- 55 -
はじめに本章は、福岡-釜山のゲート内において、共同使用が可能なサインデザインの提案を 目的としており、両都市のゲートを対象に4回にわたってアンケート調査を行う。
4.1. 第 1 回アンケート調査 4.1.1. 調査目的
新規サインデザインの提案のため、まず予備調査として釜山市の国際旅客船港、空 港、鉄道駅の現状と問題点を把握し、その改善方向を探ることを目的とする。
4.1.2. 調査概要
福岡と釜山の両都市において共同使用が可能なゲート内のサインデザイン提案前の 基礎段階として、両都市のイメージと既存ゲート内サインデザインの評価と改善事項 について調査を行った(表 4-1)。
(表 4-1) 調査概要
区分 内容
調査分野 ① 福岡、釜山のイメージ
② 福岡、釜山のゲートイメージ
③ 福岡、釜山のゲート内サインデザイン評価
④ 福岡、釜山のゲート内案内システム改善事項
調査場所及び対象 釜山;金海国際空港、国際旅客船港、 釜山駅などの利用客 福岡;福岡空港国際線、博多駅などの利用客
調査対象者の 一般概要
韓国人106人、日本人62人、中国人11人、その他25人(合計204人)
調査方法 直接個人とアンケートによる面接調査 調査期間 2012年9月1日 ~ 9月30日
調査対象は、「韓国人」106 人、「日本人」62 人、「中国人」11 人、「その他外国人」
25 人の計 204 人とした。また、性別は「男子」119 人(58.3%)、「女子」85 人(41.7%) である。調査場所は釜山では、主要なゲートである金海国際空港、国際旅客船港、釜 山駅とその他である地下鉄である。福岡では福岡空港国際線、博多駅で行った。
調査方法としては、ゲートを利用する利用客に対してアンケート調査紙を渡して直 接面接を行いながら調査を行った。また、両都市の「空港」、「旅客船港」、「鉄道駅」
内の既存サインは、写真イメージを添付して回答者に事前に説明を行いながら評価さ せた。
4.1.3. 調査対象者の一般概要 1) 調査対象者
調査対象者は、「専門家」29.9%(61 人)、「一般人」40.7%(83 人)、「外国人」29.4%(60
- 56 -
人)の順である。2) 調査場所
本調査の調査場所は「国際旅客船港」28.9%(59 人)、「金海国際空港」19.1%(39 人)、
「釜山駅」3.4%(7 人)の順である。
(表 4-5 ) 調査場所
区分 回答数 %
金海国際空港 39 19.1 国際旅客船港 59 28.9
釜山駅 7 3.4
その他 99 48.5
合計 204 100.0
3) 国別による分類
本調査の回答者の国は「韓国」52.0%(106 人)、「日本」30.4%(62 人)、「中国」5.4%(11 人)の順である。
それ以外の国家は 「アメリカ」「ドイツ」「カナダ」「香港」など以下の通りである
(表 4-7)。また、外国人(韓国人以外の人を指す)計 60 人中、韓国国内居住者 24 人
(図 4-4) 国別による分類グラフ
(図 4-2 ) 調査対象グラフ
(表 4-4)調査対象
区分 回答数 %
専門家 61 29.9
一般人 83 40.7
外国人 60 29.4
合計 204 100.0
(図 4-3 ) 調査場所グラフ
(表 4-6 ) 国別による分類
区分 回答数 %
韓国 106 52.0
日本 62 30.4
中国 11 5.4
その他 25 12.3
合計 204 100.0
- 57 -
と韓国国外居住者 36 人は韓国人(106 人の中に含む)として表記した。
(表 4-7 ) その他の国
区分 回答数 区分 回答数
アメリカ 5 イギリス 1
ドイツ 2 オーストラリア 1
カナダ 2 ホンジュラス 1
香港 2 インドネシア 1
オランダ 1 チェコ 1
デンマーク 1 コロンビア 1
ベルギー 1 フランス 1
ブラジル 1 無回答 2
アイルランド 1 合計 25
4) 性別による分類
本調査の回答者の性別は「男性」58.3%(119 人)、「女性」41.7%(85 人)であった。
(表 4-8 ) 性別による分類
区分 回答数 %
男性 119 58.3
女性 85 41.7
合計 204 100.0
5) 年齢別による分類
本調査の回答者の年齢層は「20 代」31.9%(65 人)、「40 代」25.0%(51 人)、「30 代」
22.1%(45 人)の順であった。
(表 4-9) 年齢別による分類
区分 回答数 %
10 代 4 2.0
20 代 65 31.9 30 代 45 22.1 40 代 51 25.0 50 代 28 13.7 60 代以上 11 5.4
合計 204 100.0
(図 4-5) 性別による分類グラフ
(図 4-6) 年齢別による分類グラフ