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ウイルスバスターCorp.クライアントを移行(バージョンアップ)

3. 新規インストール(サーバ移行)でのバージョンアップ

3.6. ウイルスバスターCorp.クライアントを移行(バージョンアップ)

(A) 新しく用意するサーバを既存のサーバと同じサーバ名/IP アドレスで構築する場合

既存サーバをネットワークから切断し、新サーバに置き換え、その後、一部のクライアントから新サー バ(11.0 )へバージョンアップを行います。その後、問題がなければ残りのクライアントを順次バージョン アップします。

[操作方法]

1. 既存サーバ (10.5)をネットワークから切り離し、新サーバをネットワークに接続します 2. ウイルスバスターCorp.クライアントが、新サーバに接続されたことを確認します。

3. 新サーバの管理コンソールを開き、ログインします。

4. [アップデート] > [クライアント] > [自動アップデート] に移動して、次のオプションが有効で あることを確認します。

 ウイルスバスター Corp. サーバが新しいコンポーネントをダウンロード後、ただちにクライアン トのコンポーネントのアップデートを開始する

 再起動時、またはウイルスバスター Corp. サーバへの接続時にコンポーネント アップデートの開始を許可する (スタンドアロンモードのクライアントを除く)

5. メニューから[クライアント] > [クライアント管理] をクリックします。

6. 左ツリーでバージョンアップを行いたいクライアント、またはドメインを選択し、

[設定] > [権限とその他の設定]をクリックします。

[注意]

ウイルスバスターCorp.クライアントを新サーバに接続するためには、クライアント側で手動アップ デートを実施する、または予約アップデート等クライアントからサーバへ接続する必要があります。

7. [その他の設定]タブ内の[アップデート設定]の項目で、以下にオプションを無効にします。

 [ウイルスバスターCorp. クライアントにコンポーネントのアップデートを許可するが、

クライアントプログラムのバージョンアップと HotFix の配信を禁止]

8. [保存]ボタンをクリックします。

9. 上記設定を解除後、ウイルスバスターCorp. サーバ/クライアント間で

アップデートを実施したタイミングで、該当コンピュータのバージョンアップが開始されます。

10. バージョンアップ後、問題がなければ段階的に全クライアントに対して上記手順 5 から手順 8 を 繰り返し、バージョンアップを全体で実施します。

[補足]

本手順では、ウイルスバスター Corp.サーバ に接続されているすべてのクライアントでバージョ ンアップが行われますが、NAT 環境などウイルスバスター Corp.サーバ からの通知を受け取れない クライアントはバージョンアップされません。(予約アップデートなどの時間によってはバージョン アップするまで時間がかかる場合もございます。)

これらのクライアントについては、予約/手動アップデートや Client Packager にてバージョンアッ プを実施します。通知を受け取れる環境にも関わらず、バージョンアップがされていないクライア ントが存在する場合もこの方法で対応する事が可能です。

(B) 新しく用意するサーバを既存のサーバと異なるサーバ名/IP アドレスで構築する場合 まず一部のクライアントを新サーバへ移動し、バージョンアップします。その後問題がなければ残りの クライアントも移行(バージョンアップ)します。

[操作方法]

1. 新サーバの管理コンソールを開き、ログインします。

2. メニューから[管理] > [設定] > [クライアント接続] をクリックします。

3. [クライアント接続設定]に表示されている[サーバ名/IP アドレス]及び[ポート番号]を控えます。

4. メニューから[クライアント] > [クライアント管理] をクリックします。

5. 左ツリーでルートドメイン(ウイルスバスターCorp.サーバ)を選択し、

[設定] > [権限とその他の設定]をクリックします。

6. [その他の設定]タブ内の[アップデート設定]の項目で、以下にオプションを無効にします。

 [ウイルスバスターCorp. クライアントにコンポーネントのアップデートを許可するが、

クライアントプログラムのバージョンアップと HotFix の配信を禁止]

7. [保存]ボタンをクリックします。

8. 既存サーバ(10.5)の管理コンソールを開き、ログインします。

9. メニューから[ネットワーク上のコンピュータ] > [クライアント管理] をクリックします。

[注意]

バージョンアップによるネットワークトラフィックの増加、サーバ過負荷、予期せぬ障害を避ける為 に、一部のクライアント、またはドメイン毎に、段階的にバージョンアップすることをお勧めします。

10.クライアントツリーからバージョンアップを行いたいクライアントを選択します。

11. [クライアントツリー管理] > [クライアントの移動]をクリックします。

12. [選択したクライアントを別のウイルスバスター Corp.サーバ に移動する]にチェックを入れます。

13. 手順 3.で控えた情報を元に、[サーバ名]、[HTTP ポート番号]を入力し、[移動]をクリックします。

14.順次、クライアントが新サーバに移動され、バージョンアップが実施されます。

15. バージョンアップ後、問題がなければ段階的に全クライアントに対して上記手順を実施します。

[補足]

 一度に、クライアントを複数選択することも可能です。

 画面上部の[詳細検索]から、IP アドレスやプラットフォーム等、特定条件に合致するクライア ントを検索し、検索結果からクライアントを選択することも可能です。

 ドメインを選択することはできません。

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