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年度より、少しずつ連携を始め、現在では子ども応援委員会のスクールカウンセラーやスクー ルソーシャルワーカーが保護者の相談を、当センターのスクールソーシャルワーカーが子どもの相談を並

年13回

平成 28 年度より、少しずつ連携を始め、現在では子ども応援委員会のスクールカウンセラーやスクー ルソーシャルワーカーが保護者の相談を、当センターのスクールソーシャルワーカーが子どもの相談を並

行して行うというケースも出てきた。今後も円滑な連携の方法を考えていきたい。

【1】スクールソーシャルワーカーの推進体制について(平成28年度)

(1)スクールソーシャルワーカー配置の主な目的

市では平成26年度から、いじめ、不登校を始めとする児童生徒が抱える問題への専門的な対応として、

スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等4職種による「なごや子ども応援委員会」を設置 している。その中で、スクールソーシャルワーカーに関しては、問題を抱える児童生徒が置かれている環 境への働きかけ、福祉や行政など関係機関等とのネットワークの構築や連絡調整を主な目的としている。

(2)配置・採用計画上の工夫

市内を11のブロックに分け、各ブロックの中学校1校を拠点としてチームを設置している。スクール ソーシャルワーカーは1チームに1~2名を配置。拠点となる学校では常勤的活動を行いブロック内の小 中学校では要請を受け派遣的に活動を行う。

(3)配置人数・資格・勤務形態

○配置人数 17人

○資 格 社会福祉士、精神保健福祉士、教員免許状 等 ○勤務形態 一般任期付職員(常勤)

(4)「活動方針等に関する指針」(ビジョン)策定とその周知方法について

・「なごや子ども応援委員会活用の手引き」を作成し、市内全幼小中高特別支援学校及び関係機関に配布 した。

・なごや子ども応援委員会の事業内容や、活動内容について記載した広報チラシを作成し、市内小中学校 全児童生徒に配布した。

【2】スクールソーシャルワーカーの資質向上に向けた研修体制について

(1)研修対象

スクールソーシャルワーカー17名

(2)研修回数(頻度)

年15回程度

(3)研修内容

・教育・学校文化理解に関するもの

・スクールソーシャルワーカーのスキルアップに関するもの ・福祉的支援制度・関係機関との連携に関するもの

(4)特に効果のあった研修内容

・スクールソーシャルワーカーのスキルアップに関するもの ・福祉的支援制度・関係機関との連携に関するもの

(5)スーパーバイザーの設置の有無と活用方法

○SVの設置 無(現在外部人材によるスーパーバイザー制度の導入を検討中)

○活用方法

(6)課題

・外部人材によるスーパーバイザー制度の導入 ・在籍年数に応じた研修プログラムの検討

名古屋市教育委員会2

【3】スクールソーシャルワーカーの活用事例

【事例1】貧困対策及び心身の健康・保健に関する問題のための活用事例(①、⑥)

家計をはじめ家庭の事情についての悩みを抱えた3年生の生徒Aについて、前年度からスクール ソーシャルワーカーが定期的に相談等の対応をしていたケース。

本家庭は母子家庭で、母親が3人の子どもを抱えながら働くも、経済的な余裕はなかった。母子相 談員や生活保護のケースワーカーなど行政の福祉部門の職員も積極的にかかわっていた。しかしな がら、半年ほど前から、母親が男性と付き合い始めると、金銭面をはじめ生活がルーズになり、精神 的にも不安定になってきた。

生徒Aの自殺企図がうかがわれたことから、スクールカウンセラーによる本生徒へのカウンセリ ングが実施された。同時に、母親の気持ちに寄り添いながら、経済的な困難さについて相談するとい う名目で、スクールソーシャルワーカーが支援をするとともに、母子相談員や生活保護のケースワー カーとも情報を共有した。

母親は、正式に再婚すると生活の落ち着きを取り戻し、生徒Aも希望校に合格して卒業を迎えるこ とができた。

【事例2】児童虐待のための活用事例(④)

母親からの虐待で児童相談所に一次保護された生徒Bの家庭に対し、家庭内環境調整を学校や関 係機関と継続して行ったケース。スクールカウンセラーが母親の心理的支援、スクールソーシャルワ ーカーは関係機関調整及び福祉支援を担った。

スクールソーシャルワーカーはスクールカウンセラーや担任とともに家庭訪問を続け、家庭状況 について情報を収集するとともに、児童相談所の心理士・福祉司と連携しながら、定期的にケース会 議を開催し、情報共有及び役割分担の確認を随時行った。また、母親は生徒Bの進路に不安を抱いて いたため、本人・母親に寄り添いながら学校と高校進学に向けての協議を定期的に行った。

生徒Bは無事高校に進学し、母親も安定して生活できている。

【4】成果と今後の課題

(1)スクールソーシャルワーカー活用事業の成果

相談等対応件数は、なごや子ども応援委員会全体で、延べ12,078件、対象となった児童生徒数は 実数で2,333人であった。

そのうち、スクールソーシャルワーカーとしては、延べ5,996件、対象となった児童生徒数は実数 で696人であった。主な支援内容は不登校の生徒や保護者への対応、家庭環境や親子関係に問題のある ケースへの対応などであった。

(2)今後の課題

・スクールソーシャルワーカーの具体的な活動や対応について引き続き広く周知していく必要がある。

・学校内で専門職として様々なケースに適確に対応し、有効に機能するため、個人及びスクールカウンセ

ラーを含めたチームとして更なる技量の向上が必要である。

【1】スクールソーシャルワーカーの推進体制について(平成28年度)

(1)スクールソーシャルワーカー配置の主な目的

いじめ,不登校,暴力行為,児童虐待など生徒指導上の課題に対応するため,教育分野に関する知識に加 えて,社会福祉等の専門的な知識・技術を用いて,児童生徒の置かれた様々な環境に働き掛けて支援を行う スクールソーシャルワーカーを配置し教育相談体制を整備する。

(2)配置・採用計画上の工夫

・支部配置(23名)

拠点校(小学校)の属する行政区等ごとの支部を担当し,当該支部の小・中学校を巡回又はニーズに応じ た支援を行う。

(3)配置人数・資格・勤務形態

・配置人数:26名(スーパーバイザー3名を含む)

・資 格:社会福祉士,精神保健福祉士,臨床心理士のいずれかの資格を有する。

・勤務形態:非常勤嘱託職員(週1日8時間×年間35週=合計280時間を基本とする。)

(4)「活動方針等に関する指針」(ビジョン)策定とその周知方法について

事業実施要項やガイドラインで指針を示し,4月当初のスクールソーシャルワーカー事業説明会で周知し ている。

【2】スクールソーシャルワーカーの資質向上に向けた研修体制について

(1)研修対象

スクールソーシャルワーカー及びスーパーバイザー

(2)研修回数(頻度)