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ケース 2(第 1~3 段階)

ケース 3-1 ケース 3-2

環境影響 調整池水位の上昇により、背後地への塩水浸入等の影響が生じ る可能性がある。

環 境 保 全 措 置 の 目 的 及 び 基 本 方針

①樋門周辺取付堤防部との段差や目地開き部、②樋門基礎下の 空洞部、③ゲート劣化部、④水密ゴムの劣化部、⑤小口径管の 開口部等からの塩水浸入を防ぐために、各機能別の塩水浸入防 止対策を講じる。

実施主体 九州農政局

実施方法 ① 樋 門周 辺 取 付 堤防 と の 段 差や 目 地 開 き部 に 対 し ては 可 撓 性 ゴムジョイントによる表法面被覆を行う。②樋門基礎下等の空 洞部に対してはグラウト充填等の対策を行う。③ゲート本体の 劣化に対してはゲートを改修する。④止水・水密部の劣化に対 しては水密ゴムの取替えを行う。⑤小口径管の開口部に対して はフラップゲートを新設する。

実施期間 ケース 1:開門調査前

ケース 2(第 1~3 段階):開門調査前 ケース 3-1:開門調査前

ケース 3-2:開門調査前

実施範囲 ① 既 設樋 門 と 周 辺堤 防 と の 取付 け 部 で 段差 や 目 地 開き が あ る 箇所、並びに②空洞がある箇所

③劣化が進行したゲート

④水密ゴムが劣化した箇所

⑤小口径管でゲートがない(開口状態)施設 環境保全措 置

の具体的な 施 策

そ の 他

実施条件 - 環 境 保 全 措 置 を 講 じ た 後 の 環 境の状況の変化

特になし

環境保全措置の効果 背後地への塩水の浸入、堤防盛土の吸出しは発生せず、堤防の 所要機能や安全性を確保できる。

環 境 保 全 措 置 の 効 果 の 不 確 実 性の程度

特になし 環 境 保 全 措 置 の 実 施 に 伴 い 生

ず る お そ れ が あ る 環 境 へ の 影 響

特になし

環境保全措置の実施の課題 特になし 実施する。

検証の結果

塩水の浸入経路を閉鎖することにより、調整池の塩水化に対し て現状と同等の機能や安全性を確保できる。これらのことか ら、実行可能な範囲で既設排水樋門の安全性への影響ができる 限り低減されていると考えられる。

また、調整池の塩水化による既設排水門の腐食による構造・機能への影響に対する 環境保全措置及びその検証の結果について、表 6.15.2.2-29 に示す。

表 6.15.2.2-29 調整池の塩水化による既設排水樋門の腐食の影響に対する 環境保全措置及びその検証の結果

項 目 調整池の塩水化による既設排水門の腐食による 構造・機能への影響

環 境 保 全 措 置 の 対 象 と な る 開 門方法ケース

ケース 1

ケース 2(第 1~3 段階)

ケース 3-1 ケース 3-2

環境影響 調整池の塩水化により、既設排水樋門の鉄筋コンクリートやゲ ートが腐食し、施設構造・機能等に影響が生じる可能性がある。

環 境 保 全 措 置 の 目 的 及 び 基 本 方針

塩水による腐食の可能性がある排水樋門に対し、防食対策を行 い、所要の施設構造・機能を確保する。

実施主体 九州農政局

実施方法 腐食の可能性がある排水樋門に対しては、エポキシ樹脂等の塗 布を行う。

実施期間 ケース 1:開門調査前

ケース 2(第 1~3 段階):開門調査前 ケース 3-1:開門調査前

ケース 3-2:開門調査前

実施範囲 潮受堤防締切り以降に、計画或いは築造された排水樋門を対象 として、塩水に対する防食対策が講じられていない施設 環境保全措 置

の具体的な 施

策 そ

の 他

実施条件 - 環 境 保 全 措 置 を 講 じ た 後 の 環 境の状況の変化

特になし

環境保全措置の効果 既存排水樋門の腐食を防止し、所要の施設構造・機能を確保で きる。

環 境 保 全 措 置 の 効 果 の 不 確 実 性の程度

特になし 環 境 保 全 措 置 の 実 施 に 伴 い 生

ず る お そ れ が あ る 環 境 へ の 影 響

特になし

環境保全措置の実施の課題 特になし 実施する。

検証の結果

防食対策を行うことにより、調整池の塩水化に対して現状と同 等の施設構造・機能や安全性を確保できる。これらのことから、

実行可能な範囲で既設排水樋門の安全性への影響ができる限 り低減されていると考えられる。

3) 環境保全措置の検討結果

開門調査の実施における背後地の既設排水門の安定性・安全性への影響に対する環 境保全措置の検討結果を以下に示す。

表 6.15.2.2-30 環境保全措置の実施内容 環境保全措置の実施内容 開門方法ケース

影響予測項目 ケース 1 ケース 2 第 1 段階

ケース 2 第 2 段階

ケース 2

第 3 段階 ケース 3-1 ケース 3-2 主要排水樋門・樋管

①周辺取付堤防との段 差や目地開き部、並び に樋門基礎下等の空洞 部からの塩水浸入

・周辺取付堤防部の表法面被覆工(可撓性ゴムジョイント取付等)

・樋門基礎部のグラウト充填

②ゲート劣化部からの

塩水浸入 ゲートの改修

③水密ゴム劣化部から

の塩水浸入 水密ゴムの付替

④鉄筋コンクリートや

ゲートの腐食 防食対策の実施(エポキシ樹脂等の塗布)

その他樋門樋管及び小口径管

①小口径管の開口部か

らの塩水浸入 フラップゲート止水対策実施

表 6.15.2.2-31 環境保全措置の数量 環境保全措置の数量 開門方法ケース

影響予測項目 ケース 1 ケース 2 第 1 段階

ケース 2 第 2 段階

ケース 2

第 3 段階 ケース 3-1 ケース 3-2 主要排水樋門・樋管

①周辺取付堤防との段 差や目地開き部、並び に樋門基礎下等の空洞 部からの塩水浸入

10 施設 10 施設 10 施設 10 施設 10 施設 10 施設

②ゲート劣化部からの 塩水浸入

12 施設

(26 ゲート)

10 施設

(24 ゲート)

10 施設

(24 ゲート)

12 施設

(26 ゲート)

10 施設

(24 ゲート)

10 施設

(24 ゲート)

③水密ゴム劣化部から の塩水浸入

12 施設

(35 ゲート)

10 施設

(33 ゲート)

10 施設

(33 ゲート)

12 施設

(35 ゲート)

10 施設

(33 ゲート)

10 施設

(33 ゲート)

④鉄筋コンクリートや ゲートの腐食

ゲート施設

:12 施設

(25 ゲート)

土木施設

:1 施設

ゲート施設

:8 施設

(19 ゲート)

土木施設

:1 施設

ゲート施設

:10 施設

(21 ゲート)

土木施設

:1 施設

ゲート施設

:12 施設

(25 ゲート)

土木施設

:1 施設

ゲート施設

:10 施設

(21 ゲート)

土木施設

:1 施設

ゲート施設

:8 施設

(19 ゲート)

土木施設

:1 施設 その他樋門樋管及び小口径管

①小口径管の開口部か

らの塩水浸入 57 施設 7 施設 7 施設 57 施設 7 施設 7 施設

① 背後地への塩水浸入の影響に対する環境保全措置 A 主要排水樋門・樋管

表 6.15.2.2-32 主要排水樋門・樋管の環境保全措置(ケース 1、ケース 2)

①空洞部 グラウト充填

段差部 可撓性ゴム ジョイント

②ゲート 改修

③水密ゴム 取替

1 湯江川3号樋管 1.22 ○(1ゲート) ○(1ゲート)

2 湯江川1号樋管 1.55 ○(1ゲート) ○(1ゲート)

6 藤田尾7号樋管 1.37 ○ ○(1ゲート) ○(1ゲート)

27 大開樋門 -1.06 ○ ○(2ゲート) ○(2ゲート)

29 本村樋門 -1.00 ○ ○(3ゲート) ○(3ゲート)

33 有明川樋門(野井2号) -1.19 ○ ○(6ゲート) ○(6ゲート)

39 山田1号樋門(阿母第1) -1.34 ○ ○(2ゲート) ○(4ゲート)

40 山田2号樋門(阿母第2) -1.34 ○ ○(3ゲート) ○(6ゲート)

41 山田3号樋門(阿母第3) -1.32 ○ ○(2ゲート) ○(4ゲート)

42 山田4号樋門(阿母第3) -1.29 ○ ○(2ゲート) ○(4ゲート)

43 牛口水門 1.51 ○ ○(1ゲート) ○(1ゲート)

44 町下樋門 0.76 ○ ○(2ゲート) ○(2ゲート)

10施設 12施設

(26ゲート)

12施設

(35ゲート)

計 施設

番号 施設名称

施設 敷高 (m)

環境保全措置

表 6.15.2.2-33 主要排水樋門・樋管の環境保全措置(ケース 3-1、ケース 3-2)

①空洞部 グラウト充填

段差部 可撓性ゴム ジョイント

②ゲート 改修

③水密ゴム 取替

1 湯江川3号樋管 1.22 ○(1ゲート) ○(1ゲート)

2 湯江川1号樋管 1.55

6 藤田尾7号樋管 1.37 ○ ○(1ゲート) ○(1ゲート)

27 大開樋門 -1.06 ○ ○(2ゲート) ○(2ゲート)

29 本村樋門 -1.00 ○ ○(3ゲート) ○(3ゲート)

33 有明川樋門(野井2号) -1.19 ○ ○(6ゲート) ○(6ゲート)

39 山田1号樋門(阿母第1) -1.34 ○ ○(2ゲート) ○(4ゲート)

40 山田2号樋門(阿母第2) -1.34 ○ ○(3ゲート) ○(6ゲート)

41 山田3号樋門(阿母第3) -1.32 ○ ○(2ゲート) ○(4ゲート)

42 山田4号樋門(阿母第3) -1.29 ○ ○(2ゲート) ○(4ゲート)

43 牛口水門 1.51 ○

施設

番号 施設名称

施設 敷高 (m)

環境保全措置

図 6.15.2.2-12(1) 周辺取付部との段差等への表法面被覆工

図 6.15.2.2-12(2) 空洞部へのグラウト充填工 樋門周辺取付堤防部の表法面被覆工

可撓性ゴムジョイント

既設樋門空洞部のグラウト充填

図6.15.2.2-13背後地既設排水樋門 環境保全措置位置図(ケース1及びケース2)

図6.15.2.2-14背後地既設排水樋門 環境保全措置位置図(ケース3-1及びケース3-2)

B その他樋門樋管及び小口径管

表 6.15.2.2-34 その他樋門樋管及び小口径管の環境保全措置 施 設 区 分 堤 防 区 分 施設数量

(箇所)

影響施設の数量

(箇所)

背後地既設堤防 92 箇所 38 箇所 河川堤防(本明川、半造川) 29 箇所 0 箇所 河川堤防(旧二級河川) 145 箇所 19 箇所

内部堤防 0 箇所 0 箇所

ケース 1 及び ケース 2(第 3 段階)

小 計 266 箇所 57 箇所 背後地既設堤防 92 箇所 4 箇所 河川堤防(本明川、半造川) 29 箇所 0 箇所 河川堤防(旧二級河川) 145 箇所 3 箇所 内部堤防 0 箇所 0 箇所 ケース 2(第 1~第

2 段階)、ケース 3-1 及びケース 3-2

小 計 266 箇所 7 箇所

図 6.15.2.2-15 その他樋門樋管及び小口径管へのフラップゲート設置工

図6.15.2.2-16その他樋門樋管及び小口径管(背後地既設堤防) 環境保全措置位置図(ケース1及びケース2)

図6.15.2.2-17その他樋門樋管及び小口径管(河川堤防) 環境保全措置位置図(ケース1及びケース2)

図6.15.2.2-18その他樋門樋管及び小口径管(背後地既設堤防) 環境保全措置位置図(ケース3-1及びケース3-2)

図6.15.2.2-19その他樋門樋管及び小口径管(河川堤防) 環境保全措置位置図(ケース3-1及びケース3-2)

② 既設排水樋門の腐食・劣化への影響に対する環境保全措置

表 6.15.2.2-35 既設排水樋門の腐食・劣化への影響に対する環境保全措置 環 境 保 全 措 置 施 設 区 分 堤 防 区 分 ゲート部の

防食対策

土木構造部の 防食対策

中山西川水門 要(2 ゲート) 否

天狗鼻樋門 要(5 ゲート) 否

万灯樋門 要(2 ゲート) 要

釜ノ鼻西樋門 要(3 ゲート) 否

釜ノ鼻東樋門 要(3 ゲート) 否

小江 1号排水樋管 要(1 ゲート) 否 小江背後地排水樋門 要(2 ゲート) 否 小江 2号排水樋管 要(1 ゲート) 否

西里樋管 要(2 ゲート) 否

田尻樋門 否 否

中央排水樋管ゲート 要(2 ゲート) 否 中央揚水機場ゲート 要(1 ゲート) 否 小江揚水機場ゲート 要(1 ゲート) 否 ケース 1

及び

ケース 2(第 3 段階)

小 計 12 施設

(25 ゲート) 1 施設

中山西川水門 否 否

天狗鼻樋門 要(5 ゲート) 否

万灯樋門 要(2 ゲート) 要

釜ノ鼻西樋門 要(3 ゲート) 否

釜ノ鼻東樋門 要(3 ゲート) 否

小江 1号排水樋管 否 否

小江背後地排水樋門 要(2 ゲート) 否

小江 2号排水樋管 否 否

西里樋管 否 否

田尻樋門 否 否

中央排水樋管ゲート 要(2 ゲート) 否 中央揚水機場ゲート 要(1 ゲート) 否 小江揚水機場ゲート 要(1 ゲート) 否 ケース 2(第 1 段階)

及び ケース 3-2

小 計 8 施設

(19 ゲート) 1 施設

中山西川水門 否 否

天狗鼻樋門 要(5 ゲート) 否

万灯樋門 要(2 ゲート) 要

釜ノ鼻西樋門 要(3 ゲート) 否

釜ノ鼻東樋門 要(3 ゲート) 否 小江1号排水樋管 要(1 ゲート) 否 小江背後地排水樋門 要(2 ゲート) 否 小江2号排水樋管 要(1 ゲート) 否

西里樋管 否 否

田尻樋門 否 否

中央排水樋管ゲート 要(2 ゲート) 否 中央揚水機場ゲート 要(1 ゲート) 否 小江揚水機場ゲート 要(1 ゲート) 否 ケース 2(第 2 段階)

及び ケース 3-1

小 計 10 施設

(21 ゲート) 1 施設

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