ケース 2 第 3 段階
③ ケース 3-1
A 背後地への塩水浸入の影響 イ 主要排水樋門・樋管
ケース 3-1 の場合、突発的な洪水(1/30 年確率 6 時間連続雨量相当を想定)が生 じ た 場 合 に 想 定 さ れ る 調 整 池 の 最 高 水 位 は 、 前 出 の 数 値 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン 結 果
(「15.1.3 内部堤防の安定・安全性」「(2) 予測の結果」「5) 予測結果」「③ 堤 防 高 」 「 C ケ ー ス 3-1 」 「 イ 突 発 洪 水 時 の 調 整 池 水 位 」 参 照 ) に 示 す と お り で 、 TP(+)1.5m である。
機能診断調査の結果にて、①既設排水門本体部と周辺堤防の接合部に段差・目地 開きが確認された施設(10 施設)では、同部、及び樋門本体と取付堤防部の不同沈 下により発生した樋門基礎下等の空洞部からの塩水浸入や堤防盛土の吸出しの可能 性があると予測される。また、②ゲート劣化(腐食や破損、巻上機の不良等)が確 認される施設(12 施設)、③止水・水密部の不良等が確認される施設(12 施設)の うち、樋門・樋管の敷高が TP(+)1.5m 以下となる 10 施設で塩水浸入の可能性がある と予測される。
表 6.15.2.2-20 主要排水樋門・樋管の影響予測結果一覧
主要排水樋門・樋管の影響予測結果 開門方法ケース
影響予測項目 ケース 3-1
①周辺 取付 堤防の 段差 ・目地 開き 部、及 び 樋 門基礎下等の空洞部からの漏水
影響あり 10 施設
②ゲート劣化部からの漏水 影響あり
10 施設(24 ゲート)
③ゲート止水・水密部からの漏水 影響あり
10 施設(33 ゲート)
①周辺堤防 との段差②ゲート劣化 又は操作不能③水密ゴム の劣化①周辺堤防 との段差②ゲート劣化 又は操作不能③水密ゴム の劣化 3号樋管1.221.5○(1ゲート)○(1ゲート)影響あり影響あり背後地既設堤防 1号樋管1.551.5○(1ゲート)○(1ゲート)背後地既設堤防 -0.101.5背後地既設堤防 管1.371.5○○(1ゲート)○(1ゲート)影響あり影響あり影響あり背後地既設堤防 号樋門-1.471.5背後地既設堤防 号樋門-1.511.5背後地既設堤防 号樋門-1.411.5背後地既設堤防 号樋門-1.381.5背後地既設堤防 号樋門-1.441.5背後地既設堤防 0.591.5背後地既設堤防 -1.471.5背後地既設堤防 -1.061.5○○(2ゲート)○(2ゲート)影響あり影響あり影響あり背後地既設堤防 -1.001.5○○(3ゲート)○(3ゲート)影響あり影響あり影響あり背後地既設堤防 野井2号)-1.191.5○○(6ゲート)○(6ゲート)影響あり影響あり影響あり背後地既設堤防 門-0.891.5背後地既設堤防 門(城ノ前)-0.881.5千鳥川 号樋門(阿母第1)-1.341.5○○(2ゲート)○(4ゲート)影響あり影響あり影響あり背後地既設堤防 号樋門(阿母第2)-1.341.5○○(3ゲート)○(6ゲート)影響あり影響あり影響あり背後地既設堤防 号樋門(阿母第3)-1.321.5○○(2ゲート)○(4ゲート)影響あり影響あり影響あり背後地既設堤防 号樋門(阿母第4)-1.291.5○○(2ゲート)○(4ゲート)影響あり影響あり影響あり背後地既設堤防 1.511.5○○(1ゲート)○(1ゲート)影響あり背後地既設堤防 0.761.5○○(2ゲート)○(2ゲート)影響あり影響あり影響あり背後地既設堤防 号排水樋管-0.801.5内部堤防 水樋門-2.431.5内部堤防 号排水樋管-0.801.5内部堤防 機場樋管(機場樋管)-2.101.5内部堤防 -1.001.5内部堤防 機場樋管(機場樋管)-1.951.5内部堤防 10施設12施設 (26ゲート)12施設 (35ゲート)10施設10施設 (24ゲート)10施設 (33ゲート)
備 考 計
施設名称施設 敷高 (m)
調整池 最高水位 TP.m
機能診断調査結果影響予測結果(ケース3-1)
表6.15.2.2-21主要排水樋門・樋管の影響予測(ケース3-1)
ロ その他樋門樋管及び小口径管
ケース 3-1 の場合における調整池水位の洪水時最高水位は TP(+)1.5m まで上昇す る。主要排水樋門・樋管以外の樋門樋管及び小口径管に関して、ゲートが設置され ておらず、同水位以下の敷高となっている施設については、塩水が背後地へ逆流し て浸入する可能性がある。影響が予測される小口径管は、266 施設中 7 施設となる。
表 6.15.2.2-22 その他樋門樋管及び小口径管の影響予測結果一覧(ケース 3-1)
施 設 区 分 堤 防 区 分 施設数量
(箇所)
影響施設の数量
(箇所)
背後地既設堤防 92 箇所 4 箇所 河川堤防(本明川、半造川) 29 箇所 0 箇所 河川堤防(旧二級河川) 145 箇所 3 箇所 内部堤防 0 箇所 0 箇所 その他樋門樋管
及び小口径管
小 計 266 箇所 7 箇所
B 既設排水樋門の腐食・劣化への影響
潮受堤防締切り以降に計画或いは築造され、腐食対策が講じられていない既設樋 門・樋管の 10 施設に関して、調整池の塩水化による腐食・劣化の影響が生じる可能 性があると予測される。
表 6.15.2.2-23(1) 主要排水樋門・樋管の影響予測結果一覧(ケース 3-1)
主要排水樋門・樋管の影響予測結果 開門方法ケース
影響予測項目 ケース 3-1
鉄筋コンクリートやゲートの腐食・劣化
影響あり
ゲート施設:10 施設(21 ゲート)
土木施設 :1 施設
項 目細 目中山西川 水門天狗鼻 排水樋門万灯樋門釜ノ鼻西 樋門釜ノ鼻東 樋門小江1号 排水樋管小江背後地 排水樋管小江2号 排水樋管西里樋管田尻樋門中央排水 樋管ゲート中央揚水 機場ゲート小江揚水 機場ゲート 位置しない位置する位置する位置する位置する位置する位置する位置する位置しない位置する位置する位置する位置する 構造-ローラローラローラスライドスライドスライドローラスライドローラローラローラスライドローラ ゲート数-2門2門2門3門3門1門2門1門1門1門2門1門1門 主要材料扉体SS400 SM400SS400SS400SS400SS400SS400SS400SS400SSSUSSS400SS400SS400 戸当りSS400SUS304 SS400SUSSUS304SUS304SS400SUS304 SS400SS400SUSSUSSUS304 SS400SUS304SUS304 余裕厚主要部材両面1.0mm両面1.0mm両面1.0mm両面1.0mm両面1.0mm両面1.0mm片面0.5mm両面1.0mm片面1.0mm片面0.0mm片面0.5mm片面1.0mm片面1.0mm 防食の有無-フッ素 (淡水仕様)無無無無無無無無無無無無 必要余裕厚両面3.0mm両面3.0mm両面3.0mm両面3.0mm両面3.0mm両面3.0mm両面3.0mm両面3.0mm両面3.0mm両面0.0mm両面3.0mm両面3.0mm両面3.0mm 影響予測結果影響なし影響あり影響あり影響あり影響あり影響あり影響あり影響あり影響なし影響なし影響あり影響あり影響あり 構造-フラップフラップフラップフラップ ゲート数-2門2門1門1門 主要材料扉体SS400SUS304SUSSUS 戸当りSUS304 SS400SUS304SUSSUS 余裕厚主要部材両面2.0mm片面0.0mm片面0.0mm片面0.0mm 防食の有無-無無無無 必要余裕厚--両面3.0mm----両面0.0mm-両面0.0mm両面0.0mm--- 影響予測結果-影響あり----影響なし-影響なし影響なし--- 構造-ローラスライド ゲート数-1門1門 主要材料扉体SS400SS 戸当りSUS304 SS400SUS 余裕厚主要部材両面1.0mm片面1.0mm 防食の有無-無無 必要余裕厚-両面3.0mm------両面3.0mm---- 影響予測結果-影響あり------影響なし---- かぶり厚門柱部90.5mm85.5mm85mm92.5mm92.5mm102mm103.5mm102mm96mm96mm100.5mm91.5mm91.5mm 必要かぶり厚門柱部75mm75mm90mm75mm75mm75mm75mm75mm75mm75mm75mm75mm75mm 影響予測結果影響なし影響なし影響あり影響なし影響なし影響なし影響なし影響なし影響なし影響なし影響なし影響なし影響なし 余裕厚は、接水条件:両面接水、水質条件:海水として、「鋼構造物計画設計技術指針(水門扉編)、農水省」に基づき設定。 ぶり厚は、「土木構造物設計マニュアルに係る設計・施工の手引き案(樋門編)」を基本として設定。 については、背後の橋梁と一体構造となっており、橋梁と同等程度の耐食性が要求されることから、「道路橋示方書・同解説(下部工編)」に基づき設定。 厚は、純かぶり厚を示す。
ゲートなしゲートなしゲートなし
ゲートなしゲートなしゲートなしゲートなしゲートなしゲートなし ゲートなしゲートなしゲートなし
ゲートなしゲートなしゲートなし
区間に位置するか否か ゲートなしゲートなしゲートなしゲートなしゲートなし
表6.15.2.2-23(2)主要排水樋門・樋管の影響予測結果一覧(ケース3-1)