リストをソートするには、結果のリスト・パネルで目的の列ヘッダーをクリック します。もう一度クリックすると、ソート順が逆になります。
フォルダー名および列ヘッダーは、ネットワーク・コンピューターの重要かつ絶え ず更新されるプロパティー (取得プロパティーと呼ばれます) を表します。列ヘッダ ーを定義する関連式を表示するには、以下のようにします。
1. 「ツール」メニューから「プロパティーの管理」を選択します。ダイアログが開 き、初期段階では IBM Endpoint Manager で事前定義済みのデフォルト・プロパ
ティー (「OS」、「CPU」、「コンピューター名」など) がリストされていま
す。
2. 取得プロパティーをクリックします。すぐ下のテキスト・ボックスに、この列を 定義するために使用されている関連式が表示されます。
例えば、「CPU」というヘッダーの付いた列は、以下の関連式によって生成され ます。
(significant digits 2 of (speed of main processor / mhz)) as string & "Mhz" &
family name of main processor...
つまり、「CPU」は、関連式とストリングを連結したもので、以下のような出力 を生成します。
2800 Mhz Pentium 4
3. 各プロパティーには、評価期間があります。この期間が短いほど、クライアント がそのプロパティーを評価する頻度が高くなります。そのため、コンソールはよ り最新の状態になりますが、クライアントのパフォーマンスに影響が出る場合も あります。評価に時間がかかる関連式や変更速度が遅い関連式には、長い期間を 割り当てるようにしてください。
コンピューター・リスト・パネルの列ヘッダーを右クリックすると、表示するプロ パティーを素早く選択できます。表示されるポップアップ・メニューで、表示する プロパティーにチェック・マークを付けたり、チェック・マークを外したりするこ とができます。ヘッダーからプロパティーを削除すると、そのプロパティーは「コ ンピューター」タブの下のナビゲーション・ツリーからも削除されることに注意し てください。
コンピューターのグループ化
IBM Endpoint Manager コンソールでは、コンピューターをより効率的に対象として
指定できるように、グループ化することができます。例えば、特定の既存のソフト ウェア・プロジェクトに干渉しないようにするために、開発用コンピューターをグ ループ化することができます。コンピューターはいくつかの方法でグループ化でき
ますが、最もよく使用される手法は手動でのグループ化と自動でのグループ化の 2 つです。手動グループは静的ですが、自動グループは包含プロパティーの現在の値 に応じて動的に変化します。
グループを作成すると、ネットワーク・コンピューターを簡単にフィルタリングし て分離できるようになります。ドメイン・パネルのナビゲーション・ツリーで「コ ンピューター」アイコンを開き、「グループ別」フォルダーを選択します。これ で、リストに追加するグループを選択できます。あるいは、「コンピューター・グ ループ」アイコンをクリックし、そのアイコンの下にあるグループを選択すること もできます。
コンピューターのリストが表示されているときは必ず、「グループ別」フォルダー が見つかるはずです。例えば、Fixlet またはタスクで「アクション」ボタンをクリ ックすると、選択した Fixlet の影響を受けるコンピューターのみをリストに表示す る「関連するコンピューター (Relevant Computers)」アイコンが表示されます。
「グループ別」フォルダーを開いて、選択したグループのみが表示されるようにコ ンピューターのリストを絞り込みます。
注: コンピューターは、複数のグループに属することができます。
コンピューターについてのコメント
IBM Endpoint Manager クライアント・コンピューターに、他のオペレーターが読む
ことのできるコメントを添付できます。
1. コンピューターのサブカテゴリーの 1 つを選択してリストを絞り込む場合は、
ドメイン・パネルのナビゲーション・ツリーで「コンピューター」アイコンを選 択し、そのアイコンを開きます。
2. 右側のリスト・パネルでコンピューターをクリックして選択します。
3. その下の文書パネルで、「概要」タブを選択します。
4. ページの下部までスクロールし、テキスト・ボックスにコメントを入力して、
「コメントを追加」ボタンをクリックします。
入力したコメントには、そのコメントを見る他のオペレーター向けに、入力者の名 前と時刻がスタンプされます。コンピューターと同様に、Fixlet、タスク、アクショ ン、および分析にもコメントを添付することができます。
取得プロパティーの作成
さまざまな取得プロパティーを定義して、IBM Endpoint Manager クライアントから 情報を収集することができます。幅広いコンピューター属性を取得プロパティーと して監視することができます。いくつかの理由から、独自のカスタム取得プロパテ ィーを作成することが推奨されています。
v 取得プロパティーを作成すると、それ以降のすべてのコンピューター・リストで そのプロパティーをフィルターとして使用できます。これにより、通常は視覚化 が難しい可能性があるデータ・セットを制御することができます。
v 新たに作成したプロパティーは、コンピューター・リストの列ヘッダーに追加さ れ、その値でリストをソートすることができます。
v 取得プロパティーを使用して、Fixlet アクションの対象を微調整することができ ます。
v 取得プロパティーは、Web レポートで使用してグラフ化することもできます。
IBM Endpoint Manager では、頻繁に要求される多数の条件でコンピューターをグル
ープ化するのに十分な、一連の取得プロパティーが事前に定義されています。ただ し、場合によってはクライアントのグループ化とソートをよりいっそう制御するこ とが必要になります。
カスタム取得プロパティーを作成するには、以下の手順に従います。
1. 「ツール」>「プロパティーの管理」を選択します。「プロパティーの管理」ダ イアログが表示されます。
左側のフィルター・パネルでプロパティーをフィルタリングすることで、右側に 表示するプロパティーのサブセットを選択できます。
2. このリストで必要なプロパティーが見つからない場合は、新しいプロパティーを 作成します。「新規追加」をクリックし、新しい取得プロパティーの名前を入力 し、評価する関連式を作成します。これにより、ハードウェア特性やレジストリ ー項目のほか、クライアント・コンピューター上の特定ファイルに含まれるデー タにもアクセスできます。新しいプロパティーを定義すると、クライアントが対 応する関連式の値を自動的に計算し、データベースに返します。
3. 「OK」ボタンをクリックします。
注: これらのプロパティーの一部は、特定のオペレーティング・システムを対象と しており、他のオペレーティング・システムの場合は空白の文字列を返します。プ ロパティーに対して複数の結果が取得された場合は、リスト全体が取得されます。
クライアント・ダッシュボードの作成
IBM Endpoint Manager では、コンソールのダッシュボードに似たカスタム・クライ
アント・ダッシュボードを作成することができます。ダッシュボードは、ローカ ル・コンピューターを分析して最新の結果を出力できる関連句が埋め込まれた HTML ファイルです。ダッシュボードを備えたクライアントには、結果のレポート を表示するためのタブが追加されています。
クライアント・ダッシュボードを作成するには、__BESData フォルダー内に
__UISupport (2 つの先行する下線に注意) という名前の新しいフォルダーを作成す
る必要があります。これは BES クライアント・フォルダーのサブフォルダーであ るため、最終的なパス名は以下のようになります。
Program Files/BigFix Enterprise/BES Client/__BESData/__UISupport
このフォルダーに、ダッシュボード・ファイル (_dashboard.html) と付随するグラフ ィック・ファイルを置きます。クライアントを次回起動したときに、これらのファ イルがクライアントのインターフェースに組み込まれて、「ダッシュボード」とい うタブが追加されます。このタブをユーザーがクリックすると、ダッシュボードに よって各関連句の最新の値が計算されて表示されます。
HTML では、以下の形式の特別なタグ内に関連文が埋め込まれています。
<?relevance statement ?>
例えば、時刻を検出して出力するには、以下のタグを使用します。
<?relevance now ?>
クライアントは、この文を含むページを表示するときに、関連句「now」を評価し、
その値でタグを置換します。次のサンプル HTML では、「Date:」という単語を表 示し、次に現在の日時を表示します。
<html>
<body>
Date: <?relevance now ?>
</body>
</html>
関連度の評価をユーザーが更新できるようにするには、以下の行をファイルに追加 します。
<html>
<body>
Date: <?relevance now ?>
<A href="cid:load?page=_dashboard.html">Refresh</A>
</body>
</html>
この「Refresh」というリンクによって、ページが再読み込みされます。その際に、
関連句が再評価されます。このページには他の関連式を簡単に追加できます。例え ば、OS とコンピューター名を出力するには、以下の 2 行を追加します。
<html>
<body>
Date: <?relevance now ?>
Operating System: <?relevance name of operating system ?>