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ソリューションのサイズ設定 37

この章は、次のトピックで構成されています。

概要 ... 38 参照ワークロード ... 38 VSPEXプライベート クラウドの要件 ... 39 VSPEX XtremIOアレイの構成 ... 40 Isilon構成 ... 41 VNXアレイ構成 ... 42 適切なリファレンスアーキテクチャの選択 ... 43

概要

この章では、Citrix XenDesktop向けVSPEXエンド ユーザー コンピューティング ソ リューションを設計し、お客様のニーズに合わせてサイズ設定する方法を説明しま す。参照ワークロード、ビルディング ブロック、妥当性検査が行われたエンド ユー ザー コンピューティングの最大化の概念を紹介し、これらを使用してソリュー ションを設計する方法を説明します。表 4 は、ソリューションをサイズ設定する際に 完了する必要のあるステップの概要です。

表 4 VSPEXエンドユーザーコンピューティング:設計プロセス

ステップ アクション

1 付録 Aのカスタマー サイズ設定ワークシートを使用して、エンド ユーザー コンピューティング環境のお客様の要件を収集する。

2 EMC VSPEXサイジング ツールを使用し、ステップ1で収集したお客様の要

件に基づいて、エンド ユーザー コンピューティング ソリューションに推奨さ

れるVSPEXリファレンス アーキテクチャを決定する。

注:サイジングツールを使用できない場合は、この章のガイドラインを使用してエン ド ユーザー コンピューティング ソリューションを手動でサイズ設定できます。

参照ワークロード

VSPEX は、ソリューション リファレンス アーキテクチャ内のリソースを数量化するた

めの測定単位を表す参照ワークロードを定義します。お客様の実際の使用状況と 参照ワークロードを比較することで、お客様の VSPEX 導入のベースとして選択する リファレンスアーキテクチャを特定できます。

VSPEX エンド ユーザー コンピューティング ソリューションで、参照ワークロードは、

表 5で示すワークロード特性を持つ1台の仮想デスクトップ(参照仮想デスクトップ)

として定義されます。

特定のリソース要件と等価な数の参照仮想デスクトップを判断するには、VSPEX カ スタマー サイズ設定ワークシートを使用して、すべてのデスクトップに必要な実際の 合計リソースを参照仮想デスクトップ形式に変換します。

表 5 参照仮想デスクトップの特性

特性 値

デスクトップOS(VDI)のOSタイプ Windows 7 Enterprise Edition(32ビット)

Windows 8.1 Enterprise Edition(32ビット)

サーバーOS(HSD)のOSタイプ Windows Server 2012 R2 仮想デスクトップあたりの仮想プロセッサ 1

仮想デスクトップあたりのRAM 2 GB 安定状態での仮想デスクトップあたりの平

均IOPS

10

Internet Explorer 10

Microsoft Office 2010

特性 値

Adobe Reader XI

Adobe Flash Player 11 ActiveX

Doro PDFプリンター 1.8

ワークロード生成ツール Login VSI 4.1.2 ワークロードのタイプ オフィスワーカー

このデスクトップの定義は、共有ストレージに存在するユーザー データに基づいて います。I/O プロファイルは、テスト フレームワークを使用して定義されています。こ のテスト フレームワークでは、すべてのデスクトップが同時に実行され、ブラウザー やオフィスの生産性ソフトウェアなどのオフィス ベースのアプリケーションを一定して 使用することで生成される定常負荷が存在します。

このソリューションは、仮想化デスクトップ環境向けの業界標準の負荷テスト ソ リューションであるLogin VSIを使用して実施されたパフォーマンステストで検証され ています。

Login VSI は、仮想化デスクトップおよびサーバー環境にプロアクティブなパフォー

マンス管理ソリューションを提供します。エンタープライズ IT 部門では、計画から導 入、変更管理まで、仮想デスクトップ導入のすべてのフェーズでLogin VSI製品を使 用し、予測可能なパフォーマンス、高可用性、一貫性のあるエンド ユーザー エクス ペリエンスを向上させます。世界をリードする仮想化ベンダーは、主力製品である

Login VSI を使用してパフォーマンスのベンチマークを行っています。最小構成では、

Login VSI 製品は VMware Horizon View、Citrix XenDesktop および XenApp、 Microsoft Remote Desktop Services( タ ー ミ ナ ル サ ー ビ ス ) 、 そ の 他 任 意 の

Windowsベース仮想デスクトップソリューションで動作します。

詳細については、www.loginvsi.comで評価版をダウンロードしてください。

VSPEX プライベート クラウドの要件

このVSPEXエンド ユーザー コンピューティング実証済みインフラストラクチャには、

複数のアプリケーション サーバーが必要です。別の指定がない限り、ベース OS と

してMicrosoft Windows Server 2012 R2をすべてのサーバーに使用します。表 6に、

必要な各インフラストラクチャサーバーの最小要件を示します。

表 6 インフラストラクチャサーバー最小要件

サーバー CPU RAM IOPS ストレージ容量

ドメイン コントローラー(個別) vCPU x 2 4 GB 25 32 GB

SQL Server vCPU x 2 6 GB 100 200 GB

vCenter Server vCPU x 4 8 GB 100 80 GB

Citrix XenDesktopコントローラー

(個別)

vCPU x 2 8 GB 50 32 GB

Citrix P VSサーバー(個別) vCPU x 4 20 GB 75 150 GB

VSIへのログイン

オ プ シ ョ ン の Citrix ShareFile コ ン ポ ー ネ ン ト の 要 件 は 、 「Citrix ShareFile

StorageZonesソリューション」に記載されています。

このソリューションでは、インフラストラクチャ仮想マシンをホストするために 1.5 TB のボリュームが必要です。このボリュームには、VMware vCenter Server、Citrix

XenDesktopコントローラー、Citrix PVSサーバー、オプションのCitrix ShareFileサー

バー、Microsoft Active Directoryサーバー、Microsoft SQL Serverを格納できます。

VSPEX XtremIO アレイの構成

VSPEX XtremIOエンド ユーザー コンピューティング システム構成の妥当性検査は、

2つのタイプのXtremIO X-BrickであるStarter X-BrickとX-Brickで行いました。これ は、含まれる SSD の数と、使用可能な合計容量によって異なります。アレイごとに、

このセクションで概説する最大VSPEXエンド ユーザー コンピューティング構成を推 奨します。

妥当性検査が行われた次の XtremIO ディスク レイアウトは、定義済みのパフォー マンス レベルで指定した台数の仮想デスクトップのサポートを提供します。この

VSPEX ソリューションでは、導入されるデスクトップ数に基づいて選択される 2 つの

XtremIO X-Brickシステム構成がサポートされます。

• XtremIO Starter X-Brick: XtremIO Starter X-Brickには、13台のSSDドライブ が含まれ、最大 1,750 台の仮想デスクトップをサポートすることが妥当性検 査されています。

• XtremIO X-Brick: XtremIO X-Brickには、25台のSSDドライブが含まれ、最大

3,500台の仮想デスクトップをサポートすることが妥当性検査されています。

このソリューションに必要なXtremIOストレージ構成は、ソリューションのインフラスト ラクチャ サービスをサポートするVSPEXプライベート クラウドに必要なストレージに 加算されます。VSPEX プライベート クラウド ストレージ プールの詳細については、

「必ず読んでおくべき資料」に記載された「VSPEX 実証済みインフラストラクチャ ガイ ド」を参照してください。

表 7は、仮想デスクトップ ストレージのVMFSデータストアとしてvSphereに表示す るためにソリューションで使用される、XtremIO ボリュームの数とサイズを示したもの です。デスクトップ タイプごとに 2 つのデータストア構成がリストされています。1 つ

は、Citrix PvD(Personal vDisk)機能を使用するために必要なスペースを含む構成で、

もう 1 つは、それを含まない構成です。後者は、Citrix XenDesktop のコンポーネン トを使用しないソリューション用です。なお、PVSまたはPvDを使用してCitrixデスク トップを導入する場合には、デフォルトで次の値が構成されます。

• PVSライトキャッシュディスク:6 GB

• Citrix PvD(Personal vDisk):10 GB

これらの値をデフォルトから変更する場合は、それに応じてデータストアのサイズも 変更する必要があります。

プライベート クラウ ドのストレージ レイ アウト

妥当性検査が行わ

れたXtremIO構成

XtremIOストレージ レイアウト

表 7 XtremIOストレージレイアウト

XtremIO構成 デスクトップ数 デスクトップのタ

イプ ボリューム数 ボリューム サイズ

Starter X-Brick 1,750

PVSストリーム

7

2,500 GB PVSとPvDスト

リーム

5,000 GB

MCS

14 750 GB

MCSとPvD 2,000 GB

X-Brick 3,500

PVSストリーム

14

2,500 GB PVSとPvDスト

リーム

5,000 GB

MCS

28

750 GB MCSとPvDリン

ク クローン

2,000 GB

EMC VSPEXエンドユーザーコンピューティングソリューションは、ビジネスニーズの

変化に対応して環境を容易に拡張できる柔軟な実装モデルをサポートしています。

将来の拡張に対応するために、XtremIO Starter X-Brickは、XtremIO拡張キットを インストールすることで、X-Brick へ無停止でアップグレードできます。これにより、

12台の 400 GB SSDドライブが追加されます。アップグレード後の X-Brickでは、

最大3,500台のデスクトップがサポートされます。

3,500台を超える参照仮想デスクトップをサポートするために、XtremIOは X-Brickを

追加することでオンラインでのスケールアウトをサポートします。X-Brick を追加する たびに、パフォーマンスと仮想デスクトップ容量が直線的に向上します。2 台の

X-Brick、4台のX-Brick、6台のX-Brick XtremIOクラスターはすべて有効な構成です。

Isilon 構成

このソリューションでは、EMC Isilon システムを使用して、ユーザー データ、ホーム ディレクトリ、プロファイルを格納します。3 ノードの Isilon クラスターを使用して、こ のソリューションで妥当性検査が行われた参照ワークロードで 2,500人のユーザー のデータをサポートします。各ノードには 36 台のドライブ(2 台の EFD と 34 台の

SATA)と2つの10 GbE Ethernetポートがあります。詳細については、表 8を参照し

てください。

表 8 Isilonでのユーザーデータリソース要件

参照数

仮想デスクトップ

Isilon構成

最大容量/ユーザー(GB) ノードの数 ノードのタイプ

1~2,500 3 X410 36

2,501~3,500 4 X410 35

3,501~5,000 5 X410 30

既存のVSPEXエンド

ユ ー ザ ー コ ン ピューティング環境 の拡張

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