第 4 章 アンケート調査
4.4 スクリーニング調査
スクリーニング調査は、3つのスクリーニング条件のもとモニタを選定するためにお こなった。
• 必要となる消費者属性の組み合わせのカテゴリーの人数の確保
• モニタが消費者(頻繁に該当商品ジャンルの商品を購入しているか)かどうかの 選定
• モニタの住居地域が関西かどうかの選定
第一にアンケートモニタの数の統制は、前章にある表3.2の消費者属性の性別/子供 の有無/年齢/職業の消費者属性の組み合わせカテゴリに対して15人以上のサンプルを 取得できるようにした。一つのカテゴリにサンプル数が15に達してない場合は、アン ケートの分析結果に信頼性を欠く可能性があるので、最低一つのカテゴリに15以上の サンプルを取得できるように条件を設けた。また職業の学生に関しては、年齢が高い学
図 4.9: 買い物頻度に関するスクリーニング項目
生など統計的に少ないと考えられるので、男性/18-29才/子供なし/学生と女性/18-29 才/子供なし/学生の2つのカテゴリをあつかうことにする。
第二に、推薦手法は消費者に対して推薦するので、アンケートモニタが消費者、す なわち頻繁に該当商品ジャンルの商品を購入している購買者であることが必要である。
よって、図4.9のように消費者かどうかの判断を週1回以上買い物をするかどうかで判 断し、買い物頻度によるスクリーニング項目を設定した。
最後に、対象にした環境配慮商品を取り扱う小売店のイズミヤ、生協、八百一、ファ ミリーマートは関西に集中している小売店である。よって、モニタの生活地域が関西 であることを対象にモニタを選定した。
具体的にモニタの居住地として対象にした地域は、以下のように設定した。
• 京都府
• 滋賀県
• 大阪府
• 兵庫県
• 奈良県
• 和歌山県
図 4.10: スクリーニング調査回答者の居住地の都道府県分布
図 4.11: スクリーニング調査の回答者の性別
4.4.1 スクリーニング調査結果
対象者は、生活地域が関西であることを条件に調査会社のモニタ約10,000人を対象 にスクリーニング調査を実施した。都道府県のモニタの分布は、図4.10にあるように 関西にある滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県に分布している。
消費者属性に関しては、図4.11、図4.12、図4.13からわかるように、女性比率が高 く、年齢が高い層の方が多かった。また、職業では、自営業・自由業や専業主婦(主 夫)・アルバイト・フリーターが多く、公務員・学生・無職の人は少数であった。
図 4.12: スクリーニング調査の回答者の年齢
図 4.13: スクリーニング調査の回答者の職業
図 4.14: スクリーニング調査の回答者の子供有無の状況
また、図4.14にあるように、子供なしに分類される「同居しているこどもはいない」
「子供はいない」「23才以上」人は多数を占め、18才以下の同居している子供がいるモ ニタは少なかった。
図4.15に示すように、週に1,2回以上買い物をする人に関しては、食料・飲料品ま たは日用品を選ぶ人は多いが、スクリーニング調査のモニタの多くは週に1,2回以上買 い物をしていないことがわかった。
以上のスクリーニング結果をもとにスクリーニング条件でモニタを選定した。選定 したサンプル数は表4.3のようになった。総数は2,310人であった。