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スギ 3層 クロスパ ネルの住 宅用床 ・壁材 としての反 り特性

ドキュメント内 2007 3層 (ページ 45-51)

平行パ ネル (以下 、PP)、 フロー リング(以下、FL)お よび

27mmク

ロスパ ネル (以 下、

CLP27)は

3CLPと

の比較対 照用 として用いた。

PPは

、幅 は ぎひ き板 の繊維 方 向の違 いが反 りに与 える影響 を比較す るため に用 い、

8枚

の幅 は ぎひ き板 の繊維方 向が互 い に平行 になる ように積層接着 して作 製 した。

PPの

寸法 お よび密度 は

3CLP

とほぼ同 じになる ように調 製 した。

FLは

、一般 的 に施工 されている床材 との比較 を 行 うための もので、建材店で販売 されてい るカラー フロアー (種別 :複合 1種フロー リング、寸法 :幅 303× 長 さ 1,818× 厚 さ15mm、 基材

:JAS2類

合板 、表面 :天然木 ナ ラ単板 、

UV塗

装処理)を 、床下地材 に見立 てた針葉樹構造用合板 (種:」

AS構

造用 2級、寸法 :幅 303× 長 さ 1,820× 厚 さ 12mm、 村種 :ロ シアカラマ ツ

)の

全面 に、木質 フロー リング用 ウ レタン系接着剤 とス クリューネイル を使 って強 固 に貼 り付 けた。PPと

FLは

それぞれ2枚作 製 し、試験体 とした。

CLP27は

3CLPの

軽量化 を目的 に、幅 は ぎひ き板 の厚 さを1枚あた り

9mmと

し た、総厚

27mmの 3層

クロスパ ネルである。パ ネルの厚 さが薄 くなるこ とに よる反 り へ の影響 を調べ るため に用 いた。幅、長 さ、積層構成 な どについては

3CLPと

同 じで ある。

4。

2.2 

試験方法

4.2.2.1 

試験機 と試験体 の設置 試験 には、

2室

型環境試験

(エスペ ック株式会社製 ビ ル トイ ンチ ャンバ ー

 

4‑

2‑1図 )を

用 いた。試験体 を

2室

の間に立 てて設置 し、そ の周 りを発 泡性 断熱材 とアル ミテープで、

2室

間の空気 の 移動 が無 い ように し、 しか も 反 りを妨 げ ない よ う に した

(第

4‑2‑2図

)。

4‑2‑1図  2室

型 環境試 験 機

‐40‐

発泡断熱材

4‑2‑2図   2室

型 環 境 試 験 機 へ の 試 験 体 の 設 置 方 法

4.2.2.2 

温 湿 度 設 定 と試 験 機 の運転

試 験 体 は、2室の温 度 20℃ 、相対 湿度

650/ORH(平

衡 含 水 率 120/0)の雰 囲気 を80時

間以 上 維持 す る こ とに よ り試 験 前 の養 生 を行 った。本研 究 にお い て 目標 と した平衡含 水 率 、温 湿 度 条件 は (第

4‑2‑1表 )の A〜 Fの

よ うに決定 した。まず、温 度 は全 て の条件 にお い て 28℃ と 23℃ に固定 して試 験 した。28℃ に した理 由 は、夏季 の室 内空 調 の経 済温 度 が 28℃ とされ て い る こ と、岩 前 の報 告

84)で

、夏 季 にお け る住 宅 の室 内 と床 下 の温 度差 は

5℃

前 後 で あ った こ とな ど を参 考 に設 定 した。 そ して、両 室 の相対 湿 度 を変化 させ る こ とで 、平 衡含 水 率 を調 整 した。裏面 側 は全 て、養 生 時 の平 衡含水 率 よ りも高 くな る よ う に設 定 した。表 面 側 につ い て 、条件

A〜 Dお

よびFは 、室 内 で

4‑2‑1表

2室の温 湿度 条件

温 度 平 衡 含 水

率 の 差

Oc 0/ORH %   °C 0/ORH

28 28 28 28 28 28

10.5 10.5 10.5 10.5 13.0 9.0

240

20.5

185

14.5 21.0 17.0

13.5 10.0 8.0 4.0 8.0 8.0

41

の空調設備 の運転 、あ るいは工場 や建築現場 で製 品 を養生 してい る時 な どの湿度低下 を想定 し、養生時の平衡含水率 よ りも低 くなる条件 で設定 した。一方条件

Eは

、解体 前住宅 の部材 の含水率調査 の結果

36)を

参考 に、養生時の平衡含水率 よ りも高 くなる 条件 で設定 した。

養生終了後、試験機 は、各温湿度条件 を設定 し72時間の連続運転 を行 った。

3CLP

については第

4‑2‑1表

の全条件 を、

PPお

よびFL、

CLP27に

ついては条件

Aの

み を試験 した。 また各試験 の前 には前述 の養生 を行 った。

4.2.2.3 

反 り量 の測定方 法 反 り矢高 の測定方法 は、水 糸 を 試験体 の幅方 向、長 さ方 向、対角 線方 向 にた るみが無 い ように張 り

(第

4‑2‑3図

)、 0、 4、 8、 24、

32、 48、 56、

72時

間経過毎 に水 糸 の 中 央 部 に お け る 矢 高 を

0.5mm単

位 のJISl級銅 尺で実測 した。各方 向 について2枚の測定 結果 を平均 して、幅、長 さ、対角 線 の反 り量 とした。

4‑2‑3図  

試 験 体 の反 り量 の測 定 方 法 注

)点

線は水糸を、●は測点 (各水糸の中央部)を示す

4.3 

結 果 及 び 考 察

4.3。 1 

スギ

3層

クロスパ ネルの反 りの特徴

条件

Aを

例 に、

3CLPに

おける反 り量 の経 時変化 について第

4‑3‑1図

に示す。反 り量 は、幅方 向、長 さ方 向、対 角線方 向 ともに試験 開始後8時間 まで は急激 に増加 し、

その後 は緩 やか な増加 を示 した。

72時

間経過 時点での反 り量 は対 角線方 向で6.3mm、

幅方 向で 3.lmm、 長 さ方向で

2.8mmで

あ つた。 これ らの値 は8時間経過 時点の反 り

42・

:対角線方向

:幅方向

:長さ方向

0      10     20     30     40     50     60     70     80

経時変化

      hr

)表

面28℃ ,60%RH(平衡含水率10.5%)裏 面23℃ ,95%RH(平衡含水率24,0%)

4‑3‑1図  3CLPの

反 り量 の経 時変化

量 のおおむね2倍であ った。 1日 の間の温 湿度変動 で、木材 が湿度変化 の影響 を受 け るのは木材表面か ら2〜

3mm程

度 の深 さまでであ るが、長い周期 の変動 になるに従 っ てその影響 は内部 にまで及ぶ ようになる37)。 この ことか ら反 り量 は、72時間以降 も 徐 々に増加 してい くもの と考 え られ る。

次 に条件

Aに

お ける各

3CLP試

験体 の測定方 向毎 の反 り量 の経時変化 を第

4‑3‑2

図 に示す。各方 向 における2測点 の反 り量 の差 は多 くて も

lmm程

度 で、局部 的 に大 きな反 りが発生す る とい うことはなか った。池 田 ら

10)は

3CLP両

面 の湿度差 を付 けた場合 、各方 向 にお ける変形 のバ ランスが 良好 であ った と報告 している。 また、比 較のため に別途用意 した針葉樹 合板(種別:JAS構造用2級、寸法:幅 910× 長 さ 1,820

×厚 さ12mm、 樹種 :ロ シアカラマ ツ

)2枚

を用 いて同様 の温湿度条件 で試験 した と ころ、対角線方 向で不均― に大 きな反 りが生 じ、

3CLPと

は明 らか に異 なる挙動 を示 した (第

4‑3‑3図

)。 厚 みや材 質が違 うので単純 な比較 はで きないが、

86mm厚

さ の

3CLPは

、反 りは発 生す る ものの、局部 的 に大 きな (不均― な

)反

りの少 ない面材

と言 える。 また試験後 、木部 の割 れ、接着層 のは く離 な どは認め られなか った。

43

対角線方向7 6 5 4 3 2 1 0

7 6 5 4 3 2 1 0 7 6 5 4 3 2 1 0

20    40    60      hr 20    40    60     hr 3CLP No.1

20    40    60     hr 20    40    60    80   hr

︐トト ︐

7 6 5 4 3 2 1 0

7 6 5 4 3 2 1 0 060    80 hr020    40 3CLP No.2 第

4‑3‑2図   

各試験体の測定方向毎の反り量の経時変化 注

)表

28℃ ,60%RH(平

衡含水率

10.50/0)裏

23℃

,950/ORH(平衡含水率24.00/0)

mm 幅方向

―測点① ―測点③ ユ

f

mm =日II「 =r5心 m メ

〆 ´

対角線方向

mm

│ =鞭 8

1点 ―測点④

イ π

合板No.1 対角線方 向

:測点⑤

:測点⑥ 45

40 35

5:i

15 10 5 0

0      20     40     60

経 時 変 化

   hr

ドキュメント内 2007 3層 (ページ 45-51)

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