オペレータ ID(NAP ID)は、全ての地域事業者(NAP)が、各々所有の WiMAX 基地局を グローバルユニークに識別するために必要な情報(ID)であり、地域事業者毎に取得すべ きものである。(なお、NAP と NSP が同一の場合はオペレータ ID に NSP ID も含まれること となるが、ここでは NAP ID のみを対象とする)
“地域連携”の推進は、
・ リテール端末の正式サポート
・ 地域事業者間のローミング
の 2 つの実現を含んでいることは既に述べたが、NAP ID はこの“地域連携”にも深く関連 する。つまり、
・ WiMAX 端末は、端末自身が保持する NAP ID 情報に合致した基地局(BS)のみ と接続できる。
・ 地域事業者間のローミングでは、WiMAX 端末に全ての地域事業者の NAP ID 情 報を持たせなければならない。
したがって、WiMAX 端末(リテール端末も含む)には、NAP ID 情報を更新(追加・削除)
できるインタフェースが必要である。
一方で、NAP ID を全ての地域事業者で統一する『共通 NAP ID』案も考えられた。地域事 業者同士は、その免許制度と物理的な制約から、サービスエリアが重ならないので、NAP ID を一本化することで利便性が向上するというものであった。しかしながら、以下の理由に より採用を見送ることとした。
・ リテール端末メーカ・ベンダへのヒアリングで「運用する地域事業者側のルール の問題」と特段の要望がなかったこと
・ 隣接する地域事業者エリアの境界で、NAP ID が共通の場合、優先順位がつけられ ないため、端末が両事業者の基地局への接続・切断を頻繁に繰り返す可能性があ る。(NAP ID が異なる場合は、端末が持つ NAP ID リストで優先順位を設けること ができる)
・ 隣接する地域事業者エリア間でハンドオーバ(Mobile IP オプションサービス)
を実現させたい場合、両事業者の NAP ID が同一だと、両事業者の WiMAX 基地局 ID(BS ID)が重ならないように、お互いに事前調整を図らなければならない。(BS ID は 48 ビットで構成されるが、その前半の 24 ビットが NAP ID となっている)
・ NAP ID を使用する機能や処理が将来出てくる可能性を想定し、個別の標準化は避 ける
オペレータ IP(NAP ID)は、IEEE 登録局に各地域事業者ごとに申請して取得することが できる。なお申請手数料は、US$1,200 である。
【コアネットワーク検討分科会構成員】
事業者名 氏 名
株式会社テクノロジーネットワークス 湯浅 賢一 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 高橋 智彦 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 長谷川 真一 株式会社NTTPCコミュニケーションズ 倉持 祐一
株式会社キャッチネットワーク 林 佳紀
KDDI株式会社 鬼頭 達男
ケーブルテレビ無線利活用促進協議会 林 英雄 株式会社コミュニティネットワークセンター 日比野 敦
株式会社シー・ティー・ワイ 渡辺 貞和
玉島テレビ放送株式会社 金辺 重彦
徳島中央テレビ株式会社 石田 賢司
日本電気株式会社 八木 学
日本無線株式会社 小林 保
ひまわりネットワーク株式会社 大澤 博実 (分科会長)
中村 光則(株式会社フジクラ、WiMAX フォーラム日 本オフィス マーケティングワーキンググループ 地域 WiMAX 担当タスクグループリーダー)
中村 光則
富士通株式会社 小野 光洋
富士通ネットワークソリューションズ株式会社 友松 聖詞 株式会社ブロードネットマックス 伴 泰次 株式会社ブロードバンド地上波デジタル総合研究所 中司 公彦
モトローラ株式会社 山崎 潤
三菱電機株式会社 杉山 直行
UQコミュニケーションズ株式会社 小池 竜太 株式会社嶺南ケーブルネットワーク 西野幸二
株式会社ネイルコム 兼久 信次郎
高島 洋輔 高島 洋輔
ワイヤレス・オープン・プラットフォーム株式会社 宮町 秀恒 株式会社ベイ・コミュニケーションズ 岩崎 也寸史
レノボ・ジャパン株式会社 堀越 秀人