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オプション機能の整理

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ここでは、ロードマップ上の STAGE 1 でオプション扱いとなっている以下の機能・設備 について、整理する。 

6.4.1 Home Agent(HA) 

端末の移動管理(移動端末への IP アドレス割付)については、ロードマップ上の方針と おり、各地域事業者のエリアを単位基本としている。つまり、ASN を主体とした移動管理を サポートする Simple IP の実装を標準方式としている。 

一方で、隣接する地域など複数の地域事業者エリア間でハンドオーバを実現するには、

Mobile IP を実装する必要があり、CSN に HA を持つこととなる。 

STEP3(共用 CSN)での Mobile IP ネットワークの提供は、以下の方針で提供されること となる。 

 

・  共用 CSN は、Mobile IP 環境をオプションサービスとして提供するために HA を実装 

・  地域事業者は、本サービスを利用することにより、同様にオプションサービ スを受ける地域事業者との間でハンドオーバを実現 

・  HA の導入・運用コスト負担については、オプションサービスを受けない地域 事業者には発生しない 

 

6.4.2 オンラインサインアップ 

オンラインサインアップとは、OMA-DM システムによる OTA(On The Air)での契約行為 を指す。 

地域 WiMAX では現状、地域密着のキーファクタでもある“対面契約”を基本としている が、今後リテール端末をサポートしていくと、契約者との対面契約は非効率との見方もあ る。それは、リテール端末は OTA によるオンラインサインアップを基本とし、契約情報(ユ ーザ認証情報等)は OTA で端末に書き込まれるようになり、必ずしも対面契約の必要がな くなるからである。 

このため、対面契約を維持するとしても、STAGE 1 でリテール端末を扱うためには、端末 に契約情報等を別の方式(例えば、ROM ライターのような専用装置)で書き込めない限り、

OMA-DM システムが必要となる。 

現状 OMA-DM は高額なシステムであるため、1 地域事業者が所有するには非効率なシステ ムであるが、STAGE 1 における“共用 CSN システム”としての導入であれば、スケールメリ ットが活かした投資対効果が期待できる。ただし、その導入時期については共用 CSN シス テムを運用する事業者の判断によるところもある。 

したがって、“オンラインサインアップ≒OMA-DM(あるいは類似)システムの導入”につ いては、リテール端末採用の実現を果たしていく中で、その実現時期の判断を、今後に選 定される『共用 CSN 事業者』との協議により進めることとする。 

 

6.4.3 課金・精算 

STAGE 1 では、共用 CSN 設備を介して、リテール端末が問題なく扱えるようになり、また 地域事業者間のローミングも実現される。単純な想像の範囲でも、以下のようなサービス が考えられる。 

 

・  基本サービス:リテール端末のプロビジョニングを含む、ユーザ契約情報の管 理と端末接続の提供 

・  ローミングサービス:地域事業者間のローミング 

・  Mobile IP サービス:HA を利用するオプションサービス 

・  UQ とのローミング:オプションサービス(6.5 項で説明) 

 

これに加えて、STAGE 1 の要点に“ASN〜共用 CSN 間を専用線接続しない”があり、これ は各事業者が各々持つ上位回線を訪問者(端末)に提供する“互助的連携”がベースにあ る。 

課金・精算の問題は、“定額制 or 従量制”も含め、仕組みの問題ではなく、取決めの問 題であるため、ここでは言及せず、今後に選定される『共用 CSN 事業者』との協議により 決めていくこととする。

 

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