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show interfaces コマンドを使用し、続けてインターフェイス タイプおよびインターフェイス ア ドレスを入力します。

5-2 show interfaces コマンドの例

プラットフォーム コマンド 例

Cisco 7200 VXR

ルータ

show interfaces serial

slot/port

(ポート アダプタ スロット番号

/

インターフェ イス ポート番号)

例では、ポートアダプタスロット

6

に搭載したポー ト アダプタのインターフェイス 0 を指定していま す。

Router# show interfaces serial 6/0

Serial 6/0 is administratively down, line protocol is down

[Additional display text omitted from this example]

Cisco 7201 ルータ show interfaces serial、続け て slot/port

(ポート アダプタ スロット番号

/

イン ターフェイスポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 1 に搭載したポー ト アダプタのインターフェイス 0 を指定していま す。

Router# show interfaces serial 1/0

Serial 1/0 is administratively down, line protocol is down

[Additional display text omitted from this example]

Cisco 7301 ルータ show interfaces serial、 slot/port

(ポート アダプタスロット番号

/

インターフェ イスポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 1 に搭載したポー トアダプタのインターフェイス

0

を指定していま す。

Router# show interfaces serial 1/0

Serial 1/0 is administratively down, line protocol is down

[Additional display text omitted from this example]

5章 E3 モードの設定

インターフェイスの設定

基本的なコンフィギュレーションの実行

ここでは、インターフェイスのイネーブル化、IP ルーティングの指定、DCE インターフェイスの 外部タイミングの設定という基本的な設定手順について説明します。システムの設定およびイン ターフェイスで使用するルーティングプロトコルの要件によっては、他のコンフィギュレーション コマンドの入力が必要になることもあります。シリアルインターフェイス設定時のコンフィギュ レーション コマンドおよびオプションの詳細については、該当するソフトウェア マニュアルを参 照してください。

以降の手順では、特に明記されていないかぎり、各ステップの最後に Return キーを押してくださ い。次のようにプロンプトに

disable

と入力すると、いつでも特権レベルを終了し、ユーザレベル に戻ることができます。

Router# disable Router>

ステップ 1 コンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション コマンドの入力元としてコン ソール端末を指定します。

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.

Router(config)#

ステップ 2

interface serial コマンドを入力し、続けて、設定するインターフェイスのインターフェイス アドレ

スを入力して、最初に設定するインターフェイスを指定します(ご使用のポート アダプタのコマン ドは、たとえば、

interface atm

のように異なる場合があります)。表

5-3

に例を示します。

5-3 interface serial コマンドの例

プラットフォーム コマンド 例

Cisco 7200 VXR ルータ interface serial、slot/port(ポート アダプタ ス

ロット番号

/

インターフェイスポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 6 に搭載し たポートアダプタの最初のインターフェイ スを指定しています。

Router(config)# interface serial 6/0 Router(config-if)#

Cisco 7201 ルータ interface serial、続けて slot/port(ポート アダ

プタスロット番号

/

インターフェイスポート 番号)

例では、ポート アダプタ スロット 1 に搭載し たポートアダプタの最初のインターフェイ スを指定しています。

Router(config)# interface serial 1/0 Router(config-if)#

Cisco 7301

ルータ

interface serial

slot/port

(ポートアダプタス ロット番号

/

インターフェイス ポート番号)

例では、ポートアダプタスロット

1

に搭載し たポート アダプタの最初のインターフェイ スを指定しています。

Router(config)# interface serial 1/0 Router(config-if)#

5章 E3 モードの設定 インターフェイスの設定

ステップ 3 (システム上で IP ルーティングがイネーブルになっている場合)

ip address コマンドを使用して、イ

ンターフェイスに IP アドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。例を示します。

Router(config-if)# ip address 10.0.0.0 10.255.255.255

ステップ 4 他のコンフィギュレーションコマンドを追加して、ルーティングプロトコルをイネーブルにし、イ ンターフェイス特性を設定します。

ステップ 5

no shutdown

コマンドを使用して、インターフェイスを再びイネーブルにします(「インターフェイ スのシャットダウン」

[p.5-4]

を参照)。

ステップ 6 必要に応じて、他のポート アダプタ インターフェイスをすべて設定します。

ステップ 7 すべてのコンフィギュレーションコマンドを入力して設定を完了したあとで、

Ctrl-Z

を押す

(Control キーを押しながら Z キーを押す)、または end か exit と入力して、コンフィギュレーショ ン モードを終了し、EXEC コマンド インタープリタ プロンプトに戻ります。

ステップ 8 新しい設定を

NVRAM

に保存します。

Router# copy running-config startup-config [OK]

Router#

これで基本的な設定の手順は終了です。

CRC の設定

Cyclic Redundancy Check

CRC;

巡回冗長検査)は、計算した数値を使用して送信データの誤りを検

出するエラーチェック技法です。デフォルトですべてのインターフェイスは

16

ビットの

CRC

(CRC-CITT)を使用しますが、32 ビットの CRC もサポートしています。データ フレームの送信側 が Frame Check Sequence(FCS)を計算します。フレームを送信する前に、送信側でメッセージに

その

FCS

値を付加します。受信側は

FCS

を再計算し、送信側から届いた

FCS

と比較します。差異

が生じた場合、受信側は送信エラーが発生したとみなし、フレームの再送信を送信側に要求します。

5-4

に、

CRC

コマンドの概要を示します。

5-4 CRC コマンド

目的 コマンド 例

32

ビット

CRC

のイネーブル 化

crc size

例では、シリアルインターフェイスで

32

ビットの

CRC をイネーブルにしています。

Router(config)# interface serial 3/0 Router(config-if)# crc 32

デフォルトの

16

ビット

CRC

への復帰

no crc size

例では、シリアルインターフェイスで

32

ビット

CRC

をディセーブルにして、デフォルトの

16

ビッ

5章 E3 モードの設定

インターフェイスの設定

32 ビットの CRC をイネーブルにするには、crc 32 コマンドを使用します。32 ビットの CRC をイ

ネーブルにするには、その前に、interface serial コマンド(続けて、インターフェイス アドレス)

を使用して、

32

ビットの

CRC

をイネーブルにするインターフェイスを選択する必要があります。

このコマンドの機能は、サポート対象のすべてのプラットフォームで同じです。

次の例では、

32

ビットの

CRC

を指定しています。

Router(config-if)# crc 32

前のコマンド例は、PA-T3/E3-EC をサポートするすべてのシステムに当てはまります。32 ビット

CRC

をディセーブルにして、デフォルトの

16

ビット

CRC

CRC-CITT

)にインターフェイスの設 定を戻す場合は、

no crc 32

コマンドを使用します。

作業が終了したら、

Ctrl-Z

を押す(

Control

キーを押しながら

Z

を押す)、または

end

exit

と入 力して、コンフィギュレーション モードを終了し、EXEC コマンド インタープリタ プロンプトに 戻ります。さらに、copy running-config startup-config コマンドを使用して、新しいコンフィギュ レーションを

NVRAM

に書き込みます。

コマンドについては、『

Configuration Fundamentals Configuration Guide

』を参照してください。詳細 については、「関連資料」(p.viii)を参照してください。

5章 E3 モードの設定