ふ化仔魚 18. 8 万尾(ふ化率 46%)を用いて種苗生産試験を行った結果、平均全長 20.6mm、
1 ウスメバル(陸奥湾来遊稚魚の動向)
1)実施方法:トラップ採集稚魚の計数及び体長組成調査 2)調査場所:青森市奥内沖
3)調査期間:平成 24
年5~6
月2 ウスメバル(稚魚の移動分散の把握)
1)実施方法:中間育成後のダーツタグ標識放流調査 2)調査場所:深浦沖
3)調査期間:平成 24
年11
月9
日(深浦)3 マダラ(移動分散の把握)
1)実施方法:腹鰭切除標識による放流 2)調査場所:脇野沢沖
3)調査期間:平成 24
年7
月31
日〈結果の概要・要約〉
1 ウスメバル(陸奥湾来遊稚魚の動向)
平成
24
年度に採集したウスメバル稚魚は37,500
尾であり、前年度を上回ったものの、平成22
年度の約4
割の採集尾数となった(表1)。
採集したウスメバル稚魚の平均全長は、5
月では31.1mm、
6
月では26.5mm
であった。2 ウスメバル(稚魚の移動分散の把握)
陸奥湾内で採集したウスメバル稚魚を当研究所内で中間育成した
1
歳魚及び2
歳魚を用い、ダ ーツタグ標識を装着して日本海側の深浦から221
尾を標識放流した(表2)。
なお、当初予定していた太平洋側尻労からの標識放流は、供試できる尾数が少ないことから中 止とした。
3 マダラ(移動分散の把握)
脇野沢村漁協が種苗生産したマダラ稚魚
1
千尾を譲り受けて標識放流用種苗とした。当初は腹鰭抜去標識を計画していたものの、供試稚魚サイズが小さく抜去標識は不可能と判断 されたため、切除標識に変更し、むつ市脇野沢より
230
尾を放流した(表3)
。〈主要成果の具体的なデータ〉
〈今後の問題点〉
1 ウスメバル(陸奥湾来遊稚魚の動向)
陸奥湾に来遊する稚魚の年変動の把握
ウスメバル漁獲対象資源の変動と陸奥湾来遊稚魚との関係の把握 2 ウスメバル(稚魚の移動分散の把握)
標識魚の再捕状況の把握、移動分散経路の解明 3 マダラ(移動分散の把握)
標識魚の再捕状況の把握、移動分散経路の解明
〈次年度の具体的計画〉
1~3とも同様の内容で事業を継続する。
〈結果の発表・活用状況等〉
平成24年度青森県資源管理基礎調査結果報告書に記載
表2
標識放流結果(ウスメバル)表
3
標識放流結果(マダラ)表
1
ウスメバル採集結果(尾)
採集時期
H22 H23 H24
5月
6,200 238 500
6月以降
92,500 262 37,000
合計
98,700 500 37,500
平均全長(mm)
範囲 92.0 83~98
標識種類
平成24年7月31日 脇野沢 23.7℃ 1,000
(内標識230) 右腹鰭切除
放流年月日 放流場所 放流場所
表面水温
放流尾数
(尾)
放流尾数 平均全長(mm) 平均体重(g)
(尾) 範囲 範囲
141.4 55.2
121~152 32~70
123.9 30.4
115~134 22~41
備考
2+魚
1+魚 24年11月9日 深浦漁港 15.7℃
114
(内106尾標識)
黄色ダーツタグ
(刻印:アオスイ0116~
0221)
放流月日 放流場所 放流場所
水温 標識種類
130
(内115尾標識)
黄色ダーツタグ
(刻印:アオスイ0001~
0115)
研 究 分 野 資源評価 機関・部 水産総合研究所・資源増殖部 研 究 事 業 名 地域環境知形成による新たなコモンズの創生と持続可能な管理
予 算 区 分 受託研究(独立行政法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 研究プ ロジェクト「地域環境知形成による新たなコモンズの創生と持続可能な管理」)
研 究 実 施 期 間 H24 担 当 者 野呂 英樹 協 力 ・ 分 担 関 係
〈目的〉
生態系の変動に対する地域環境知の集積とその効果を、水産資源管理を事例として定量的に評価・検討 するため、青森県陸奥湾のナマコの体重別資源構成・成熟度等に関するデータを収集・解析する。
〈試験研究方法〉
平成25年1月31日及び2月1日の2回、陸奥湾内にあるマナマコ漁場内の水深7.5m~13mの18地点で、20m2 の範囲に生息するマナマコを全量採取した。採取したマナマコの体重(湿重量。消化管内容物及び体腔液 を含む)を測定した。また、平成17年度から実施した同試験結果も含め、平成24年度の漁期後資源量を推 定するとともに、採取したマナマコの年齢別個体数の経年変化について検討した。ただし、マナマコには 年齢形質がないため、解析は体重ごと(0齢:0.1g~21.7g、1齢:21.8g~84.1g、2齢:84.2g~146.5g、3 齢:146.6g~208.9g、4齢:209.0g~271.3g、5齢:271.4g以上)に区分して行った。
〈結果の概要・要約〉
平成24年度漁期後の資源量は393トンで、平成17年度から試験を開始し最小の値であった(図1)。
採取地点数及び面積は毎年同じであるため、採取したマナマコの年齢別個体数を単純に比較することが できる。調査地点の総個体数は、平成24年度には前年よりも51個体多い558個体採取されたが(図2)、こ のうち漁獲対象となる2齢以上のマナマコは、前年に比べ減少した(図3)。
〈主要成果の具体的なデータ〉
0 200 400 600 800 1,000 1,200
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24
推定資源量
(
トン)
年度
図1 漁場内のマナマコの推定資源量の推移
研 究 分 野 資源評価 機関・部 水産総合研究所・資源増殖部 研 究 事 業 名 地域環境知形成による新たなコモンズの創生と持続可能な管理
予 算 区 分 受託研究(独立行政法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 研究プ ロジェクト「地域環境知形成による新たなコモンズの創生と持続可能な管理」)
研 究 実 施 期 間 H24 担 当 者 野呂 英樹 協 力 ・ 分 担 関 係
〈目的〉
生態系の変動に対する地域環境知の集積とその効果を、水産資源管理を事例として定量的に評価・検討 するため、青森県陸奥湾のナマコの体重別資源構成・成熟度等に関するデータを収集・解析する。
〈試験研究方法〉
平成25年1月31日及び2月1日の2回、陸奥湾内にあるマナマコ漁場内の水深7.5m~13mの18地点で、20m2 の範囲に生息するマナマコを全量採取した。採取したマナマコの体重(湿重量。消化管内容物及び体腔液 を含む)を測定した。また、平成17年度から実施した同試験結果も含め、平成24年度の漁期後資源量を推 定するとともに、採取したマナマコの年齢別個体数の経年変化について検討した。ただし、マナマコには 年齢形質がないため、解析は体重ごと(0齢:0.1g~21.7g、1齢:21.8g~84.1g、2齢:84.2g~146.5g、3 齢:146.6g~208.9g、4齢:209.0g~271.3g、5齢:271.4g以上)に区分して行った。
〈結果の概要・要約〉
平成24年度漁期後の資源量は393トンで、平成17年度から試験を開始し最小の値であった(図1)。
採取地点数及び面積は毎年同じであるため、採取したマナマコの年齢別個体数を単純に比較することが できる。調査地点の総個体数は、平成24年度には前年よりも51個体多い558個体採取されたが(図2)、こ のうち漁獲対象となる2齢以上のマナマコは、前年に比べ減少した(図3)。
〈主要成果の具体的なデータ〉
0 200 400 600 800 1,000 1,200
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24
推定資源量
(
トン)
年度
図1 漁場内のマナマコの推定資源量の推移
0 200 400 600 800
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24
個体数
年度
5齢以上 4齢 3齢 2齢 1齢 0齢
0 100 200 300
H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24
個体数
年度
5齢以上 4齢 3齢 2齢
〈今後の問題点〉
体重による年齢区分では、特に0齢は誤差が生じた可能性があり、他の年齢解析方法について検討する 必要がある。
〈次年度の具体的計画〉
今年度で事業終了。
〈結果の発表・活用状況等〉
調査結果を委託先(人間文化研究機構総合地球環境学研究所)へ報告した。
図3 漁場内のマナマコ2齢以上の年齢別個体数 図2 漁場内のマナマコ年齢別個体数
研 究 分 野 増養殖技術 機関・部 水産総合研究所・資源増殖部 研 究 事 業 名 野辺地マコガレイ種苗作出試験
予 算 区 分 受託研究(野辺地町漁協)
研 究 実 施 期 間 H23~
担 当 者 髙橋 進吾 協 力 ・ 分 担 関 係
〈目的〉
陸奥湾系群(野辺地産)のマコガレイ親魚から種苗の作出試験を行い、種苗放流による陸奥湾系群 の資源造成を図る。
〈試験研究方法
〉
1 種苗安定生産技術開発