3
ハンドルの高さ調節
→ 2-12 ページ(ハンドル、シート、
ミラーの調節は走行前に)
ハンドルの固定を解除します。
片手でハンドルをささえながら、ハンドル下のレバーを押し下げま す。
ハンドルを上下に動かし、適切な位 置に調節します。
調節後は、ハンドルを固定します。
その位置でハンドルを押さえたま ま、レバーをもとの位置まで確実 にもどします。81M30420
前後位置の調節
ス ラ イ ド レ バ ー(1)を 引 き 上 げ た ま ま、シートを前後に動かします。
81M30891
上図の前席は代表例です。お車のタイ プにより異なります。調節後はハンドルを上下にゆすって、
確実に固定されているか確認してくだ さい。
チルトステアリング
タイプ別装備
1
2 3
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3
背もたれの角度調節
■ 前席
後方に倒すときは、リクライニングレ バー(1)を引き上げたまま、背中で 軽く押します。
前方に起こすときは、背中を少し浮か せて、リクライニングレバーを引き上 げます。81M30440
上図のシートは代表例です。お車のタ イプにより異なります。■ 後席
片方の手を背もたれに添え、もう一 方の手で背もたれ上面のリクライニ ングレバー(1)をいっぱいに引き 上げます。
シートから降りて操作してくださ い。シートにすわったままリクラ イニングレバーを引き上げると、背もたれが急に最大角度まで倒れ 込むことがあります。
リクライニングレバーは、いっぱ いに引き上げてください。ロック が解除されないうちに背もたれを 倒そうとすると、レバーの動きが 重くなります。シートの下にものを置かないでくださ い。(助手席のシートアンダーボック ス内を除く)ものがはさまって、次の ようなことが起きるおそれがありま す。
シートが固定されない
S‐エネチャージ装備車の助手席下(シートアンダーボックス下)にある リチウムイオンバッテリーを損傷す る
→ 2-3ページ
(バッテリーについて)
→ 5-16ページ
(シートアンダーボックス)
背もたれを必要以上に倒さないでくだ さい。シートベルトや SRS エアバッ グシステムが本来の効果を発揮できま せん。
背もたれから離れてリクライニングレ バーを操作すると、背もたれが急に起 きあがって前方に倒れることがありま す。手などを添えて操作してください。
(1)
1
3
リクライニングレバーを引き上げた まま、背もたれを好みの角度の少し 手前まで倒します。
81M30510
リクライニングレバーから手を離 し、固定される位置まで背もたれを 倒します。
運転席シートの高さ調節
運転席シート右横のレバー(1)を繰り 返し操作します。
レバーを引き上げると、シート全体が 高くなるとともに前方に動きます。
レバーを押し下げると、シート全体が 低くなるとともに後方に動きます。81M30450
上図のシートは代表例です。お車のタ イプにより異なります。ヘッドレストの高さ調節と 取り外し・取り付け
高くするときは、ヘッドレストを手で 持ち上げます。
低くするときは、ロックボタン(1)を押したままヘッドレストを押し下げ ます。
81M30871
■ 前席の高さ調節
走行前に、ヘッドレスト中央の高さが耳 の位置になるように調節し、しっかりと 固定します。背が高い人は、固定できる 範囲で一番高い位置にしてお使いくださ い。
■ 後席の高さ調節
使用時は、一番高い位置にします。
使用しないときは、後方の視界を確保 するため、一番低い位置にします。2
(1)
3
タイプ別装備
(1)
(1)
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3
■ 取り外しかた
ロックボタンを押したまま引き抜きます。
■ 取り付けかた
ヘッドレストの前後の向きを間違えない ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。
シートヒータースイッチ
シート内にあるヒーターで座面をあたた めることができます。
エンジンスイッチが のときにス イッチを押すと、ヒーターが作動して、スイッチ内の表示灯(1)が点灯しま す。もう一度押すと、ヒーターが止ま
ります。シートがお好みの温度になったら、ヒーターを止めてください。
81M30471
上図のイラストは代表例です。お車の タイプによりスイッチの数は異なりま す。ヘッドレストを外したまま、走行しな いでください。(お子さま用シートの 固定時を除く)
お子さま用シートの固定などで取り外 したヘッドレストは、客室内に放置し ないでください。急ブレーキをかけた ときなどに乗員やものなどに当たっ て、思わぬ事故につながるおそれがあ ります。
ヘッドレストは、しっかり固定して ください。また、ヘッドレストを前 後 逆 に 取 り 付 け な い で く だ さ い。ヘッドレストが本来の効果を発揮で きません。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける と、ヘッドレストの高さ調節ができ
ません。お子さま用シートを取り付けるとき は、お子さま用シートがヘッドレス トに当たるのを防ぐため、ヘッドレ ストを固定できる範囲で一番高い位 置に調節するか取り外してください。ヘッドレストが当たった状態ではお子 さま用シートが確実に固定されないた め、衝突のときなどにお子さまが重大 な傷害を受けるおそれがあります。
(2) 運転席シートヒータースイッチ (3) 助手席シートヒータースイッチ
長時間ヒーターを使用すると、低温 やけど(水ぶくれなど)の原因にな
ります。毛布や座ぶとんなど、保温性の高い ものをシートにかけないでください。過熱の原因となります。
タイプ別装備
ON
(1)
(3)
(1)
(2)
3
荷室を広げるとき(後席の格納)
後席を格納すると、荷室が広く使えます。
■ 格納のしかた
格納前に次のことを確認または調節 し、格納のさまたげにならないよう にします。
後席の足元にものがないか確認す
るシートバックポケット(助手席の み)が荷物などで大きく膨らんで いないか確認する
前席の背もたれが後方へ倒れてい る場合、背もたれを起こす
前席を前方へいっぱいまでスライ ドさせる→ 3-38ページ(シート)
→ 5-15ページ
(シートバックポケット)
シートの上に重い荷物を置いたり、針や釘などをシートに刺したりしな いでください。
シートをお手入れするときは、ベン ジン、ガソリンおよびアルコールな どの溶剤を含む洗浄液を使用しない でください。シート表面やヒーター が損傷する原因となります。→ 6-4ページ(内装のお手入れ)
水やジュースなどをこぼしたときは、やわらかい布などでふき取り、十分 に乾かしてからご使用ください。
鉛バッテリー保護のため、エンジン がかかっているときに使用してくだ さい。ヒーターは自動停止しません。スイッ チを切らないと、作動し続けます。
倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ ないでください。ブレーキや加速、衝 突のときなどに、投げ出されて重大な 傷害を受けるおそれがあります。
シートの便利な使いかた
シートを動かすときは、手足をはさん だり、身体に当てたりしないように気 をつけてください。また、バックドア 側からシートを動かさないでくださ い。思わぬけがをするおそれがありま す。
格納前に、後席の足元にものが落ちて いないか確認してください。また、格 納時に後席が前席に当たる場合は無理 に格納させないでください。シートが 損傷するおそれがあります。
1
3
シートベルトのバックル(1)は、
破損防止のため、ホルダー内に収納 します。また、後席左右のシートベ ル ト は 図 の よ う に ベ ル ト ガ イ ド
(2)にかけます。
81M30541
スライドレバー(3)を引き上げ、
後席を後方へいっぱいまでスライド させます。また、ヘッドレストは一 番低い位置にします。
81M30550
リクライニングレバー(4)を引き 上げ、そのまま背もたれを前方へ倒 します。
81M30560
ストラップ(5)を上へ引いて、後 席のロックを解除するとともに、そ のまま後席を持ち上げます。
81M30570
格納後にスライドレバーを操作しない でください。もとにもどしたときに後 席が固定できなくなる場合がありま す。
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(2)
(1)
3
(3)
手順 で後席のロックを解除するに は、後席を後方へいっぱいまでスライ ドさせる必要があります。
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4
(4)
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(5)
3
持ち上げた後席を前方へ動かしま す。
81M30580
後席のヘッドレストが前席に当た る場合は、前席の背もたれを前方 へ起こしてください。後席の後部を押し下げます。
81M30600
荷物の固定などに、ストラップを使 用しないでください。走行中に突然 後席のロックが外れ、思わぬけがを するおそれがあります。
ストラップを一度でも引くと、後席 のロックが解除されたままとなりま す。後席に人を乗せる前にシートを 押すなどして、確実に固定されてい るか確認してください。6
(5)
後席を格納するときは、シートクッ ション下を持ったり、床に足を置いた りしないでください。シートクッショ ン下の部品で手にけがをしたり、シー トと床の間に足をはさんでけがをした りするおそれがあります。
81M30590
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3
■ もとにもどすときは
「格納のしかた」と逆の手順で行ないま す。
後席をもどすさまたげとならないよう に前席を前方へいっぱいまでスライド させます。
後席をもどすときは、ストラップ(5)で後席の後ろ側を持ち上げ、そのまま 後方へ動かします。
81M30632
後席の背もたれを起こすときは、リク ライニングレバー(4)をいっぱいに 引き上げ、ロックを解除してから起こ します。背もたれだけをもとにもどして、人を 乗せないでください。後席が固定され ていないため、ブレーキや加速、衝突 のときなどに、けがのおそれがありま す。
81M30610
荷室床にあるロック部品(6)に指 などを入れないでください。けがの おそれがあります。
荷物の固定などに、ロック部品や後 席下の後席固定用フック(7)を使 用しないでください。また、ロック 部品やフックに砂などの異物を付着 させないでください。ロック部品が 損 傷 し た り フ ッ ク が 曲 が っ た り し て、後席が固定できなくなるおそれ があります。(6)
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