カメラ RAW 写真を使った作業
ほとんどの デジタル一眼レフカメラには、RAW モードで撮影する オプションがあります。 RAW モードでは、一般的な JPEG より多く の画像データが記録されます。 RAW写真は12ビットまたは14 ビットの画像で、明るさを16,384レベルまで構成できます。 カ メラは、ISO、色温度、および彩度設定などの情報を記録します が、この情報はヘッダーに保存されます。 RAW画像データは加工 されたり圧縮されることがないので、写真のネガのように自分の 好みに応じてプリントできます。 これに比べて、256の明るさレベ ルを持つ8ビットJPEG写真は、すでに一部の不可逆な処理がカメ ラによって加えられています。 Corel PaintShop Pro のカメラ RAW ラボは、デジタル暗室として機能を持って、RAW ファイルに個人 的なタッチを加えることができます。
RAW 画像を処理した後で、読み取り専用の RAW ファイルとして 残したり、JPEG、GIF、またはPNGファイルにエクスポートして 編集することができます。
このセクションでは以下について説明しています:
• サポートされるRAWファイル形式
• カメラRAWラボを使用する
• 複数のRAW写真への編集を適用する
• RAW写真を別のファイル形式に変換する
サポートされる RAW ファイル形式
カメラ RAW ラボは、大手カメラ メーカーの一般的な RAW 形式で 使用できます。 最新の情報については、www.corel.jp で入手でき ます。
サポートされる RAW ファイル形式を見つけるには
1 www.corel.jp にアクセスします。
2 corel.jp のウェブページで、PaintShop Pro X4 の製品ページを表
示します。
3 製品情報のページで、[RAWファイル対応機種]をクリックし ます。
カメラ RAW ラボを使用する
.
カメラ RAW ラボで は、さまざまな処 理設定を保存して RAW 画像を作成で
きます。 RAW 画像
を処理した後で、
読み取り専用の RAW ファイルとし て残したり、それ を編集ワークス ペースで開いて、
JPEG、GIF、または PNG などの異なる ファイル形式で保 存することができます。
カメラRAW写真を使った作業 73
カメラ RAW ラボを起動するには
• 次のいずれかの操作を行います。
•[管理] ワークスペースで、[ファイル] [開く] [ファイル
名] を選択します。
•[編集] ワークスペースで、[オーガナイザー] パレットから
画像ウィンドウにサムネイルをドラッグするか、サムネイル をダブルクリックします。
[カメラ RAW ラボ] ダイアロブ ボックスが画像とともに開き ます。
RAW写真の設定を調節するには
1 [カメラ RAW ラボ] ダイアログ ボックスで、次の操作のいずれ かを行います。
•画像全体を素早く調整するには、[明るさ]、[彩度]、または
[シャドウ] のスライダーをドラッグします。
•ホワイトバランス領域で、[シナリオ] ドロップリストからプ
リセットされた照明オプションをクリックしてカラーを調整 するか、プレビュー領域をクリックして [ドロッパー] ツー ルでホワイト ポイントを設定します。 また、[温度] および
[ティント] スライダーで調整や微調整が行えます。
•ハイライト部回復領域で、ドロップリストのオプションをク リックします。 ハイライト部回復は、露出過度の画像に特に 有効です。 細部が飛んでしまった領域の復元に役立ちます。
•ノイズの減少領域で [しきい値] スライダーをドラッグして、
デジタル ノイズを滑らかにします。
写真に加えられ変更は、プレビュー領域でプレビューできます。
設定を今後の使用のために保存する場合は、[画像設定を保存
する] チェックボックスを選択します。
2 次のいずれかをクリックします。
•[リセット] − 設定を元の値にリセットします
•[編集] − 設定を適用し、写真を編集ワークスペースで開き
ます RAW写真を編集する場合は、その写真を JPEG、TIFF、
あるいはその他の書き込み可能なファイル形式で保存する必 要があります。
•[適用] − 設定を適用し、カメラ RAW ラボを終了します
•[キャンセル] − 写真の設定を調節せずにカメラRAWラボを 終了します
RAW 画像の画像設定は、データベースに保存されます。
ファイル名やファイルの場所への変更は、Corel PaintShop Pro で変更が行われた場合のみ、追跡が可能になります。
複数の RAW 写真への編集を適用する
Corel PaintShop Pro では、カメラ RAW ラボで1枚の写真に行った
編集をコピーして、同じ編集を写真のバッチに素早く適用できま
す。 編集内容を複数の写真に適用するやり方については、「編集を
取得して複数の写真に適用する」、ページ61を参照してください。
RAW 写真を別のファイル形式に変換する
RAW ファイル形式は読み取り専用であり、RAW ファイルの設定は
別のヘッダーとして保存されます。 カメラRAWラボで調節できる のはこれらの設定です。 ただし、調整および編集ワークスペース で編集機能を使用するには、RAW ファイルを JPEG、TIFF、または ネイティブ形式の .pspimage などの異なるファイル形式に保存す る必要があります。 ファイルを素早く変換するには、[RAWを変 換]を使用できます。
カメラRAW写真を使った作業 75
RAWファイルをその他のファイルタイプに変換するには
ワークスペースの管理
1 [オーガナイザー] パレットで、1つまたは複数の RAW ファイ ルのサムネイルを選択します。
2 選択したサムネイルを右クリックして、[RAW を変換] をク リックします。
3 [一括処理] ダイアログ ボックスで、[種類] ドロップリストから
ファイル形式を選択します。
既定の変換設定を変更する場合は、[オプション] をクリック して、設定を調整します。
4 [参照] をクリックして、変換されたファイルが保存されるフォ
ルダーを選択します。
5 [開始] をクリックします。
変換したファイルの名前を変更するには、[変更] をクリッ クして、[名前の変更オプション] リストからオプションを 選択し、[追加] をクリックします。