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2.7 アセンブラのコントロール

2.7.3  アセンブラのコントロールの説明

2.7.3.1 CASE

コントロール:

$CASE ON

$CASE OFF 関連オプション:

-c 大文字と小文字の区別をオフにし、コントロールの設定を上書きします。

クラス:

基本 デフォルト:

$CASE ON 説明:

アセンブラが、大文字小文字を区別するモードで動作するかどうかを選択します。区別しないモードの 場合、アセンブラは、入力時の文字をすべて大文字に変換します(リテラル文字列は除く)。

例:

;Begin of source

$case off ;assembler in case insensitive mode

2.7.3.2 IDENT

コントロール:

$IDENT LOCAL

$IDENT GLOBAL 関連オプション:

-i[l ¦ g] デフォルトラベルが、ローカルまたはグローバルになります。

クラス:

基本 デフォルト:

$IDENT LOCAL 説明:

$IDENTコントロールは、アセンブラがラベルを処理する方法について指定するときに使用します。対 象になるのは、コードラベルとデータラベルのみです。$IDENT LOCALの場合、ラベルがデフォルトで ローカルになり、$IDENT GLOBALの場合、ラベルがデフォルトでグローバルになります。

SET識別子は、常にローカルシンボルとして扱われます。

特定のラベルでLOCAL擬似命令またはGLOBAL擬似命令を使用することで、いつでもデフォルト設定 を上書きすることができます。

例:

;Begin of source

$ident global ; assembly labels are global by default

2.7.3.3 LIST ON/OFF

コントロール:

$LIST ON

$LIST OFF 関連オプション:

-l アセンブラリストファイルを生成します。

クラス:

一般 デフォルト:

$LIST ON 説明:

リスト生成のオンとオフを切り換えます。これらのコントロールは、次の行から有効になります。実際 のリストファイルの生成は、コマンド行で選択されます。コマンド行オプション-lが指定されていない 場合、リストファイルは生成されません。

例:

$list off ; Turn listing off. These lines are

; not present in the list file :

$list on ; Turn listing back on. These lines

; are present in the list file :

2.7.3.4 LIST

コントロール:

$LIST "flags"

関連オプション:

-L[flag...] 指定されたソース行をリストファイルから削除します。

クラス:

基本 デフォルト:

$LIST "cDEGIMnPQsWXy"

説明:

リストファイルから削除するソース行を指定します。文字列内で定義するフラグは、-Lコマンド行オプ ションのフラグと同じものです。使用できるそれぞれのフラグについては、-Lオプションを参照してく ださい。

例:

;Begin of source

$list "cw" ; Remove source lines with assembler controls from the

; resulting list file and remove wrapped source lines :

2.7.3.5 MODEL

コントロール:

$MODEL [S ¦ D ¦ C ¦ L]

関連オプション:

-Mmodel メモリモデルを指定します。

クラス:

基本 デフォルト:

$MODEL L 説明:

$MODELコントロールで、ソースがプロセッサを使用する方法を指定します。次のようなモデルを指定 することができます。

モデル S C D L

説 明 

スモールモデル。最大64Kのコードとデータ。 

コンパクトコードモデル。最大64Kのコードと16Mのデータ。 

コンパクトデータモデル。最大8Mのコードと64Kのデータ。 

ラージモデル。最大8Mのコードと16Mのデータ。 

つまり、たとえば、スモールモデルの場合、CB/NBレジスタの値をソースで変更することができませ ん。またEP/XP/YPの各レジスタも固定しなければなりません。

異なるモデルでアセンブルされたオブジェクトファイルは、リンクすることができません。このコント ロールは、異なるモデルでも、同じアプローチでページレジスタを使用できるようにするためのもので す。$MODELコントロールは、このような方法でCコンパイラによって使用されますが、アセンブラの プログラマは、依然としてソース内で"不正な"モデルを選択することができます。そのような場合、動 作しないプログラムが生成されます。

例:

;Begin of source

$model s

; assemble using the small model

2.7.3.6 STITLE

コントロール:

$STITLE "title"

関連オプション:

-l アセンブラリストファイルを生成します。

クラス:

一般 デフォルト:

$STITLE ""

説明:

プログラムのサブタイトルを初期化します。$STITLEコントロールは、プログラムのサブタイトルを、

オペランドフィールドのtitleに初期化します。サブタイトルは、他の$STITLEコントロールが指定される まで、それ以降のすべてのページの上部にプリントされます。サブタイトルは最初ブランクになってい ます。$STITLEコントロールは、ソースリストにはプリントされません。$STITLEコントロールに文字 列引数を付けないで指定した場合、現在のサブタイトルがブランクになります。

ページ幅が小さすぎてタイトルがヘッダに入りきらない場合、タイトルは切り捨てられます。

参照:

TITLE 例:

$stitle "Demo title"

; title in page header on succeeding pages

; is Demo title

2.7.3.7 TITLE

コントロール:

$TITLE "title"

関連オプション:

-l アセンブラリストファイルを生成します。

クラス:

基本 デフォルト:

スペース 説明:

このコントロールは、リストファイルの最初のページにあるページヘッダのタイトルをtitleで指定し ます。

ページ幅が小さすぎてタイトルがヘッダに入りきらない場合、切り捨てられます。

参照:

STITLE 例:

;Begin of source

$title "NEWTITLE"

; title in page header on first page is NEWTITLE

2.7.3.8 WARNING

コントロール:

$WARNING OFF

$WARNING OFF num 関連オプション:

-w[num] 1つまたはすべての警告を抑制します。

クラス:

基本 デフォルト:

-(すべての警告が有効)

説明:

$WARNINGは、すべての警告を抑制します。これは-wと同じです。$WARNING OFF numは、1つの警 告メッセージを抑制します。この場合、numは警告メッセージ番号になります(-w numオプションと同 じ)。

例:

;Begin of source

$warning off ; switch all warning off

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