリライン・ポリゴンの線分の近くに参照の点(ポイント、ポリライン・ポリゴンの頂点)があれば、その座標の 点を挿入します。
拡大
微小な距離だけ離れている
対象に点を挿入 対象
参照
対象
参照
但し、参照の点から対象の線分への垂線の足との距離が、垂線の足と対象の線分の端点との距離より長い場合は、挿入 しません。
拡大 垂線の足との距離を比較 対象
参照
5.長さ0のポリライン、面積0のポリゴンを削除する
上記の処理の結果、長さがゼロになったポリラインあるいは面積がゼロになったポリゴンを削除します。
[編集フラグ]をセットする
52 ールド「編集フラグ」をシェープファイルに追加します。その場合、「編集フラグ」の型は整数「N」、フィールド長は「1」、 初期値は「0」です。尚、フィールド「編集フラグ」を追加した場合、メニュー「編集」の「元に戻す」でも、このフィ ールドは削除されません。
6.3.
座標のずれ対応
3上記メニュー
座標のずれ対応2 http://www.geocoach.co.jp/help/SHPRoundRevise2Dialog.pdf
と同じ処理内容ですが、対象と参照のシェープファイルについてフォルダを指定して実行します。座標を調整したシェ ープファイルは、別のフォルダに保存します。
元のシェープファイルの編集段階で、座標値が丸められたり、わずかに移動されたりした場合、最終的に元の座標と同 じ座標にするための機能です。
http://www.geocoach.co.jp/help/SHPRoundRevise3Dialog.pdf
対象シェープファイルの入力フォルダ
ずれの調整を行うシェープファイルのフォルダです。
参照シェープファイルの入力フォルダ 編集前のシェープファイルを指定します。
53 ずれを調整した対象シェープファイルの出力フォルダ
対象のシェープファイルの座標を調整したシェープファイルを保存します。
編集フラグをセットする チェックを外しておきます。
対象のシェープファイルについて次の処理を行います。
① 対象のシェープファイルと同じ名前のシェープファイルを参照のフォルダで探します。
② 同じ名前のシェープファイルが参照になければ、そのまま出力フォルダに出力します。
③ 同じ名前のシェープファイルが参照にあれば、参照のシェープファイルの座標を基準に、対象のシェープファイ ルデータについて「処理」の項目の処理を行います。1から5までの処理を1セットとし、座標の移動があれば、
再度1セットを行い、座標の変更がなくなるまで1から5の処理を繰り返した後、出力フォルダに保存します。