ACK VDDEX=High
5.5 システム領域の設定方法
NFCタグを使用する前には、NFCタグLSIのシステム領域を設定する必要があります。
設定前は、システム領域が有効化されていないため、ハード固定の初期値となってます。
NFCタグLSIのハード固定の初期状態は、RF通信(TYPE-B)、RF通信(FeliCa)、シリアル通信
の3種類で通信が可能です。5.5章では、 RF通信(TYPE-B)、RF通信(FeliCa)、シリアル通信の3種類の通信手段を用いて
、システム領域を設定する方法を説明します。
書き込む設定例は、ハード固定の初期状態と同一値で下表をご参照ください。
パラメータの概要も、記載していますが、詳細は、ユーザーマニュアルをご参照ください。
Block Address x0 x1 x2 x3 x4 x5 x6 x7 x8 x9 xA xB xC xD xE xF
29 0x01DX パラメータ名 CONFIG
値 00 00 00 00 00 00 00 00 01 23 45 67 89 AB CD EF
30 0x01EX パラメータ名 SC IDM PMM AFI FWI HW1
値 AA FF 02 FE 00 00 00 00 00 00 FF FF 00 E0 00 54
31 0x01FX パラメータ名 RORF ROSI SECURITY TN PRM HW2 CONFIG2
値 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 47 F0 00 2E
分類 名称 データサイズ 概要
設定値 CONFIG 16byte 詳細はユーザーマニュアルをご参照ください
FeliCa通信 パラメータ
SC 2byte JISX6319-4のシステムコード
IDM 8byte JISX6319-4のPICC識別子
PMM 2byte JISX6319-4の応答時間
TYPE-B通信 パラメータ
AFI 1byte ISO/IEC14443TYPE-BのAFIの設定に対応
FWI 1byte ISO/IEC14443TYPE-BのAFIの設定に対応
アクセス 制限
RORF 4byte RF通信WRITE禁止設定
ROSI 4byte シリアル通信WRITE禁止設定
SECURITY 4byte RF通信平文アクセス設定
応答設定 TNPRM 1byte トンネルモード待ち時間設定
HW 2byte 応答するRF通信規格の選択
IDM設定 、 I2Cのスレーブアドレス設定
HW2 1byte NIRQ発生要因の設定
設定値 CONFIG2 2byte 詳細はユーザーマニュアルをご参照ください
設定例のパラメータ
パラメータの概要
NFCタグ内のブロック29~31(アドレス0x01D0~x01FF)へ下記の設定パラメータを書き込み
通信内容 シリアル、TYPE-B、FeliCa
スマートフォン
NFCタグ
ホスト コントローラ
VDDEX 印加 SNo.1
書込みコマンド
SNo.2
書込みコマンドレスポンス
SNo.4
書込み完了フラグ
SNo.3
動作フロー概要は、下図の通りです。
5.5.1
ホストコントローラ(シリアル)からの設定SNo.1:VDDEX端子に電源を印加します。(電源印加後、3msecでコマンド受信可能となります:製品規格 E1) SNo.2:ホストコントローラからNFCタグに、書込みコマンドを送信します。
受信後、NFCタグは処理を実施します。SNo.3:NFCタグは、コマンド処理完了後に、書込み完了フラグとしてNIRQを返します。
SNo.4:NFCタグは、処理結果をホストコントローラにレスポンスを送信します。
3ms
ACK 返信
ACK 返信
ACK 返信
ACK 返信
VDDEX=High
ACK 返信
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NFCタグ
ホストコントローラ
送信 開始
CMD 送信
ADDR_H 送信
ADDR_L 送信
LEN 送信
0xA8
0x18
0x01
0xD0
0x30
S N o. 1 S N o. 2
フローチャート
電源 ON
S N o. 概要
スタート ビット
ACK
ACK
ACK
ACK
ACK
先に記載した、動作フローの詳細は、下図の通りです。
5.5.1.1
動作フロー詳細(1/2)タグ電源ON VDDEX
(NFCタグ電源)
をON 3ms待つ
通信スタート スタートビットと 7bitスレーブアド レス=0x54と WR=0を送信 ACKを受信
コマンド送信 WRITEコマンド 0x18を送信
ACKを受信
アドレス送信 0x01D0 を2回に分けて 送信 1回毎に ACKを受信
LEN送信 送信データ長 0x30を送信 ACKを受信
書込みデータ
DATA2~DATA47まで
同様に書込み書込処理
DATA1 送信
DATA48 送信
ストップビット 送信 データ送信
システム領域の書 込みのため 右表書込みデータ に従って byte書込みを48回 繰り返す 毎回ACKを受信
ACK レスポンス
返信 ACK 返信
ACK 返信
S N o. 3 S N o. 2
NFCタグ
ホストコントローラ
ストップビット 送信
S N o. 概要 フローチャート
NIRQ=Low
送信 開始