第8章 施設配置・動線計画
第1節 環境センター 1 事業予定地の概況
④ ケース 4
敷地北側と南側に 2 箇所出入口を設置する、進入は北側のみとし、退出は臨港 道路武豊美浜線の南側へは南側退出路を利用、北側へは北側の(仮称)中山製鋼所 前交差点・(仮称)里中東交差点を経由する。
南側への退出を分けることにより、(仮称)中山製鋼所前交差点での混雑及び交錯 を避ける案である。
8-3
(2) 概算建築面積・配置 前提条件 1) 前提条件
① 計画段階環境配慮書において、「環境への負荷の回避、低減に努める」及び「周辺 環境との調和」という見解を示しており、この考えの実現可能性が最も高い配置と して敷地の東側配置に絞り込んでいる。よって東側配置とする。
② 既設倉庫及び南側出入口は残地する。(既設倉庫の取扱については、現時点未定)
2) 建築想定面積
熱回収施設は、平成 23 年度に配置検討等を行っている建築面積である 5,200m2
(107m×49m)以上とする。
不燃・粗大ごみ処理施設は、半田市クリーンセンター(50t/日)、クリーンセンタ ー常武(25t/日)の建築面積が約 800m2であることから、施設の大きさは必ずしも 処理能力と正比例しないため、同様に 800m2(16m×47m)以上とする。
処理施設として焼却施設と不燃・粗大ごみ処理施設を合棟とする方が敷地内の煩 雑さが緩和され、管理も行いやすいことから、本計画では合棟とする。
管理棟は、半田市クリーンセンター管理棟が約 650m2であることから、同様に 650m2程度が考えられる。啓発棟については、東京都などは約 1,000m2となっており、
現段階は内容等が未確定であることから、同様に 1,000m2以上とする。管理棟と啓 発棟は、合棟とすることで住民の利便性・職員の管理性も向上し、建築コストも低 減するため、本計画では合棟とする。その場合、建築面積としては 1,000m2以上と なる。
その他、計量棟は、250m2以上として設ける。
その他、駐車場等の外構については、本検討では割愛する。
8-4 3 比較評価検討項目
(1) 安全性 1) 右折の制限
左側通行であるから右折は対向車線と交差することになり、事故等のリスクが高 まる。よって極力右折が少ないことが望ましい。また、どうしても右折が必要な場 合は一時停止の標識設置が望ましい。
2) 本施設専用動線
事業予定地は民間事業者の倉庫や施設に隣接し関係車両が往来する。本敷地内で の交通管理、関係車両との事故やトラブル等の回避という点では隣地との共用範囲 が少ない方が望ましい。
(2) 施設内土地利用
1) 進入道路による残地の分断
進入道路の設置位置により、残地された土地を有効的に使用できることが望まし い。
2) 残地面積
将来的に管理棟・啓発棟を含めた跡地利用という観点では残地面積が広いほうが 望ましい。
(3) 利便性
1) 敷地外での交通への影響
敷地外での交通渋滞の発生は避けなければならない。敷地内の西側部分を退避場 所とすることで、敷地外への交通渋滞を最小限とする(敷地内の交通渋滞も避ける 必要はあるが、本検討は進入路検討であるとともに、敷地内渋滞は施設配置の影響 が大きいため除外する。)。
2) 搬出入のための必要となる走行量
基本的に臨港道路武豊美浜線は右折が制限されているため、U ターンゾーン等を 利用することになる。このための敷地外での走行量が短い方が望ましい。
(4) 関係機関協議
㈱中山製鋼所との協議(承諾)及び今後の関係機関(道路管理者・警察)にあって は、出入り口等について理解を得やすい位置・形状とすることが望ましい。
8-5 表 8-1 進入道路ルート比較表
比較案 ケース 1( 北 側 新 設 ル ー ト ) ケース 2( 南 側 新 設 ル ー ト ) ケース 3 ケース 4
平面図(概要)
概要
敷 地 北 側 の 既 設 道 路 を 共 有 し 南 側 に 拡 幅 す る 案 。 敷 地 南 側 の 倉 庫 西 側 に 進 入 道 路 を 設 置 す る 案 。 退 出 時 は 北 側 へ は 敷 地 内 で 一 時 停 止 し た 上 で 本 線 車 両 の 間 隙 を 縫 っ て 退 場 す る 。
敷 地 北 側 の 既 設 道 路 南 側 に 平 行 し て 進 入 路 を 設 置 す る 案 。
敷 地 北 側 の 既 設 道 路 南 側 及 び 敷 地 南 側 に 進 入 路 を 設 置 す る 案
課題
㈱ 中 山 製 鋼 所 の 敷 地 出 入 口 と 本 施 設 の 敷 地 内 道 路 を お 互 い が 共 有 す る こ と か ら 、㈱ 中 山 製 鋼 所 と の 協 議( 承 諾 ) で の 理 解 が 前 提 条 件と な る 。
右 折 進 入 す る 交 通 は 、 ゼ ブ ラ 区 間 の 一 部 を 右 折 滞 留 長 に 変 更 し 直 進 車 へ の 影 響 を 軽 減 す こ と と す る 必 要 が あ る 。
完成 4車 線 時 は 南 側 か ら の 右 折 進 入 時 は 2車 線 を 、 北 側 へ の 退 出 時 は 3車 線 分 の 幅 員 を 跨 ぎ 右 折 す る こ と と な る た め 安 全 を 確 保 す る た め 、信 号 の 設 置 が 前 提と な る 。
中 山 製 鋼 所 用 及 び 環 境 セ ン タ ー の 出 入 口 が 並 ん で 設 置 さ れ る こ と と な り 、出 入 口 部 で 動 線 の 重 な り が あ る こ と 、中 山 製 鋼 所 側 の 退 出 車 両 が 中 山 製 鋼 所 前 交 差 点 内 で 滞 留 し た 場 合 、環 境 セ ン タ ー へ 入 る こ と が で き な い可 能 性 が あ り 、交 通 誘 導 員 の 配 置 を 求 め ら れ る可 能 性 が あ る 。
た だ し 、 ど ち ら も 発 生 の 可 能 性 は 低 い と 考 え ら れ る 。
中 山 製 鋼 所 用 及 び 環 境 セ ン タ ー の 出 入 口 が 並 ん で 設 置 さ れ る こ と と な り、出 入 口 部 で 動 線 の 重 な り が あ る こと、中 山 製 鋼 所 側 の 退 出 車 両 が 中 山 製 鋼 所 前 交 差 点 内 で 滞留 し た 場 合 、環 境 セ ン タ ー へ 入 る こ と が で き な い可 能 性が あ り 、交 通 誘 導 員 の 配 置 を 求 め ら れ る可 能 性 が あ る 。た だ し 、 ど ち ら も 発 生 の 可 能 性 は 低 い と 考 え ら れ る 。
安全性
進 入 路 を 共 用 す る も の の 、往 復 4 車 線 で 出 入 車 両 、退 出 時 の 右 左 折 車 両 を 分 離 で き る こ と か ら 他 案 に 比 べ 安 全 性 に す ぐ れ て い る 。
◎
2車 線 時 は 問 題 が な い が 、4車 線 時 は 信 号 設 置 が 必 要 と なる。
(仮 称)里 中 東 交 差 点 及 び(仮 称)環 境 セ ン タ ー 前 交 差 点 に 信 号 が 設 置 さ れ た 場 合 、650m の 区 間 に 3 箇 所 信 号 交 差 点 が 設 置 さ れ る こ と に な り 、 信 号 密 度 が 高 く サ ー ビ ス 水 準 が 低 下 す る 。 ま た 、特 定 施 設 の 出 入 り の た め の 信 号 設 置 に つ い て は 警 察 が 許 可 し な い 可 能 性 が 考 え ら れ る 。
△
中 山 製 鋼 所 用 及 び 環 境 セ ン タ ー の 出 入 口 が 並 ん で 設 置 さ れ る こ と と な り 、 出 入 口 部 で 動 線 の 重 な り が あ る が 、中 山 製 鋼 所 の 入 退 出 車 両 の 数 は 限 ら れ て お り 、交 錯 の 可 能 性 は 低 い と 考
え ら れ る 。 ○
中 山 製 鋼 所 用 及 び 環 境 セ ン タ ー の 出 入 口 が 並 ん で 設 置 さ れ る こ と と な り 、 出 入 口 部 で 動 線 の 重 な り が あ る が 、 中 山 製 鋼 所 の 入 退 出 車 両 の 数 は 限 ら れ て お り 、交 錯 の 可 能 性 は 低 い と 考 え ら れ る 。さ ら に 、南 側 へ の 退 出 車 両 を 分 け る こ と が 可 能 な た め 、ケ ー ス 3に 比 べ 動 線 の 重 な り や 、交 差 点で の 渋 滞 の 可 能 性 を 低 く す る こ と が で き る 。
◎
施設内土地利用
焼 却 施 設 等 は 敷 地 の 東 側 に 配 置 し 、敷 地 の 北 側( ㈱ 中 山 製 鋼 所 の 敷 地 出 入 口 の 南 側 )を 進 入 道 路 と し て お り 、ケ ー ス 2 に 比 較 し て や や 広 い が ほ ぼ 変 わ ら な い 。
○
焼 却 施 設 等 は 敷 地 の 東 側 に 配 置 し 、敷 地 の 南 側 に 進 入 道 路 を 設 置 す る こ と か ら 、 利 用 で き る 残 地 面 積 は ケ ー ス 1、3 に 比 較 し て や や 狭 い も の の ほ ぼ 変 わ ら な い 。
○
焼 却 施 設 等 は 敷 地 の 東 側 に 配 置 し 、敷 地 の 北 側
( ㈱ 中山 製 鋼 所 の 敷 地 出 入 口 の 南 側 )を 進 入 道 路 と し て お り 、ケー ス 2 に 比 較 し て や や 広 い が ほ ぼ 変 わ ら な い 。
○
焼 却 施 設 等 は 敷 地 の 東 側 に 配 置 し 、 敷 地 の 南 側 か ら 北 側 ・ 西 側 に 向 か っ て 進 入 道 路 を 設 置 す る こ と か ら 、 他 ケ ー ス に 比 較 し て 利 用 で き る 残 地 面 積 は 狭 く な る が 施 設 の 整 備 運 営 上 は 影 響 は 少 な い 。
○
利便性 (渋滞及び中山
製鋼所への影 響)
中 山 製 鋼 所 敷 地 出 入 り 口 か ら 本 施 設 入 り 口 ま で の 区 間 が 片 側 2車 線 ( 左 車 線 : 中 山 製 鋼 所 関 係 車 両 、右 車 線:本 施 設 関 係 車 両 )と す る こ と で 、 渋 滞 が 発 生 し た 場 合 で も ㈱ 中 山 製 鋼 所 の 関 係
車 両 へ の 影 響 が 少 ない。 ○
2車 線 時 は ゼ ブ ラ を 右 折 車 線 に 変 更 、4車 線 時 は 信 号 及 び 右 折 車 線 を 設 置 す る こ と で 渋 滞 等 は 発 生 し な い と 考 え ら れ る 。
(仮 称)里 中 東 交 差 点 及 び(仮 称)環 境 セ ン タ ー 前 交 差 点 に 信 号 が 設 置 さ れ た 場 合 、650mの 区 間 に 3 箇 所 信 号 交 差 点 が 設 置 さ れ る こ と に な り 、信 号 密 度 が 高 く サ ー ビ ス 水 準 が 低 下 す る 。ま た 、特 定 施 設 の 出 入 り の た め の 信 号 設 置 に つ い て は 警 察 が 許 可 し な い 可 能 性 が 考 え ら れ る 。
△
中 山 製 鋼 所 の 道 路 は 変 更 が な い た め 、現 況 と 利 便 性 に 変 化 は な い 。た だ し 、中 山 製 鋼 所 側 の 退 出 車 両 が 交 差 点で 滞 留 し た 場 合 、環 境 セ ン タ ー に 進 入 で き な く な る が 可 能 性 は 低 い 。
○
中 山 製 鋼 所 の 道 路 は 変 更 が な い た め 、 現 況 と 利 便 性 に 変 化 は な い 。た だ し 、中 山 製 鋼 所 側 の 退 出 車 両 が 交 差 点 で 滞 留 し た 場 合 、 環 境 セ ン タ ー に 進 入 で き な く な る が 可 能 性 は 低 い 。
○
関係機関協
議
㈱中山 製鋼所
㈱ 中 山 製 鋼 所 と の 協 議 ( 承 諾 ) で の 理 解 が 前
提 条 件と な る 。 △
㈱ 中 山 製 鋼 所 と の 協 議( 承 諾 )を 必 要 と し な い 。
○
㈱ 中 山 製 鋼 所 と の 協 議 が 必 要 と な る 可 能 性 が あ
る 。 ○
㈱ 中 山 製 鋼 所 と の 協 議 が 必 要 と な る 可 能 性 が
あ る 。 ○
警察及び 道路管理
者
既 存 の 出 入 り 口 を 拡 幅 す る こ と 、 臨 港 道 路 武 豊 美 浜 線 へ 影 響 が 少 な い こ と か ら 警 察・道 路 管 理 者( 港 務 所 ) と の 協 議 は 容 易 と 考 え ら れ る 。
○
敷 地 出 入 り 口 の 臨 港 道 路 武 豊 美 浜 線 の 南 側 の 平 面 線 形 が や や 曲 線 と な っ て い る も の の 交 差 点 や 出 入 口 で の 必 要 距 離( 制 動 停 止 視 距 等 )は 確 保 で き て お り 、 安 全 面 で の 課 題 は 小 さ い 。 た だ し 、4 車 線 時 は 信 号 設 置 が 前 提と な る 。
△
警 察・道 路 管 理 者( 港 務 所 )と の 協 議 が 必 要 と な る 。
㈱ 中 山 製 鋼 所 の 入 り 口 と 並 ん で 新 た な 出 入 口 を 設 置 す る た め 安 全 管 理 の た め に交 通 誘 導 員 の 配 置 を 求 め ら れ る 可 能 性 が あ る。
△
警 察・道 路 管 理 者( 港 務 所 )と の 協 議 が 必 要 と な る 。 ㈱ 中 山 製 鋼 所 の 入 り 口 と 並 ん で 新 た な 出 入 口 を 設 置 す る た め 安 全 管 理 の た め に交 通 誘 導 員 の 配 置 を 求 め ら れ る 可 能 性 が あ る。 △
※ :( 仮 称 ) 中 山 製 鋼 所 前 交 差 点 で の 右 折 規 制 及 び 、 完 成 4 車 線 時 の ( 仮 称 ) 里 中 東 交 差 点 へ の 信 号 設 置 は 前 提 条 件 と し て 扱 っ て い る 。
なお、現時点では進入路ルートは決定しておらず、今後調整が必要となる。