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ゲスト OS のパフォーマンスの最適化

ドキュメント内 VMware View 管理者ガイド (ページ 55-59)

View デスクトップの展開のために Windows 7 ゲスト OS のパフォーマンスを最適化する追加の手順を実行できます。

これらの手順はすべてオプションです。

開始する前に

すべての Windows オペレーティングシステムに適用されるゲスト OS の最適化手順を実行します。「Windows ゲスト OS のパフォーマンスの最適化 (P. 54)」を参照してください。

手順

1 Tablet PC コンポーネントの機能が必要でなければアンインストールします。

2 IPv6 が必要でなければ無効にします。

3 システム構成ユーティリティ(msconfig.exe)を起動し、ブートおよびスタートアップ設定を構成します。

a [Boot(ブート)] タブで、 [No GUI bootGUI ブートなし)] および [Base video(基本ビデオ)] を選択 します。

b [Startup(スタートアップ)] タブで、Adobe Acrobat および Reader を無効にします。

4 ファイルシステムユーティリティ(fsutil)コマンドを使用して、ファイルの最終アクセス時間を追跡する設定 を無効にします。

例:fsutil behavior set disablelastaccess 1

5 レジストリエディタ(regedit.exe)を起動し、 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet

¥services¥Disk] [TimeOutValue] REG_DWORD 0x000000be(190) に変更します。

6 ゲスト OS をシャットダウンし、仮想マシンをパワーオフします。

7 仮想マシンビデオカード RAM 設定を 128 MB に変更します。

8 仮想マシンをパワーオンします。

次に進む前に

Windows 7 の特定のサービスおよびタスクを無効にすることによって、View Composer リンククローンデスクトッ

プの拡大を抑える詳細については、「リンククローンデスクトップ用の Windows 7 の最適化 (P. 56)」を参照してく ださい。さらに、特定のサービスおよびタスクを無効にすることによって、フル仮想マシンのパフォーマンス上の利点も 得られる可能性があります。

リンク クローン デスクトップ用の Windows 7 の最適化

Windows 7 の特定のサービスおよびタスクを無効にすることによって、View Composer リンククローンデスクトッ

プの拡大を抑えることができます。さらに、特定のサービスおよびタスクを無効にすることによって、フル仮想マシンの パフォーマンス上の利点も得られる可能性があります。

Windows 7 のサービスおよびタスクを無効にした場合の利点

Windows 7 は、リンククローンデスクトップがアイドル状態の場合でも View Composer リンククローンの拡大を招

く可能性のあるサービスおよびタスクをスケジュール設定します。リンククローン OS ディスクが徐々に拡大することで、

最初にリンククローンデスクトップを作成したときに達成したストレージの節約が台なしになることがあります。これらの

Windows 7 のサービスを無効にすることによって、リンククローンの拡大を抑えることができます。

Windows 7 では新しいサービスが導入されており、またデフォルトで実行される古いサービス(ディスクの最適化など)

もスケジュール設定されます。これらのサービスは、無効にしない限り、バックグラウンドで実行されます。

また、OS ディスクの拡大に影響を与えるサービスによって、Windows 7 仮想マシン上の IOPS1 秒あたりの入出力操作)

も生成されます。これらのサービスを無効にすると、IOPS を削減し、フル仮想マシンやリンククローン上のパフォーマ ンスを向上させることができます。

また、特定のサービスを無効にすると、Windows XP および Windows Vista オペレーティングシステムにもメリット があります。

Windows 7 を最適化するためのこれらのベストプラクティスは、ほとんどのユーザー環境に適用されます。ただし、各

サービスを無効にした場合の効果は、実際のユーザー、アプリケーション、およびデスクトップについて評価する必要が あります。特定のサービスをアクティブなままにしておくことが必要な場合もあります。

たとえば、リンククローンデスクトップを更新したり再構成したりする場合は、Windows Update サービスを無効にす ると効果的です。更新操作によって OS ディスクが最後のスナップショットに復元され、最後のスナップショットが作成 された時点以降のすべての Windows 自動更新が削除されます。再構成操作によって、現在の Windows 更新が含まれて いる可能性のある新しいスナップショットから OS ディスクが再作成されるため、Windows 自動更新が冗長になります。

更新や再構成を定期的に行わない場合は、Windows Update サービスをアクティブなままにしておくことができます。

リンク クローンの拡大を招く Windows 7 のサービスおよびタスクの概要

Windows 7 の特定のサービスおよびタスクは、リンククローンデスクトップがアイドル状態の場合でも、数時間ごとに

徐々にリンククローン OS ディスクの拡大を招く可能性があります。これらのサービスおよびタスクを無効にすると、OS ディスクの拡大を抑制できます。

また、OS ディスクの拡大に影響を与えるサービスによって、Windows 7 仮想マシン上の IOPS も生成されます。フル仮 想マシンやリンククローンで、これらのサービスを無効にした場合の利点を評価することができます。

表 4-7 に示す Windows 7 のサービスを無効にする前に、「Windows ゲスト OS のパフォーマンスの最適化 (P. 54)」および

「Windows 7 ゲスト OS のパフォーマンスの最適化 (P. 55)」の最適化の手順を実行したことを確認してください。

表 4-7. OS がアイドル状態のとき Windows 7 のサービスおよびタスクが OS ディスクの拡大と IOPS に与える影響

サービスまたはタスク 説明

デフォルトの頻度また は起動

リンククローン OS

ディスクへの影響 IOPS への影響

このサービスまたはタ スクの無効化 Windows のハイバ

ネーション

コンピュータがパワー オフされる前に、開か れているドキュメント やプログラムをファイ ルに格納することに よって省電力状態を提 供します。このファイ ルは、コンピュータが 再起動されたときにメ モリに再びロードさ れ、ハイバネーション が起動された時点の状 態を復元します。

デフォルトの電源プラ ン設定では、ハイバ ネーションは無効に なっています。

高。

デフォルトでは、ハイ バネーションファイル

hiberfil.sys

サイズは、仮想マシン に搭載されている RAM と同じです。こ の機能は、すべてのゲ スト OS に影響を与え ます。

高。

ハイバネーションが起 動されると、システム は、搭載されている RAM のサイズで

hiberfil.sys

ファイルを書き込みま す。

行う

仮想環境では、ハイバ ネーションに利点はあ りません。

手順については、「親仮 想マシンでの Windows のハイバ ネーションの無効 (P. 65)」を参照し てください。

Windows でスケ ジュール設定された ディスクの最適化

ディスクの最適化は、

バックグラウンド処理 としてスケジュール設 定されます。

1 週間に 1 高。

ディスクの最適化操作 が繰り返されると、リ ンククローン OS ディ スクのサイズが数 GB 増える場合があり、リ ンククローン上のディ スクアクセスの効率 化にはほとんど役立ち ません。

行う

Windows Update サービス

Windows やその他の プログラムの更新を検 出、ダウンロード、お よびインストールしま す。

自動スタートアップ 中~高。

更新チェックが頻繁に 実行されるため、リン クローンの OS ディ スクへの書き込みが頻 繁に発生します。影響 は、ダウンロードされ る更新によって異なり ます。

中~高 View Composer の再

構成を使用して Windows 更新をイン ストールしたり、View Composer の更新を使 用して OS ディスクを 元のスナップショット に戻したりする場合は 行う。

Windows 診断ポリ シーサービス

Windows コンポーネ ントの問題を検出、ト ラブルシューティン グ、および解決しま す。このサービスを停 止すると、診断が機能 しなくなります。

自動スタートアップ 中~高。

このサービスは、必要 に応じて起動されま す。書き込みの頻度 は、要求によって異な ります。

低~中 デスクトップ上で診断 ツールが機能する必要 がない場合は行う。

プリフェッチ/スーパー フェッチ

実行するアプリケー ションがより迅速に起 動されるように、アプ リケーションに関する 特定の情報を格納しま す。

この機能は Windows XP で導入されました。

無効にしない限り、常 に有効。

レイアウトおよびデー タベース情報や、必要 に応じて生成される個 別のプリフェッチファ イルに対する定期的な 更新が発生します。

この機能を無効にした

後のアプリケーション の起動時間が許容でき る場合は行う。

表 4-7. OS がアイドル状態のとき Windows 7 のサービスおよびタスクが OS ディスクの拡大と IOPS に与える影響 (続き)

サービスまたはタスク 説明

デフォルトの頻度また は起動

リンククローン OS

ディスクへの影響 IOPS への影響

このサービスまたはタ スクの無効化 システムの復元 Windows システムを

以前の正常な状態に戻 します。

Windows の起動時 と、それ以降 1 日に 1 回。

低~中。

システムが必要と判断 した場合に、システム の復元ポイントをキャ プチャします。リンク クローンがアイドル状 態のときは、オーバー ヘッドは小さいです。

大きな影響はありませ ん。

行う

影響は小さいものの、

View Composer の更 新を使用して OS ディ スクを元のスナップ ショットに戻す場合、

このタスクは冗長です。

Windows Defender スパイウェア対策機能 を提供します。

Windows の起動時。

1 日に 1 回、クイック スキャンを実行しま す。各スキャンの前 に、更新をチェックし ます。

中~高。

定義の更新、スケ ジュール設定されたス キャン、および必要に 応じて起動されるス キャンを実行します。

中~高。 他のスパイウェア対策 ソフトウェアがインス トールされている場合 は行う。

Microsoft Feeds Synchronization タス

msfeedssync.e xe

Windows Internet Explorer 7 および 8 Web ブラウザ内の RSS フィードを定期的 に更新します。このタ スクは、RSS フィード の自動同期が有効に なっている RSS フィードを更新しま す。このプロセスが Windows タスク ネージャに表示される のは、Internet Explorer 7 または 8 が実行されている場合 だけです。

1 日に 1 回。 中。

通常ディスクが構成さ れていない場合は、

OS ディスクの拡大に 影響を与えます。通常 ディスクが構成されて いる場合は、影響が通 常ディスクに移りま す。

ユーザーがデスクトッ

プ上での RSS フィード の自動更新を必要とし ない場合は行う。

Windows 7 親仮想マシンでのスケジュール設定されたディスクの最適化の無効化

リンククローンを作成する前に、Windows 7 親仮想マシンで、スケジュール設定されたディスクの最適化を無効にする 必要があります。デフォルトでは、Windows 7 はディスクの最適化を毎週スケジュール設定します。ディスクの最適化 操作が繰り返されると、リンククローン OS ディスクのサイズが大幅に増え、リンククローン上のディスクアクセスが 効率化されません。

親仮想マシンからリンククローンプールを作成すると、リンククローンはレプリカのディスクを共有します。レプリカ のディスクは読み取り専用であるため、以降のディスクの最適化操作の影響を受けません。代わりに、ディスクの最適化 によって各クローンの OS ディスクが拡張されます。

ベストプラクティスとして、スナップショットを作成してプールを作成する前に、親仮想マシンのディスクの最適化を 1 回行うことをお勧めします。リンククローンは、レプリカの最適化された読み取り専用ディスクを共有するため、ディス クの最適化はメリットがあります。

開始する前に

n リンククローンに展開しようとしているアプリケーションが仮想マシンにインストールされていることを確認します。

n View Agent View Composer Agent とともに仮想マシンにインストールされていることを確認します。

手順

1 vSphere Client で、親仮想マシンを選択し、 [Open Console(コンソールを開く)] を選択します。

2 Windows 7 ゲスト OS に管理者としてログインします。

ドキュメント内 VMware View 管理者ガイド (ページ 55-59)

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