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2. ビルドの基本 7

3.4 カスタムビルドフェーズのオプション設定

3 ビルドの応用

3 ビルドの応用

3.4.1 Options タブ

“Options” タブ(図 3.11)ではフェーズに渡されるコマンドラインオプションを定義できます。 “Command”

フィールドではフェーズを定義したときに入力したコマンドを表示します (図 3.3d)。 “Options” フィールドに はコマンドに渡すコマンドライン引数を入力してください。プレースホルダを挿入する場合は、対応するプレー スホルダを “Placeholder” ドロップダウンリストボックスから選び、 “Insert” ボタンをクリックしてください。プ レースホルダの詳細については、Hitachi Embedded Workshop 2.0ユーザーズマニュアル 付録 C, 「プレースホル ダ」を参照してください。

図 3.11: カスタムフェーズのオプション Options タブ

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3.4.2 Output Files タブ

“Output Files” タブ(図 3.12)ではフェーズで作成される出力ファイルを指定します。HEWでは、ファイルが

このフェーズを通過する前に、出力ファイルの日付が入力ファイルの日付より古いことをチェックしています。

出力ファイル作成後入力ファイルが変更された場合、入力ファイルに対してこのフェーズが実行されます。出力 ファイルが最新の場合、入力ファイルに対してこのフェーズは実行されません。

注意 注意注意

注意 出力ファイルを指定しない場合フェーズは常に実行されます。

図 3.12: カスタムフェーズのオプション Output Files タブ

Ü 出力ファイルを追加するには

1. “Add…”をクリックしてください。“Add Output File” ダイアログボックスが表示されます(図 3.13)。

2. ファイル名を入力するか、“Browse…”ボタンで選んでください。

3. “OK”ボタンをクリックすると、リストに出力ファイルを追加します。

図3.13: Add Output File ダイアログボックス

Ü 出力ファイルを変更するには

1. 変更する出力ファイルを選んでください。

2. “Modify…”をクリックすると “Modify Output File” ダイアログボックスが表示されます(タイトル以外は

図 3.13と同様)。

3. フィールドを変更して “OK”ボタンをクリックしてください。変更した項目がリストに追加されます。

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3.4.3 Dependent Files タブ

“Dependent Files” タブ(図 3.14)ではフェーズに必要な依存ファイルを指定します。HEWでは、各ファイル

がこのフェーズを通過する前に、依存ファイルの日付が入力ファイルの日付より新しいか否かをチェックしてい ます。チェック後、依存ファイルの日付が新しい場合(つまり、入力ファイル作成後に依存ファイルが変更され た場合)このフェーズでファイルが実行されます。依存ファイルの日付が入力ファイルの日付より古い場合、こ のフェーズは実行されません。

図 3.14: カスタムフェーズのオプション Dependent Files タブ

Ü 依存ファイルを追加するには

1. “Add…”ボタンをクリックしてください。 “Add Dependent File”ダイアログボックスが表示されます(図

3.15)。

2. ファイル名を入力するか、 “Browse…”ボタンで選んでください。

3. “OK”ボタンをクリックすると、リストに出力ファイルを追加します。

図 3.15: Add Dependent File ダイアログボックス

Ü 依存ファイルを変更するには

1. 変更する依存ファイルを選んでください。

2. “Modify…”をクリックすると “Modify Dependent File” ダイアログボックスが表示されます(タイトル以

外は図 3.15と同じ)。

3. フィールドを変更して “OK”ボタンをクリックすると変更した項目がリストに追加されます。

Ü 依存ファイルを削除するには

1. 削除するファイルを選んでください。

2. “Remove” ボタンをクリックしてください。

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